松井証券が2018年9月8日からIPO(新規公開株)、PO(公募・売出し)の手続き方法を変更しました。
大きなポイントは、予め購入代金を入金する必要がなくなり、当せんした場合に入金すればOKになった点です。
詳細を確認しましょう。
松井証券のIPO、POの手続きの変更点は?
松井証券IPO(新規公開株)、PO(公募・売出し)の手続き方法の変更点は、需要申告のみで参加可能になったことと、抽せん時に予め購入代金を入金する必要がなくなったことの2点です。
需要申告のみで参加が可能
IPO、POの抽せんが、需要申告を行った方を対象に行われるようになります。
今までは、需要申告して、さらに購入申込と2回申込しなければなりませんでしたが、変更により1回の申込でOKとなりました。
ということで、抽せんに参加するために必要な手続きは需要申告のみに変更になるため、2回目の申込を忘れるということはなくなりました。
購入代金は抽せん時には不要
IPO、POの購入代金は抽せん後、購入申し込み期間最終日までに用意します。抽せん時には購入代金を用意する必要がなくなります。
松井証券のIPO、POの新しい申し込み手順について
申込手順は以下のとおりです。
ステップ1:銘柄情報の確認
IPO、POの銘柄の情報や日程を確認します。
ステップ2:需要申告を行う
ネットストック会員画面から、期間中に需要申告を行います。
ステップ3:抽せん結果の確認
ネットストック会員画面から、IPO、POの抽選結果を確認します。当せんまたは補欠当せんとなった方は購入の申し込みへと進みます。補欠当せん者とは、もし購入を辞退する方が現れた場合、購入できる可能性がある方のことです。
ステップ4:購入の申し込み
IPO、POの購入申し込み期間中に、ネットストック会員画面から目論見書を確認し、購入申し込み手続きをします。
ステップ5:購入代金の準備
IPO、POの銘柄を購入するためには、購入申し込み期間最終日の15時30分時点で、公募・売出し価格×申し込み数以上の購入代金を準備しなくてはいけません。
ステップ6:残高反映の確認
購入申し込み期間最終日の17時以降に、ネットストック会員画面から残高反映の確認を行います。これでIPO、POの新しい申し込み手順は完了です。
IPO、POの買付時手数料について
IPO、POの購入申し込みをして抽せんに当たると、公募価格で株式を手に入れられるため、買付時手数料は一切かかりません。ただし売却時には、委託手数料がかかります。
松井証券も0円でIPOに申し込めるようになりました
今回の変更により、野村證券、岡三オンライン、SBIネオトレード証券 (旧ライブスター証券)、いちよし証券などと同様に、当せんするまでは資金不要となりました。
松井証券はIPOの幹事入りを頻繁にする証券会社ではありませんが、IPO狙いの方ならば、松井証券の口座を持っておいたほうが絶対に良いですよ。
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