銀行が窓口で硬貨を預け入れた場合、今までは何枚持ち込んでも当然無料で預かってくれます。
しかし、りそな銀行が、2019年7月から銀行の窓口で硬貨を預け入れると硬貨入金整理手数料という名前の手数料を徴収することを公表しました。
こんなクソ手数料を新しく導入していただけるのは、まさに日本銀行が実施するマイナス金利のおかげですね。
詳細を確認してみましょう。
りそな銀行 硬貨入金整理手数料について
- 手数料徴収開始日:2019年7月1日から
硬貨入金整理手数料はどのくらいの金額なの?
持ち込んだ硬貨の枚数によって手数料金額が変わります。500枚までは無料ですが、501枚から、500枚ごとに550円(税込)と消費税が取られます。
預入れる硬貨の枚数 | 手数料金額(税込) |
---|---|
500枚まで | 無料 |
501枚以上1,000枚まで | 550円 |
1,001枚以上1,500枚まで | 1,100円 |
1,501枚以上2,000枚まで | 1,650円 |
以降500枚ごとに | 550円 |
りそな銀行 硬貨入金整理手数料の注意点
1度の取引で複数回に分けて入金しても合算した枚数に応じて手数料が取られる
1度の取引で複数回に分けて入金した場合でも、数えるのは同じですので、合算した枚数に応じて手数料が発生します。
硬貨500枚までの無料扱いは1日1回まで
500枚までの無料扱いは1日1回までです。無料扱いは500枚までということで1日小分けにして預け入れれれば手数料が発生しないという裏ワザは使えません。
やっぱり入金止めたといっても手数料は取られます
入金止めても数えた時点で手数料が発生します
10円玉や100円玉貯金している方はATMでの預け入れしないと手数料が取られます
今回りそな銀行が硬貨入金整理手数料として入金してもお金を取るという非情な手数料を新設します。
手数料発生により困るのは個人ではなく商売をしている方だと思いますが、財布の中の硬貨を貯金している方とかお子さんの10円玉貯金など硬貨を貯金箱に貯めている方は、ご注意ください。
1円玉貯金している方は、このことを知らないと、手数料分がまるまる取られ、預け入れるお金がほとんどなくなるか、逆に足りない分を支払うという悲惨な結果になります。
窓口で数えた時点で手数料は取られますので、「手数料取られるからやっぱりやめた」と言っても手数料は取られます。
りそな銀行において、手数料発生する2019年7月1日以降は、ATMでの預け入れをオススメしますが1度にATMによっては1度に50枚や200枚と決まていますので、硬貨の数によっては、何度入金しないといけません。
硬貨を預け入れるとお金を取られるという恐怖の手数料は他の銀行や信用金庫も採用し一般的になるでしょう
ちなみに、横浜銀行も2019年5月13日から同じように硬貨を預け入れた場合、手数料を徴収します。(横浜銀行の場合は500枚につき税込440円の手数料発生)
「硬貨整理手数料」の新設ならびに「ATM振込手数料」の改定について|横浜銀行
他の銀行や信用金庫も同じような手数料を新設する流れになりますので、硬貨の貯金に勤しんでいる方は、実際に預け入れするときはご注意ください。
りそな銀行 硬貨入金整理手数料徴収開始の公式情報はこちら
「硬貨入金整理手数料」新設のお知らせ 取扱開始日:2019年7月1日(月)|お知らせ(個人のお客様)|りそな銀行
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