SBI証券などで有名なSBIグループのSBIソーシャルレンディングがSBISL不動産ディベロッパーズローンファンド21号の出資者を募集開始します。
詳細を確認してみましょう。
このエントリーの目次
SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド21号の詳細
- 募集期間:2020年8月21日10時から2020年8月27日12時まで
- 投資対象:貸付事業(不動産を担保にローン事業を営む事業者)
- 貸付実行日(予定):2020年8月28日から2020年9月上旬の間
- 最終返済日:2022年2月末日(期日一括返済)
- 募集金額:6億円
- 予定運用期間:約18か月
- 貸付金利:年7.5%
- 管理手数料(年間):1.5%
- 名目利回(税引き前):6.0%
- 出資単位:1口5万円(最低1口以上)
- 分配日:毎月15日
- 返済原資:ホテル用地として開発した土地の売却代金等
- 担保種類:抵当権設定(第一順位)
事業用地(担保用地について)
石垣空港より車で約20分の場所にある沖縄県石垣市の土地8,671平米にホテル建設を前提とした土地の造成及び道路工事等を行います。
飲食店や販売店等の観光施設が集積する離島ターミナルエリアからは、直線距離で約1.5kmで、周辺にはマックスバリュやイオンタウンのような商業施設も充実しています。
SBIソーシャルレンディングとは?
SBI証券や住信SBIネット銀行など様々な金融事業を傘下に収めるSBIグループ企業の一つです。
SBIは、貸付型クラウドファンディング事業を行っており、融資残高は400億円を超えるます。
ちなみに、SBIソーシャルレンディングアカウントとID連携済みのSBI iD会員の方は、SBIポイントの現金交換レート優遇サービスが受けられ、通常1ポイント=0.85円のところを、最高1ポイント=1.2円まで優遇されます。
公式情報SBIソーシャルレンディング
SBISL不動産ディベロッパーズローンファンドとは?
SBIソーシャルレンディングのSBISL不動産ディベロッパーズローンファンドは、「不動産を取得し、開発等を行う事業者」向けの貸付事業で運用するファンドです。
今回は、借手が行う不動産の開発事業のプロジェクト資金の一部(土地取得費、ホテル建設を前提とした開発設計・土地造成費の一部、その他諸経費等)にファンドで集めたお金が使われます。
ホテル事業を行う買い手がつくかどうか
今回のSBISL不動産ディベロッパーズローンファンド21号は、ホテル建設用地として、開発設計や土地の造成を行い、ホテル事業を行いたい方へ売却するまでの事業の資金調達として利用されます。
つまり、当該事業地でホテル事業を希望する買い手が実際につくかどうかです。最終返済日は2020年2月末日ですので、コロナ禍の影響が読みにくいところがあり、リスクはかなり高い案件です。
金額は17億円ですので早期に募集終了になる可能性があまりないとは思います。
当該事業のリスクを十分理解しているならば、手持ち資産の分散投資の一環として利用するのは良いとは思いますが、貸し倒れのリスクはありますので、投資する場合は、余裕資金の一部にすべきでしょう。
なお、SBIソーシャルレンディングの投資家登録費用などは一切無料で、アカウントも無料で持ちづづけることができます。
投資家登録は申込してから最短翌日には投資家登録手続きが完了しますよ
SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド21号の公式情報はこちら
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