株式会社良栄が運営する不動産投資型クラウドファンディングサービスのちょこっと不動産。
その評判やメリットやデメリットを解説します。
ちょこっと不動産の基本情報
- 会社名:株式会社良栄
- 代表者:代表取締役 森田 良人
- 業務管理者:寺口 宏
- 会社所在地:東京都新宿区西新宿6-14-1 新宿グリーンタワービル18F(新宿本店)
- 会社設立:平成3年2月18日
- 事業内容:不動産開発事業(戸建、アパート、マンション、テナントビル)、不動産賃貸事業、不動産ファンド事業
- 資本金:1億円
- 宅地建物取引業者免許番号:国土交通大臣(1)第9740号
- 不動産特定共同事業者登録番号:東京都知事 第123号
- 建設業:国土交通大臣(般-3)第28271号
- 一級建築士事務所:東京都知事 第59835号
- 賃貸住宅管理業:国土交通大臣(1)第4904号
公式情報ちょこっと不動産
ちょこっと不動産のメリット
1口1万円から投資できる
ちょこっと不動産は、1口1万円から投資できます。
これは不動産投資型クラウドファンディングの中でも最小単位であり、リスクを抑えて投資したい方に向いています。
優先劣後出資方式を採用している
ちょこっと不動産では、優先劣後出資方式を採用しています。
売却する際に損失が生じた場合には、まず事業者から負担するため、安全性の高い仕組みでのファンド運用が可能です。
詳細な情報が確認できる
ちょこっと不動産では、投資対象の情報が詳細に記されています。
不動産投資型クラウドファンディングでは、物件情報を把握することが難しい場合もありますが、ちょこっと不動産は運営元と投資家、双方における情報の非対称性がほぼないに等しいです。
マスターリース契約を採用
ちょこっと不動産が運用する案件には、マスターリース契約が適用されます。
マスターリース契約を締結するファンドでは、テナントによる固定賃料、一括借り上げを行うことで、入居者の退去や賃料滞納などが発生した場合でも、毎月一定の借り上げ賃料の入金を実現します。
豊富な商品ラインナップ
ちょこっと不動産は、投資可能な商品ラインナップが豊富です。
対象不動産はレジデンス(戸建、アパート、マンション)、オフィスビル、テナントビル、店舗などが予定されていて、運用期間も短期~中長期と幅広いです。
ちょこっと不動産のデメリット
元本保証はない
ちょこっと不動産には元本保証がありません。
優先劣後出資方式によるヘッジがあるため、元本割れの可能性はそこまで高くなりませんが、天災や火災で被害が出てしまった場合などは、劣後出資が大きくてもカバーしきれないことがあります。
運営企業が非上場
ちょこっと不動産の運営企業である株式会社良栄は上場企業ではないため、こちらは大手企業や知名度の高い企業が提供する不動産投資型クラウドファンディングを利用したい方にとってデメリットと言えるでしょう。
運営実績が少ない
ちょこっと不動産は、2021年3月1日に開始したサービスであり、他の同サービスと比べて運用実績はまだ少ないです。
分配金が総合課税の対象
不動産投資型クラウドファンディングや融資型クラウドファンディングの利益分配金は、現在、「雑所得」となります。
「雑所得」は、総合課税扱いであり、分配金から、お客様の分配金から20.42%(所得税+復興特別所得税)の源泉徴収をした後、登録口座へ振り込みされます。
ただし、源泉分離課税でないため、原則確定申告が必要ですが、給与所得を1ヵ所から受けていて、給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円以下の方は、確定申告は不要となります。
ちなみに、ファンド運営事業者は所得税法第225条に基づき、1月から12月までの間に確定した利益について「支払調書」を税務署に提出するため、確定申告が必要な人が正しい手続きをしていない場合は、税務署から調査や確認がくる場合があります。
公式情報ちょこっと不動産
ちょこっと不動産の年間取引報告書はいつ頃発行されるの?取得方法は?
確定申告のために利用する支払調書は、当然、ちょこっと不動産でも発行しています。
ちょこっと不動産のマイページにログイン後『各種書類』ページから支払調書をダウンロードできます。
支払調書には、毎年1月1日から12月31日までの間に確定した分配金の合計額が記載されていて、翌年の1月に発行されます。
ちょこっと不動産の評判は?
ちょこっと不動産の良い評判として、最低投資額が少額という点を評価する声があります。
最低1万円から投資できるので、試しに投資してみたい人にも向いています。不動産投資クラウドファンディングでは最低5万円というところもあるため、それと比較してもハードルはかなり低いでしょう。
また、リスクを軽減する様々な方法を実行していて素晴らしいという声も多くみられます。
一部を運営元が出資し、損失が出た場合はそこから先に清算する優先劣後方式や、空き室保証ができるマスターリース契約等、投資家のリスクを軽減する方策を積極的に行っています。
様々な物件を取り扱うため、分散投資ができるという意見もありました。
ちょこっと不動産は、商品ラインナップが豊富なので、様々な種類の不動産に投資できます。少額から投資できることに加え、商品の選択肢が豊富なために投資先を分散できるのです。
一方悪い評判として、元本が保証されないという点を挙げる人がいます。
不動産投資に限らず、投資のほとんどは元本保証されません。そのため、いくらリスクを軽減していても確実に元本が戻ってくるという保証はないのです。
また、手数料が発生する手続きがあるのが不満、という声もあります。
契約の手数料等はかかりませんが、譲渡や相続などの手続きではそれぞれ11,000円の手数料がかかるので注意しましょう。
ちょこっと不動産の投資家登録ができる人は?
ちょこっと不動産の投資家登録ができる方は、以下のとおりです。
- 満20歳以上80歳未満の方
- 日本国内に居住している方
- マイナンバーを所有している方
- ちょこっと不動産の審査を通過した方
- ちょこっと不動産の確認および承諾事項に承諾できる方
- 反社会的勢力ではない方
ちょこっと不動産の投資家登録方法について
ちょこっと不動産の投資家登録は、すべてWeb申込となります。
書類での申込は取り扱っていません。
会員仮登録
ちょこっと不動産の公式サイトにアクセスし、「無料会員登録はこちら」をクリックして、会員仮登録ページに遷移します。
メールアドレス、パスワード、氏名、性別などを入力し、利用規約を確認すれば、会員仮登録は完了です。
会員本登録
会員仮登録後、登録したメールアドレス宛に、会員本登録用のURLが送付されます。
そのURLをクリックすると、個人情報入力画面に進むため、住所や投資経験、年収などの情報を入力します。
本人確認書類、口座確認書類のアップロード
次に、本人確認書類、口座確認書類をアップロードします。
利用可能な本人確認書類、口座確認書類は後述します。
本人確認
各種書類をアップロードし、審査が完了すると、登録した住所宛てに本人確認ハガキが郵送されます。
ハガキを受け取り、記載されている本人確認コードを入力すれば、投資家登録はすべて完了です。
ちょこっと不動産の投資家登録に必要な本人確認書類は?
ちょこっと不動産の投資家登録に必要な本人確認書類は以下のとおりです(いずれか2点)。
- 運転免許証(表・裏)
- 写真付き住民基本台帳カード(表・裏)
- パスポート(顔写真ページ、所持人記載ページ)
- 健康保険証(住所記載のあるもの)(表・裏)(被保険者記号・番号、保険者番号をマスキング)
- 在留カード(表・裏)
- 個人番号(マイナンバー)カード(表のみ)
- 特別永住者証明書(表・裏)
ちょこっと不動産の投資家登録に必要な口座確認書類は?
ちょこっと不動産の投資家登録に必要な口座確認書類は以下のとおりです(いずれか1点)。
- 通帳
- キャッシュカード
- インターネット銀行の場合 口座情報「銀行名/支店名(支店番号)/口座名義人/口座番号」がわかる画像のキャプチャー(スクリーンショット)
ちょこっと不動産の申込から取引開始までの日数は?
ちょこっと不動産の会員登録申込から投資家登録完了後の取引開始までの日数は、最短で1週間程度です。
審査の手続きの状況により、これより時間がかかることもあります。
ちょこっと不動産の公式情報はこちら
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