【最大金利0.35％】大阪協栄信用組合はなぜ高利の定期預金を発売し続けるのか徹底解説

常に高利の定期預金を販売し続ける大阪協栄信用組合。

１０００万円以上の大口定期預金ですが、１年もの金利　年０．３３０％と圧倒的な破壊力で常にランキング上位に位置していますね。

今回は、大阪協栄信用組合がなんでこんなに高い金利の定期預金を取り扱い続けるのかを解説します。

まずは、大阪協栄信用組合の定期預金ラインナップから見てみましょう。

大阪協栄信用組合　スーパー定期１０００の詳細

以下のとおりで２０２３年４月に金利がアップしました。

• 預入対象：原則として組合員であること
• 預入金額：１０００万円以上３０００万円以内
• 預入期間：１ヶ月、３ヶ月、６ヶ月、１年、２年、３年、４年、５年、７年、１０年
• 適用金利（１ヶ月）：年０．０２０％
• 適用金利（３ヶ月）：年０．０２０％
• 適用金利（６ヶ月）：年０．１７０％
• 適用金利（１年）：年０．３３０％
• 適用金利（２年）：年０．３３０％
• 適用金利（３年）：年０．３４０％
• 適用金利（４年）：年０．３４０％
• 適用金利（５年）：年０．３４０％
• 適用金利（７年）：年０．３５０％
• 適用金利（１０年）：年０．３５０％

大阪協栄信用組合　スーパー定期３００の詳細

以下のとおりで２０２３年４月に金利がアップしました。

• 預入対象：原則として組合員であること
• 預入金額：３００万円以上１０００万円未満
• 預入期間：１ヶ月、３ヶ月、６ヶ月、１年、２年、３年、４年、５年
• 適用金利（１ヶ月）：年０．０２％
• 適用金利（３ヶ月）：年０．０２％
• 適用金利（６ヶ月）：年０．１６０％
• 適用金利（１年）：年０．３００％
• 適用金利（２年）：年０．３００％
• 適用金利（３年）：年０．３００％
• 適用金利（４年）：年０．３００％
• 適用金利（５年）：年０．３００％

大阪協栄信用組合　メール定期預金

郵送で手続きする来店不用タイプの定期預金ですが、大阪府・兵庫県に居住、又は勤務していることが大前提であり、大阪協栄信用組合に出資しないと利用できません。ちなみに、２０２３年４月に金利がアップしました。

メール定期預金３００

• 預入対象：大阪府・兵庫県に居住、又は勤務し、原則として大阪協栄信用組合に出資する個人（組合員）
• 預入期間：１年、３年
• 預入金額：３００万円以上１，０００万円未満（１００万円単位）
• 適用金利（１年）：０．３３％
• 適用金利（３年）：０．３４％

メール定期１０００

• 預入対象：大阪府・兵庫県に居住、又は勤務し、原則として大阪協栄信用組合に出資する個人（組合員）
• 預入期間：１年、３年
• 預入金額：１，０００万円（１，０００万円単位、１人３，０００万円まで）
• 適用金利（１年）：０．３００％
• 適用金利（３年）：０．３００％

大阪協栄信用組合の組合員になるには

大阪協栄信用組合の定期預金を利用するためには、組合員になることが条件です。

組合員になる資格は、大阪協栄信用組合の営業エリア（大阪府及び兵庫県全域）にお住まいか、お勤めの個人ならば加入できます。

なお、事業者は、商業、工場、鉱業、サービス業その他の事業を行う小規模な事業者限定です。

組合員になるためには出資金が必要

大阪協栄信用組合の組合員になるためには出資金が必要です。

１口２００円で最低でも５口以上の出資を求められます。出資証券は不発行であり、出資金は預金保険の対象外ですので、万一の大阪協栄信用組合が経営破たんした場合はあきらめましょう。

また、出資すると、出資金に対して配当がでます。平成２７年度実績で１．３％の配当金が出ました。

大阪協栄信用組合について

大阪府大阪市中央区日本橋に本部を置く信用組合で、預金残残高は４，７６４億円、貸出残高は２，７２２億円（いずれも平成２６年３月末）です。

なお、高い金利の定期預金取り扱っているからといっても半島系の金融機関ではなく、１９５１年に 理美容業者組合員の金融面の相互扶助を目的として設立された協栄信用組合が前身です。

その後、大阪協栄信用組合に改称したのち、２０１０年に富士信用組合と合併して今にいたっております。

なぜ大阪協栄信用組合は、高利の定期預金を取り扱うことができるのか

大阪府と兵庫県内の中小企業、小規模事業者へ貸出を特化した「スキマ金融」に人員を集中し、資金量の９割以上が定期預金という面白い形態の金融機関です。

さらに、導入費用（イニシャルコスト）もかかり、保守管理費用（ランニング費用）もかかる金食い虫のＡＴＭを設置しない（旧富士信用組合のＡＴＭは引き続き設置）、営業も外回りをしないなど徹底的なコスト削減を行い、高利の定期預金を提供できる仕組みを構築しています。

これらの定期預金は当然ですが預金保険の対象で、万が一の場合は、元金１０００万円とその金利が保護されます。

大阪協栄信用組合の店舗網

以下のとおりです。

ということで、ご興味のある方はお預け入れしても良いです

日本国内において最高峰の定期預金を預けることができるのは大阪府と兵庫県在住やお勤めの方のみです。

破綻が心配ならば預金保険の範囲内である１０００万円以内で預ければよろしいでしょう。

ホント、関西は高利の定期預金を取りつかっている金融機関がたくさんあって羨ましいです。

大阪協栄信用組合はしんくみお得ねっとに参加していますので提携信用組合のＡＴＭ出金手数料が無料になります

大阪協栄信用組合はしんくみお得ねっとに参加しています。

よって、しんくみお得ねっとに参加している信用組合のＡＴＭなどで大同信用組合のキャッシュカードで出金した場合、手数料は無料になりますよ。

大阪協栄信用組合の公式情報はこちら

大阪協栄信用組合

高利の定期預金キャンペーンはまだまだ沢山ありますよ！

高利の定期預金キャンペーンはまだまだたくさんあります。お探しの方は、以下の当ブログで高金利の定期預金ネタを総まとめにしたエントリーをご覧ください。

【参考】他の金融機関から定期預金の資金を振り込む時の手数料を無料にできる銀行はこちら

定期預金の資金を他の金融機関から移動させるときに、振込手数料を支払っていませんか？

他行宛振込手数料が無料になる金融機関は、たくさんありますので、利用しないともったいないですよ。

詳細は以下のページをご覧ください。

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