東京スター銀行の有名商品であるのスターワン1週間円預金の金利が2月から引下げとなりました。
4か月ぶりの減率改定でございます。kenzさんが紹介されていますね。
東京スター銀行のスターワン1週間円預金が年0.10%に金利引下げ - インデックス投資日記@川崎
詳細を確認してみましょう。
東京スター銀行スターワン1週間円預金の詳細(平成27年2月より)
- 預入期間:1週間
- 預入金額:10万円以上
- 金利(平成27年1月まで):0.15%
- 金利(平成27年2月から):0.10%
スターワン1週間円預金|キャンペーン&おすすめ情報|東京スター銀行
東京スター銀行スターワン1週間円預金 2014年3月の金利0.30%でしたがそれも遠い過去に。
今回の改定でスターワン1週間円預金の金利は0.05%の引き下げ。
過去は2014年3月に0.30%と高い金利設定でしたが、その栄光も遠い過去になりました。
今回の東京スター銀行 スターワン1週間円預金の金利設定は、登場以来最低水準の金利でございます。
1週間という短期の定期預金において、国内最高峰の金利設定は、SBJ銀行のなのかちゃんの年0.25%でございます。(公開時点です)
nanacoとはまったく関係の無い「なのかちゃん」 SBJ銀行1週間定期預金の詳細をアップするよ。
なお、金利変動リスクがある楽天銀行 1週間円預金の金利は今週は、0.05%と最低水準金利でございますが、突然金利が上がる場合もございますのでご注意ください。
東京スター銀行スターワン1週間円預金の金利の推移
東京スター銀行スターワン1週間円預金の金利は、楽天銀行に比べて金利の変動リスクは無いのですが、それでも結構変わっております。
分かりやすいように推移をまとめてみました。
期間 | 金利 |
2012年1月~ | 0.25% |
2013年7月~ | 0.20% |
2014年3月~ | 0.30% |
2014年8月~ | 0.20% |
2014年10月~ | 0.15% |
2015年2月~ | 0.10% |
今回の金利改定でスターワン1週間円預金の利用価値は無くなりました。
0.10%という金利は、住信SBIネット銀行のハイブリット定期預金や楽天銀行のマネーブリッジなどの証券会社と連動した口座の普通預金金利と同じです。
短期間の定期預金の存在価値を自ら否定する改定となりました。
1週間資金が拘束されるよりも、普通預金の方が流動性は優れていますので、利用価値は全くございません。
参考までに、東京スター銀行のデメリットを書くよ
実際に管理人は東京スター銀行を利用しておりますが、利用者の観点からデメリットを書きます。
ぶっちゃけると、東京スター銀行は使い勝手が悪い銀行です。
例えば、ATMは、ゆうちょ銀行ATMからの預入は無料となりますが、出金は手数料がかかります。セブン銀行ATMも入出金手数料がかかります。
これらのATMからの手数料は8回までならば翌月にキャッシュバックという形で返金されますが、手数料が発生した月の預金平均残高の10%がキャッシュバック上限というシバリがあります。
つまり、東京スター銀行の店舗か東京スター銀行ATMを利用しないと資金を完全に引き揚げることが実質不可能ということです。
また、他行宛の振込手数料が無料となる優遇プログラムなどはありませんので、その点もマイナス評価。
こういったデメリットを把握したうえで、スターワン1週間円預金のご利用をご検討してみてください。
【参考】他の金融機関から定期預金の資金を振り込む時の手数料を無料にできる銀行はこちら
定期預金の資金を他の金融機関から移動させるときに、振込手数料を支払っていませんか?
他行宛振込手数料が無料になる金融機関は、たくさんありますので、利用しないともったいないですよ。
詳細は以下のページをご覧ください。
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