むさし証券のインターネット証券サービスであるむさし証券トレジャーネットのIPO(新規公開株)申込時に事前入金が不要となりました。
詳細を確認してみましょう。
むさし証券とレジャーネットIPO申込時の入金不要について
サービス変更日:2017年6月26日申込分から
変更点
以前はブックビル(需要申込)期間中の申込であっても、資金余力が必要でしたが、6月26日からは資金余力がなくてもブックビル(需要申込)が可能となりました。
ただし、当せんや補欠となった場合の申込は資金余力が絶対に必要です。
事項 | 2017年6月23日まで | 2017年6月26日から |
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ブックビル(需要申告)期間中の申込 | 余力必要 | 余力不要 |
公募価格決定・抽せん | ||
購入申込期間中の申込(当せん及び補欠となった場合) | 余力必要 | 余力必要 |
IPO(新規公開株)申込時の資金拘束とは?
IPO(新規公開株)は、どの証券会社においても、ブックビル(需要申告)期間中に申込み、当せん(補欠当せんも含む)した場合は、申込期間中に購入する必要があります。多くの証券会社は、ブックビル(需要申告)期間中の申込は、資金が必要です。具体的な必要資金は、申込価格(通常上限金額)×申込株数です。つまりブックビル(需要申告)期間から当せん結果がわかるまで資金が拘束されます。
ただし、一部の証券会社はブックビル(需要申告)期間中の申込であっても資金は不要です。
例えば以下の証券会社は実際に当せん (補欠当せん含む)した場合、購入を申込時に資金余力が必要になります。
- 野村證券
- 岡三オンライン
- いちよし証券
- むさし証券トレジャーネット
また、以下の証券会社は抽せん日までに申込価格(通常上限金額)×申込株数を預ければOKです。
- SBI証券
- 松井証券
むさし証券トレジャーネットのIPOはどうなの?
正直言って過去はむさし証券はIPOの取扱は豊富とは言いがたい状況でした。もちろん、相場自体も低迷していて新規公開株も少なかったこともありますが、2015年に入ってから幹事入りの件数が増えてきていいます。
今回、ブックビル期間中の資金拘束が撤廃されましたので、IPO(新規公開株)に抑えておくべき証券会社となりましたね。もちろん口座開設費用・管理料は無料ですし、IPO取扱決定してから、口座開設を申し込んでも普通は間に合わない可能性がありますので、とりあえず口座開設しておいてもいいでしょう。