松井証券が投資信託の取扱を再開し、さらにポートフォリオ提案サービス「投信工房」をリリースします。
この投信工房は、簡単な8つの質問に答えるだけでポートフォリオが提案されるうえに、ポートフォリオの信託報酬は平均0.35%と他社のロボアドバイザーによる提案型のサービスに比べると驚異な水準のサービスです。
詳細を確認してみましょう。
松井証券 投資信託取扱開始日
2016年11月26日
投信工房サービス開始日
2016年11月26日
投信工房の内容
ロボアドバイザーによるポートフォリオ提案サービス
8つの質問に答えるだけで、ロボアドバイザーによってポートフォリオが提案されます。ポートフォリオは、国内株式や債券だけではなく、国外の株式・債券・コモディティ(商品)など多用な資産が提案されますので、国際分散投資が可能といううたい文句です。
また、ポートフォリオは配分比率の調整は銘柄の入れ替えも自分で可能です。これも他社には無い点です。
投信工房の利用料は無料
投信工房の利用料は無料です。
他社は、ロボアドバイザーによる提案などサービス利用料を徴収しますが、松井証券投信工房は、これらの費用は一切かからず、純粋に投資信託保有コストである信託報酬しかかかりません。
ポートフォリオの信託報酬は平均0.384%のみ
ロボアドバイザーによるポートフォリオの信託報酬は平均0.384%です。
新たに設備投資したうえで、このサービスを開始したはずなに、松井証券はどうやって回収するつもりなのかちょっと心配になる水準です。
参考楽天証券「楽ラップ」を2016年7月2日よりサービス開始したので徹底解説しました
参考マネックス証券MSV LIFE(ロボ・アドバイザーを利用した個人向けラップサービス)について解説します
500円から積立可能
他社と比べて圧倒的に有利なのが500円から積立可能という点です。
積み立てのペースは毎月でも、毎週でも、毎日でも自由に設定可能です。
リバランス注文を搭載
積立や価額変動によってポートフォリオの資産比率が当初設定よりも変わっていくことから、投資信託の売却や購入などのリバランス作業をする必要がありますが、この投信工房は、リバランス注文機能を搭載しています。
リバランス積立が可能
ポートフォリオを最適化しながら積立するリバランス積立が可能です。
このサービスは国内のラップ商品としては初めてのサービスでしょう。
金融情勢や経済情勢に合わせてポートフォリオの変更も提案してくれる
投信工房は、金融情勢や経済情勢に合わせてポートフォリオの変更も提案してくれるようです。
運用する投資信託は、たわらやニッセイの模様
どの投資信託を利用してポートフォリオを構築するのかは不明ですが、松井証券が今回新たしく取り扱う投資信託は89種類ですので、この中から提案されます。
具体的には、以下のインデックスファンドシリーズが網羅されています。
- <購入・換金手数料なし>シリーズ(ニッセイ)
- たわらノーロードシリーズ(AM-One)
- 三井住友DCシリーズ(三井住友)
- i-mizuho(ブラックロック)
- SMTインデックスシリーズ(三井住友トラスト)
- eMAXISシリーズ(三菱UFJ国際投信)
実際に試して運用成績を公開します
少額から投資可能ですので、人身御供として、サービス開始後に、実際にサービスを利用して運用成績などを公開してみます。
なお、今回紹介した投信工房は、松井証券の総合口座(ネットストック口座)持つ必要があります。松井証券の開設費用や維持費用は無料ですし、総合口座開設も最短4日でできます。
ちなみに松井証券はネットリンク入金(即時振込入金)サービスも17金融機関対応しています。
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