ルミネでつねにおトクになるクレジットカードであるルミネカード。Suicaも定期券もクレジットカードも1枚の機能にまとめになっているオススメのクレジットカードですが、そのルミネカードの年会費やポイント還元率さらにおトクな特典などのメリットなどを徹底解説します。
ルミネカードの基本スペック
- 国際ブランド:VISA、MasterCard、JCB
- 年会費:953円(税別)
- 発行手数料:無料
- 還元ポイント:ビューサンクスポイント
- 支払方法:1回、ボーナス一括、分割、ボーナス併用、リボルビング(繰り上げ返済可)
- 基本還元率:0.5%
- 発行できる方:日本国内に居住する、電話連絡のとれる満18歳以上の方(未成年の方は親権者の同意が必要で、高校生発行不可)
ルミネカードの特徴
- Suicaと定期券とクレジットカードが1つのカードで使える
- 定期、チャージ、新幹線のチケット購入でポイントが3倍になる
- ルミネで買い物をするといつでも5%OFF
- 年間の利用金額に応じてルミネの商品券がもらえる
- ポイントをルミネの商品券に交換できる
- ETCカード追加発行可能
- 紛失補償付き
- 国内外海外旅行傷害保険が付帯している
ルミネカードとは?
ルミネカードは、2004年6月1日に発行が開始されました。定期券機能が付いている電子マネー「Suica」とクレジットカードが一体になった、1枚持っているだけで便利でお得なカードです。
また関東を中心に展開している駅ビル型ショッピングセンターの「ルミネ」で買い物をすれば、いつでもお得なサービスが受けられます。カードを何枚を持つのがわずらわしい人、ルミネでよく買い物をする人、Suicaで効率よく買い物をしたいという方にオススメのカードです。
ルミネカードの発行元は?
ルミネカードは、JR東日本の子会社である「株式会社ビューカード」が発行しています。1992年にカード事業部が発足し、翌年の1993年10月16日にビューカードの発行が開始されました。
その後JCB、MasterCardといったクレジットカード会社との提携を開始し、2004年6月1日にルミネカードが発行されました。
ルミネカードの年会費は?
ルミネカードには、JCB、VISA、マスターカードという3種類のカードブランドが用意されています。各カードともに年会費は同じで、初年度は無料で、2年目以降は、年間1,048円(税込)の年会費がかかります。
ルミネカードの入会条件は?
ルミネカードは、日本国内に住んでいる満18歳以上(高校生は除く)の方なら、誰でも入会することができます。未成年の方は、親権者の同意が必要になります。
自宅、または勤務先に連絡が行く可能性があるので、事前に連絡しておくとスムーズです。
支払い口座は、原則的に申し込みの名義と同じ名義の口座のみです。
ルミネカードの利用限度額は?
ルミネカードの利用限度額は、10万円~80万円で、この範囲内で決定されます。ユーザーが自分で設定することはできません。
カードが発行されるときに、カード会社から通知がきますのでそこで利用限度額が確認できます。
また入会後の利用限度額は、カードの利用状況支払い状況などによって変更する場合があり、あまり支払いがされていない場合、限度額が下がってしまう可能性もあります。
ちなみに、利用限度額内で、利用枠をさらに制限されている商品があります。制限されている指定商品は以下の通りです。
- Suicaへのチャージ
- 新幹線の回数券
- 特急列車の回数券
- オートチャージ
- Suicaカード
- My Suica
ルミネカードのポイント還元率は?
ルミネカードを利用するとポイントが貯まります。貯まるポイントは、「ビューサンクスポイント」です。
クレジットカードの加盟店でビュースイカカードを利用すると、1,000円の利用ごとに2ポイントのビューサンクスポイントが貯まります。つまり、ポイント還元率は0.5%です。
ビューサンクスポイントのポイントの有効は?
ポイントの有効期限は2年間です。
貯まったビューサンクスポイントは、ビューカードの公式ページで、いろんな商品と交換することができます。
生鮮食品、日用品、ギフト、電化製品など1,000ポイント前後から交換できる商品もあります。
ビューサンクスポイントの利用方法は?
JR東日本でSuicaチャージ、オートチャージをしたり、窓口で切符、定期券を購入すれば、1,000円につき6ポイントのビューサンクスポイントが貯まりますので、この場合の還元率は1.5%です。
ルミネカードの入会の流れ
ルミネカードには、ネット申し込み、郵送申し込み、店頭申し込みという3つの申し込み方法があります。
ネット申し込みの場合
公式ページにて、「ご希望の選択カードを選ぶ」というボタンを選択します。入会フォームに進み、利用規約に合意した上で、個人情報を入力していきます。手元に支払口座の通帳やキャッシュカードを準備しておくと便利ですよ。
続いて、支払口座を設定です。支払い口座の支店名、口座番号などを入力します。
提携金融機関は以下のページをご覧ください。
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ビューカード(ビュースイカカード、ビックカメラSuicaカード、ルミネカード、アトレビューSuicaカードなど)の支払口座に対応している金融機関まとめ
ビューカード(「ビュー・スイカ」カード、ビックカメラSuicaカード、ルミネカード、アトレビューSuicaカードなど)の支払口座に対応している金融機関を紹介しま ...
申し込み後にカード会社で入会審査が行われ、最短1週間で、カードが手元に届きます。
カードの審査が終わり、郵便局の配達支店にカードが届いたら、本人は店頭受取するか、希望日に郵送してもらうかを決定します。「本人限定受取郵便」で郵送されるので、申し込みした本人しか受け取ることはできませんので、運転免許証などの本人確認書類を用意しておきましょう。
郵送申し込みの場合
まずは、JR東日本の駅などにある入会申込書を手に入れて、希望のカードを記入します。
そして、入会申込書、本人確認書類、口座振替依頼書の3点を郵送します。書類がカード会社に到着してから、入会審査が行われ、審査の結果入会が認められると、カードが発行されます。カードが手元に届くまで、最短で2週間かかります。
店頭申し込みの場合
ビュースイカカードを取り扱っているお店(水戸駅ビル「エクセル」)で、タブレット端末による個人情報の入力を行います。
(JR東日本の各駅、びゅうプラザでは、カードの即日発行はできません。)
本人の現住所が分かる書類の原本を提示しますが、マイナンバー通知カードは本人確認書類としては使用できません。
申し込みすると店頭でカードの仮審査が行われます。所要時間は30分前後で、審査が通らなかったときは、この時点で発行が見送りになる場合もあります。審査に通れば、その場で「仮カード」を受け取ります。
キャッシュカードを持っていれば、その場で支払口座の手続きをしてくれますし、キャッシュカードがない場合は、口座振替依頼書と送付用の封筒がもらえます。
ルミネカードの店頭受取が可能な店舗
ルミネカードはルミネ店頭でも受取が可能です。対応している店舗は、大宮・北千住・池袋・有楽町・新宿・ルミエエスト新宿・立川・横浜・町田・荻窪・藤沢のルミネ各店舗、大船ルミネウィング、NEWoManです。
ルミネカードのメリット
定期、チャージ、新幹線のチケット購入でポイントが3倍になる
「VIEWプラス」という、ポイントが多くもらえる対象の商品をルミネカードで購入すると、ポイント還元率が3倍の1.5%になります。
適応される商品は以下の通りです。
- 乗車券、特急券、回数券、特別企画乗車券
- 定期券、Suica定期券
- Suicaグリーン券、Suicaカード
- Suicaへのチャージ、オートチャージ
- モバイルSuica関連(チャージ、オートチャージ、モバイルSuica特急券、モバイルSuica定期券、モバイルSuicaグリーン券)
- びゅう国内旅行商品
- 「えきねっと」からのライナー券の予約
ルミネで買い物をするといつでも5%OFF
ルミネカードは、ルミネで買い物をするといつでも購入金額が5%OFFになります。さらに、ルミネカードは3月・5月・9月・11月の年間4回開催されるキャンペーンのとき、購入金額が10%OFFになります。
ルミネカードの割引は、食料品、レストラン以外にも、ユニクロ、無印良品、ユニクロ、ドラッグストア、本・CD・DVDも対象になります。
年間の利用金額に応じてルミネの商品券がもらえる
ルミネでルミネカードを利用した年間の金額に応じて、ルミネ各店舗で使える商品券がもらえます。
年間の利用金額とは、1月1日~12月31日の間にルミネで購入した金額です。
年間利用金額 | 商品券 |
20万円~50万円 | 1,000円分 |
50万円~70万円 | 2,000円分 |
70万円~100万円 | 3,000円分 |
100万円以上 | 5,000円分 |
ルミネの商品券は、ルミネ各店はもちろんのことルミネの中にあるレストランでも使用することができます。
ポイントをルミネの商品券に交換できる
ルミネカードのビューサンクスポイントは、ビューカードの会員用サイトからルミネの商品券に交換することができます。
ルミネの商品券は簡易書留での郵送なので、手数料としてポイントがプラスしてかかります。
- 810ポイント(650ポイント+手数料160ポイント)→2,000円相当の商品券
- 1,410ポイント(1,250ポイント+手数料260ポイント)→4,000円相当の商品券
ETCカード、家族カードも追加発行可能
ルミネカードは、本カードと一緒の年会費1,048円(税込)で家族カードが発行できます。
ETCカードも追加発行できますが、ルミネカードの年会費と別に524円(税込)の年会費がかかります。ETCカードの利用料金は、ビュースイカカードの利用料金と一緒に、支払口座から引き落とされます。
「マイレージ割引サービス」に登録してから、ETCカードを利用して高速道路料金を払うと、1回の利用ごとに10円につき1ポイントのマイレージが貯まります。1,000ポイントで500円、3,000ポイントで2,500円、5,000ポイントで5,000円分、高速道路の通行料金が割引になります。
さらに、ビューサンクスポイントも同時に貯まります。還元率は、ビュースイカカードで買い物をしたときと同じ0.5%です。
紛失補償付き
ルミネカードは、紛失保証が付いていて、紛失時点の定期券の部分、Suicaのチャージ残高を保証してくれます。
また不正使用の被害も補償してくれます。不正使用の連絡をカード会社が受けた日から、60日前にさかのぼり、その以降に不正使用された分の金額は補償してくれます。
国内外海外旅行傷害保険が付帯している
ルミネカードは、国内外の旅行傷害保険が付帯しています。
国内旅行傷害保険について
国内旅行は利用付帯で、海外のホテルや交通費をルミネカードで支払えば、傷害保険が適応されます。
国内旅行傷害保険が対象となる事故や、電車や航空機、船舶に乗っているときの事故です。乗車中でなくても、乗車場の構内にいた場合に起きた事故も対象になります。
その他は、企画旅行に参加中の事故、宿泊施設内で起きた火災や爆発事故です。
担保の内容 | 保険金額 |
死亡・後遺障害 | 1,000万円 |
入院 | 1日3,000円 |
通院 | 1日2,000円 |
海外旅行傷害保険について
海外旅行傷害保険は自動付帯で、カードを利用しなくてもサービスを受けられます。担保の内容と金額は以下の通りです。
担保の内容 | 保険金額 |
死亡・後遺障害 | 500万円 |
傷害治療費用 | 50万円 |
疾病治療費用 | 50万円 |
ルミネカードのデメリット
ポイントは1,000円未満は切捨てになってしまう
ルミネカードは、1,000円以上使わないとポイントが貯まりません。999円までの購入金額は0ポイントになってしまうので、正直言ってポイントが貯めやすくはありません。
ただし、1回の購入で1,000円未満だとしても、月の合計でポイントを還元してくれるので、毎回999円以下は切り捨てというわけではありません。1回目の買い物で500円、2回目で500円買い物すれば累計1,000円になり、その分はポイントが還元します。
ETCカードに年会費がかかる
無料でETCカードが付いてくるクレジットカードもある中で、ルミネカードのETCカードは本カードと同じ524円(税込)の年会費がかかります。
しかし、高速道路の通行料金に使えるマイレージと、ビューサンクスポイントを同時に貯められるのは魅力です。
利用地域によっては少し不便
ルミネカードは、首都圏、仙台・新潟エリアでないと、Suicaのオートチャージができません。
他の地域に住んでいる方は、Suicaのインターネットサービスを利用してチャージをしなくてはいけません。
またビューサンクスポイントをSuicaの残高に交換できるATM「VIEW ALLTE」は、JR東日本の駅に設置されているので、少し不便に感じます。さらに、ルミネの店舗は東京を中心に関東一円に展開されていれるので、ルミネが近くにない地域の方は無理してルミネカードを作る必要はありません。
国際ブランドの変更・切り替えができない
ルミネカードは、JCB、VISA、MasterCardという3種類の国際ブランドが用意されています。1度1つのブランドを選択して入会すると、途中で変更や切り替えはできません。
他のブランドのカードを持ちたい場合は、新規申し込みと前のカードの解約をする必要があります。
ルミネをよく利用するなら発行したいクレジットカードです
ルミネカードはその名前のとおりルミネで買物が大変おトクになるクレジットカードですね。常時5%OFFで、本や食事、さらに化粧品や食料品などでも5%offになるほか、年に数回10%offになるところもポイントが高いです。
店舗販売前のアイテムも購入できるルミネのネット通販「アイルミネ」でも5%offになる点もプラス材料ですし、3つの機能(Suica、定期券、クレジットカード)が1つにまとまったクレジットカードですので、財布もかさばらないのもGoodです。
ルミネをよく利用する方は絶対に抑えておきたいクレジットカードです。
ルミネカードの公式情報はこちら
公式情報ルミネカード:ビューカード