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キャッシュアウトサービスはATM以外でもスーパーなどのレジでキャッシュカードをデビットカードとして現金が引き出せますが手数料かかる場合があります【2018年4月から】

2018年3月31日

銀行、郵便局、信用金庫、信用組合さらにJAバンクなどのキャッシュカードを利用してスーパーやコンビニなどでも現金が引き出せるようになります。

キャッシュアウトという仕組で、アメリカやカナダ、ドイツ、さらにオーストラリアやニュージーランドではすでに導入されていていますが、ようやく日本でもこのキャッシュアウトを利用できるようになります。

詳細を確認してみましょう。

キャッシュアウトサービスとは?

今までは、銀行や信用金庫に預けている預金は、金融機関の店舗に行って引き出すか、キャッシュカードを利用してATMから引き出すかの2択くらいしかありませんでした。

しかしながら、今回サービス開始するキャッシュアウトサービスにより、スーパーやコンビニなどのレジからでも引き出せるようになります。

これは、昨年(2017年)4月に施行された銀行法施行規則改正による規制緩和によるもので、日本では、2018年4月2日から、J-Debit(ジェイデビット)を利用してスーパーの買物のついでにレジで現金も引き出せるようになります。

引き出せる現金は、銀行から預けている範囲内(実際の取扱上限は店舗によって異なります)です。キャッシュアウトサービスを利用すれば、自分が預けている預金から、引き出した分が減りますので、融資(キャッシング)ではありません。

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キャッシュアウトサービスの利用して現金を引き出す方法

店舗によって異なるとは思いますが基本的な流れは以下のとおりです。

  1. レジでキャッシュアウトを利用すると伝える
  2. キャッシュカードを渡して、引落し金額を伝える
  3. 引落し金額を確認して、専用端末から暗証番号を入力する
  4. 引き出した現金を貰う

キャッシュアウトサービスのメリットは?

金融機関の店舗やATMで並ばないで現金を引き出せる

5・10日など銀行が混雑しているときに、わざわざ店舗に行って、さらにATMに並ばないで現金を引き出せるようになります。都会ではあまり気にしないかもしれませんが、郊外などにお住まいの方は、わざわざ金融機関やATMまで車で行って現金を引き出した後で、スーパーで買物されていると思いますので、その手間がはぶけます。

買物ついでに現金を引き出せる

キャッシュアウトサービスに対応している店舗での買物ついでに現金を引き出せるにようになりますので、時間の短縮にも繋がる可能性があります。

多額の現金を持ち歩かなくても良い

実際に利用する店舗で必要な分だけ現金を引き出すことができますので、必要以上の現金を持ち歩かなくてすみます。

手数料が無料の場合あり

加盟店によっては、手数料は無料で引き出しできます。イオンなどは当面の間手数料無料で引き出せるようです。

イオン
イオンやイオンスタイルのサービスカウンターでデビットカードを利用して現金が引き出せるキャッシュアウトサービスを4月2日から開始します

キャッシュカードを利用してスーパーやコンビニなどでも現金が引き出せるようになるキャッシュアウトサービスが日本でついに始まりますが、イオンの一部店舗でそのキャッシ ...

キャッシュアウトサービスのデメリットは?

そもそもキャッシュカードが無いと利用できない

当たり前ですがキャッシュアウトサービスが利用できる金融機関のキャッシュカードをもって行かなければ現金は引き出しできません。

スーパーなどに預金通帳や印鑑を持っていっても対応してくれませんんのでご注意ください。

普通預金にお金が入っていないと利用できない

融資(キャッシング)とは異なり、普通預金にお金が入っていない場合はキャッシュアウトサービスは利用できません。

たとえ、定期預金などに残高があっても普通預金が0円ならば引出しできません。

当初はJ-Debit(ジェイデビット)のみでVisaデビットは対応していない

Visaデビットも今後導入するとは思いますが、2018年4月のサービス開始は、当初はJ-Debit(ジェイデビット)に加盟している店舗のみ利用できます。

店舗によっては利用できない

J-Debit(ジェイデビット)に加盟している店舗であってもキャッシュアウトサービスを導入していない店舗は利用できません。

入口やレジに次のマークがあれば、キャッシュアウトが利用できますので、レジで現金を引き出すことができます。

利用時間は金融機関によって異なる

キャッシュアウトサービスはJ-DEBIT(ジェイデビット)の利用可能時間帯と同じですので、金融機関ごとに異なります。

利用料がかかる店舗あり

手数料については店舗側が徴収しても良い仕組になっています。

日本電子決済推進機構が定める加盟店から徴収する手数料の上限は1万円以下ならば税ぬき100円、それ以上は税ぬき200円となっていますので、全額または一部を利用者から徴収される恐れがあります。

J-Debitに対応していない金融機関は利用できない

現時点において、キャッシュアウトはJ-Debit(ジェイデビット)のサービスを利用しますので、J-Debit(ジェイデビット)に対応していない金融機関のキャッシュカードを持っていってもキャッシュアウトサービスを利用することはできません。

対応していない主な金融機関は以下のページでご確認ください。

J-Debit(ジェイデビット)を利用することのできないネットバンクや信託銀行まとめ

J-Debit(ジェイデビット)を利用することのできないネットバンクや信託銀行がありますので、まとめて紹介します。 みずほ信託銀行 みずほ信託銀行のキャッシュカ ...

金融機関によってはキャッシュアウトサービスを利用できない場合がある

サービス開始といっても、金融機関側でJ-Debit(ジェイデビット)に加盟していてもキャッシュアウトの仕組を導入していない場合があります。

この場合、その金融機関の預金をキャッシュアウトによりレジで現金を引き出すことはできません。管理人が確認したところ、一部の信用金庫で、キャッシュアウトが利用できません。

キャッシュアウト非対応の金融機関はJ-Debitサービスも一部の店舗で利用できなくなりますので非対応の信用金庫などをまとめて紹介します

2018年4月2日からJ-Debitを利用した日本初のキャッシュアウトサービスが始まります。 キャッシュアウトはJ-Debit加盟店であればキャッシュカードを利 ...

店舗側が慣れていないので時間がかかる恐れあり

買物ついでに現金が引き出せるといっても、サービス導入直後は店舗側が慣れていないため、時間がかかる恐れがあります。

1円から100円単位での引出しはできない

J-Debit(ジェイデビット)によると引出しは1,000円単位ですので、1円、10円さらに100円単位での引出しはできません。

高額現金は引き出し不可

上限額は、日本電子決済推進機構と金融機関などが定めた金額(5万円程度)となります。

つまり、キャッシュアウトサービスを利用して10万円とか100万円引き出すことはできません。

常に引き出せるとは限らない

スーパーなどの店舗側は、つり銭用に多額の現金を用意はしていますが、現金が足りなくなった場合は、キャッシュアウトサービスを断ることができます。

ようするに、絶対に現金が引き出せるとはいえません。

引き出した現金が違う場合の対応がめんどくさそう

多くの人が並んでいる最中にキャッシュアウトサービスで現金を引き出した場合、現金を確認するのが焦るかもしれませんね。

お互いの確認不足により、引き出した現金が、預金引き出し金額と違う場合は、金融機関ではなくスーパーなどの店舗側と交渉する必要がありますが、自動でつり銭を出してくれる店舗ならばまだしも、手作業で現金を渡している店舗側が「ちゃんと渡した」といわれると、渡した、渡されてないの水掛け論になりそうな予感もします。

銀行やATM以外の場所でキャッシュカードの暗証番号を打ち込む必要あり

キャッシュアウトサービスを利用する場合はキャッシュカードの暗証番号を入力する必要があります。

多くの人の目が見てるかもしれないスーパーのレジなどで暗証番号を打ち込むのは精神的に負担に感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

生体認証キャッシュカードは利用できない恐れあり

三井住友銀行などの生体認証キャッシュカードは、J-Debit(ジェイデビット)を利用できませんので、キャッシュアウトサービスにより現金を引き出すことはできません。

対応しているかどうかはご利用している金融機関におたずねください。

キャッシュアウトサービスの導入コストなどは店舗が負担するため普及に時間がかかる恐れもあるけどシーンによって使い分けよう

キャッシュアウトサービスは、銀行などの金融機関にとってATM設置コストの削減や現金引出し業務の削減など結構メリットがありますが、問題は実際に現金を引き出し業務をやる店舗側が積極的に導入するかどうかです。

J-Debit(ジェイデビット)を利用したキャッシュアウトサービスの手数料は、利用者ではなく、スーパーなどの店舗(加盟店)が負担します。

利用者から手数料徴収する店舗もあるかもしれませんが、機器導入費用や現金の払い出し業務など新たな負担がかかります。

現金だけ引き出して、お店の商品を買ってくれなければ赤字は目に見えていますので、加盟店が劇的に増えるかどうかは、微妙な感じもします。

利用者が多い店舗であれば、サービス向上のために、キャッシュアウトサービスを導入しても良いでしょうが、そういう店舗は近くにATMがあったりしますので、利用者が劇的に増えることは想像しずらい反面、本当にキャッシュアウトサービスを利用したい方がお住まいの地域は、採算面などの店舗側の都合で導入を見送られるケースもあるでしょう。

Visaデビットも利用できるようになれば、キャッシュアウトサービスの普及に弾みがつくかもしれませんけど、残念ながら導入は未定です。

さらに、イトーヨーカ堂やセブン-イレブンなどの7&iホールディングスは支配下にATM利用料をメイン収益としたセブン銀行を抱えているので、レジが混乱するキャッシュアウトサービスの導入に踏み切る可能性はあまり高くないかなとも考えています。

日本電子決済推進機構などのリリースはメリットばかり強調していますが、結構デメリットもありますので、しっかりと家計管理できる方は高還元率のクレジットカードを利用してキャッシュレス生活を満喫した方が良いでしょう。

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ただし、実際問題、日本においては、クレジットカード未対応のお店が未だに結構ありますのですべてキャッシュレスにするのは難しいです。

紹介したキャッシュアウトサービスなども選択肢に入れつつ、シーンに応じて使い分けていくようにしていきましょう。

J-Debit「キャッシュアウトサービス」の公式情報はこちら

J-Debit「キャッシュアウトサービス」の取扱開始について|日本電子決済推進機構(PDF)

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