小田急ポイントカード（OPクレジット）の評判やメリット（最大還元率10.5％で映画も500円引き小田急沿線に住んでいる方におススメ）など徹底解説しました

小田急電鉄がクレジット会社と提携して発行している小田急ポイントカード（OPクレジット）の評判やメリット・デメリットなどを詳しく解説します。

※小田急ポイントカード（OPクレジット）の公式情報はこちら

小田急ポイントカード（OPクレジット）の概要

• 国際ブランド:VISA、MasterCard、JCB
• 年会費：初年度無料、次年度以降550円（税込）　※次年度以降も無料となる条件があります
• 発行手数料：無料
• 還元ポイント：小田急ポイント
• 基本還元率：0.5％
• 発行できる方：原則として18才以上（高校生不可）で安定継続収入のある方もしくは学生の方　※未成年の方は親権者の同意が必要です。

小田急ポイントカード（OPクレジット）の特徴

小田急ポイントカード（OPクレジット）は、小田急電鉄グループとJCBまたは三菱UFJニコスが提携して発行しているクレジットカードです。

クレジット機能のついた小田急ポイントカードには、OPクレジット、OPクレジットGOLD、JALカードOPクレジット（JCB）があり、今回ご紹介するOPクレジットは最もベーシックで使いやすいカードです。

小田急ポイントカード（OPクレジット）の国際ブランドはVISA、MasterCard、JCBから選ぶことができます。

年間費は１年に１回でも利用すれば無料に

小田急ポイントカード（OPクレジット）の年会費は初年度無料で、次年度以降は550円（税込）ですが、前年度に小田急ポイントカード（OPクレジット）を１回以上ショッピング決済に利用していれば、翌年度年会費も無料です。ただし、現金での利用分やキャッシングサービス、カードローン、各種手数料、年会費は対象外です。

家族会員も同じく無料条件が緩い

小田急ポイントカード（OPクレジット）では、OPクレジットの家族カードを4枚と、クレジット機能がないOPポイント専用カードを4枚の、最大8枚の家族カードを発行することができます。クレジット機能のある家族カードの年会費は、初年度無料、２年目からは110円（税込）ですが、本会員カード同様に年会費無料になる条件が設けられています。本会員・家族会員のいずれかで年間１回以上のクレジット利用があれば、どちらも無料になる特典があります。なお、OPポイント専用カードは13才以上の方なら申込可能で、年会費はかかりません。

また、家族カードの利用金額に対するポイントは、本会員カードと合算され、ポイント残高・有効期限が共有されます。合算されたポイントを使うのは、本会員カード・家族会員カードどちらからでも可能です。

ETCカードも発行手数料・年会費無料

ETCカードも発行手数料・年会費無料で発行できます。ETCカードの発行は各カード会社のWebサービスより、申し込むか、ETCスルーカード入会申込書を小田急カード専用デスクにて請求する必要があります。

PASMOオートチャージサービスが利用できる

小田急ポイントカード（OPクレジット）では、紐づけされたPASMOの残額が設定金額以下になると、改札入場時に自動的に設定金額がクレジット決済でチャージされる「PASMOオートチャージサービス」が利用できます。

ただし、クレジットカードの更新時に、オートチャージサービス有効期限延長手続きの「お知らせ」が届き、PASMO鉄道事業者で有効期限延長の手続きをする必要があります。

貯まるポイントは小田急ポイント

小田急ポイントカード（OPクレジット）は、様々な方法で、「小田急ポイント」を貯めることができます。獲得方法によって、異なる名称が付けられていますが、採取的には全て小田急ポイントとして合算されます。

小田急ポイントサービスの加盟店は？

まず、小田急ポイントサービス加盟店を利用する際に、カードを提示すると最大10%の「お買い上げ・ご利用ポイント」が付与されます。こちらのポイントは現金払いでももらえます。例えば、以下のような加盟店があります。

このときのポイントは、利用したその場で付与されて、次回のカード利用から小田急ポイントとして使えます。

クレジット決済と合わせると最大還元率は10.5％に

さらに、小田急ポイントカード（OPクレジット）を使ってクレジット決済をすると、200円（税込）につき1ポイントの「クレジットご利用ポイント」が貯まります。こちらは小田急ポイントサービス加盟店をはじめ国内外のVISA、MasterCard、JCB加盟店でのショッピングや、公共料金、携帯電話、定期券などの支払いで貯められるポイントです。

小田急ポイントサービス加盟店で、小田急ポイントカード（OPクレジット）を使ってクレジット払いをすると、お買い上げ・ご利用ポイントとクレジットご利用ポイントの二重取りができ、ポイント還元率は最大10.5%にものぼります。

小田急電鉄利用で小田急乗車ポイントも貯まる

小田急ポイントカード（OPクレジット）からPASMOへのオートチャージでも200円（税ぬき）毎に1ポイントの「クレジットご利用ポイント」が付与されるうえ、「小田急電子マネーご利用ポイント」や「小田急乗車ポイント」もプレゼントされます。

小田急電子マネーご利用ポイントはPASMO電子マネー月間利用金額合計に対して1%分、小田急乗車ポイントは小田急電鉄の月間の乗車に応じて最大7%分、貯まります。

つまり、これもポイントの二重取りが可能な方法となります。例えば、PASMOにオードチャージされた1000円分を、Odakyu SHOPで電子マネー利用した場合は、チャージに対するクレジットご利用ポイント5ポイントと電子マネー利用ポイント10ポイントを合わせた、15ポイントが貯まることになります。

電子マネーもチャージできるがポイント対象外のものがあります

なお、PASMO以外の電子マネーへのチャージも、決済ブランドによってはポイント付与の対象となります。

小田急乗車ポイントとは？

小田急乗車ポイントについて詳しく説明しておきます。小田急乗車ポイントは、毎月1日～末日までの1ヶ月間の小田急電鉄の対象運賃総額に、以下のようなポイント付与率をかけて計算されます。

対象運賃は、PASMO内にチャージされた金額による小田急電鉄乗車の運賃総額で、定期券区間内の利用は含みません。また、PASMOを利用していても小田急線を含まない他社線のみの利用は対象外です。

確定した乗車ポイントは、翌月12日以降に、小田急ポイントとして、小田急ポイントカード（OPクレジット）に自動的に貯まります。登録したオートチャージ機能付きPASMOを利用していることや自動改札機で入出場していることといった条件はありますが、別途申し込みの手続きなどは必要ありません。

小田急ポイントの有効期間は最長１年３ヶ月

このようにして貯まった小田急ポイントは、OPカードWebサービスやカード利用代金明細書、レシート、小田急百貨店各店に設置されているポイント照会機で確認できます。入会の翌月を開始月とした１年間がポイントの積立期間となり、その期間中と期間終了後３カ月を含めた期間がポイントの有効期間となります。積立期間は、１年ごとに更新されます。

小田急ポイントを利用するには？

貯まった小田急ポイントは、小田急ポイントサービス加盟店で1ポイント＝1円として、1ポイントから利用できます。精算前に小田急ポイントカード（OPクレジット）を提示して「ポイントを利用します」と係員に伝えます。

他に、小田急グループ各社からのポイントサービス企画商品と交換することも可能です。ポイントサービス企画商品には以下のようなものがあります。

小田急ポイントカード（OPクレジット）を保有していると、対象施設で割引などの優待サービスが受けられます。

一例ですが、よみうりランドや新江ノ島水族館などが優待サービスの対象施設です。

保険は不正利用のみ

小田急ポイントカード（OPクレジット）には旅行保険・ショッピング保険は付いていません。

万が一、小田急ポイントカード（OPクレジット）が紛失や盗難、インターネットでの不正利用に遭った場合の補償は付いています。届け出た日から60日前に遡って、それ以降に不正使用された金額が補償されます。

OPクレジットカード会員限定で映画やコンサートなどが優待料金で購入できる

OPクレジットカードの会員ならば、イオンシネマやユナイテッド・シネマ 、シネプレゼントレックスが優待価格で購入できます。具体的には１，８００円のところを５００円引きの１，３００円で購入できますが、事前にOPカードWeb サービスにログインして、OPクレジットカード会員さま専用チケット受付サイト（ローソンチケットページ）から購入する必要があります。

窓口で購入した場合は優待料金の対象になりませんのでご注意ください。

なお、コンサートなどのチケットも優待料金で購入することができますので、公式サイトをチェックすることをオススメします。

小田急ポイントカード（OPクレジット）のメリット

年会無料条件が大変緩い

小田急ポイントカード（OPクレジット）は、初年度無料、次年度以降も前年に１回以上のクレジット決済利用があれば無料ですので、簡単に永年年会費無料のカードにすることができます。

家族会員の年会費の条件も大変緩い

実質年会費無料のクレジットカードでありながら、最大8枚の家族カードやETCカードが追加カードとして無料で発行できるのもメリットです。

ポイントに二重取りで最大10.5％になる

小田急ポイントカード（OPクレジット）は、クレジットカードとしての基本還元率は0.5%と一見低めですが、税込の利用金額に応じてポイントが計算されるので、端数も無駄になりにくいシステムです。

さらに、ポイントの二重取りをすることで、還元率を最大10.5%までアップできるクレジットカードである点が魅力です。小田急ポイントサービス加盟店でクレジット払いをする、PASMOへのオートチャージをしたうえで小田急線に乗車したり、電子マネー払いをすることがお得な使い方です。

映画が５００円引きで見られる

小田急ポイントカード（OPクレジット）を持っていれば、イオンシネマやユナイテッド・シネマ 、シネプレゼントレックスの共通映画館証券が５００円引きで購入できます。

貯まった小田急ポイントは１ポイントから利用できる

小田急ポイントカード（OPクレジット）で貯まった小田急ポイントは、有効期限が設けられているものの、1ポイントから利用できるため、無駄になることはまずありません。

家族とポイントが共有できる

本会員カードと家族カードでポイントを共有できます。小田急百貨店などの対象店舗では年間の利用金額に応じたポイントアップのシステムもあるため、家族の利用金額が合算できるのは、大変有利です。

小田急ポイントカード（OPクレジット）のデメリット

通常のポイント還元率は一般水準

小田急ポイントカード（OPクレジット）は、一般のショッピングではポイント還元率は0.5%となり、メインカードにするには物足りないかもしれません。

小田急電鉄を利用していないと意味があまりない

小田急ポイントサービスは小田急電鉄系列のお店が中心ですので、生活圏や通勤圏が小田急電鉄が通ってなければ、まったくメリットを活かせません。

保険がついていない

小田急ポイントカード（OPクレジット）には、旅行保険やショッピング保険は付いていません。海外旅行によく行くという方は、他のクレジットカード保有や保険加入で補わなくてはいけません。

OPクレジットカードの評判は？

OPクレジットカードの良い評判は、小田急百貨店をはじめとした小田急グループで利用した際にポイント還元率が高いという点を評価する声があります。

小田急百貨店ではクレジット払いで5％がポイント還元され、さらに年間の利用額に応じたランクアップポイントが最大5％加算されます。また、それ以外のポイントサービス加盟店でも、通常よりお得にポイントを貯められます。

PASMOのオートチャージができる点が素晴らしいという声も多いです。

交通系ICカードのPASMOにはオートチャージサービスがあるのですが、それに利用できるクレジットカードはごく一部です。オートチャージでも、ポイントを貯めることができます。

小田急ブライダル会員に入会できる点がいい、という意見もありました。

結婚に関する様々なサービスで優待を受けられるので、ウエディングを考えている方には向いています。

一方悪い評判は、ポイントの使い道が少なくて不便という点を挙げる人がいます。

貯まったポイントはポイントサービス加盟店で使うか、カタログ商品と交換するといった使い道になるのですが、小田急線沿いに住む人以外にはあまりメリットがないように感じられるでしょう。

また、旅行傷害保険が付帯していないのが不満という声が多いです。

旅行の際に何かあった時の補償がないので、メインカードとするには頼りないと感じる人も多いようです。

小田急ポイントカード（OPクレジット）を作成した方が良い方

小田急ポイントカード（OPクレジット）は小田急ポイントサービス加盟店での利用や、小田急電鉄の乗車で、ポイントを効率よく貯められるクレジットカードですので、小田急百貨店などで買い物をする方や小田急電鉄沿線に住んでいたり通勤していたりして小田急電鉄を頻繁に利用する方におすすめです。

年会費はかかりますが、パスモオートチャージを設定しておけば問題なく無料とするための条件をクリアできますし、新宿ミロードでの常時5%ポイント還元をはじめとし、新宿によく行かれる方にもお得の大きいカードです。作成する場合は、家族カードも発行できる限り発行して、家族全員で小田急ポイントを貯めるといいでしょう。

小田急ポイントカード（OPクレジット）の公式情報はこちら

公式情報小田急ポイントカード【ＯＰクレジット】の申込はこちらから

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