楽天証券は私設取引サービス「PTS」を再開します。単に再開するだけではなく、PTSを利用したSORサービスも提供します。
詳細を確認してみましょう。
楽天証券 私設取引サービス「PTS」の再開について
- 開始日:2017年12月23日
楽天証券で利用できる私設取引システム「PTS」について
以下のとおりです。
楽天証券で利用できる私設取引システム「PTS」について | 取引時間 | 備考欄 |
---|---|---|
チャイエックス・ジャパンPTS | 8:00~16:00 | |
ジャパンネクストPTS | 8:20~16:00 | 2019年3月18日より17:00~23:59も取引可能に |
楽天証券PTSは夜間取引にも対応し業界最長の取引可能時間に
2019年3月18日からジャパンネクストPTSの夜間取引(17時から23時59分まで)を開始しますので、夜間でも取引可能となりますので、業界最長の8時から24時直前までほぼ取引可能となります。
楽天証券PTSの特徴について
PTSを利用しても、費用は選択している手数料コースの手数料体系が適用
PTSを利用しても手数料は選択している手数料コースの料金体系です。
呼び値の刻みは0.1円刻みのものが多数あり
東京証券取引所1円刻みの銘柄でも、PTSは0.1円刻みのものが多数あります。よって取引所の最良気配より有利な価格で取引できる可能性があります。
朝は8時から取引可能
PTSを利用することにより寄付前の8時から取引できます。
2つの私設取引システムを利用できるのは楽天証券のみ
現時点でPTSを利用できるのはSBI証券のみですが、SBIジャパンネクストPTSを利用しています。今回楽天証券が再開するPTSはチャイエックス・ジャパンPTSやSBIジャパンネクストPTSの2社を利用しますが、これはネット証券で楽天証券のみのサービスです。
SORサービスの開始で東京証券取引所とPTSの株価を比較して有利な条件の市場で注文が執行できるようになります
今回、楽天証券のPTS再開と同時に、SORサービスを導入します。
このSORサービスは、東京証券取引所とチャイエックス・ジャパンPTSやSBIジャパンネクストPTSが提示する株価を比べて、東京証券取引所の最良気配とどうねかそれよりも有利な価格ならば、自動でPTSの注目を約定してくれます。
また、東京証券取引所よりも有利な株価で約定した場合は、差額が注文照会の詳細画面に表示されます。つまり取引コストが削減されたかを確認することができます。
このSORサービスはSBI証券のPTSサービスも利用していますが、SBI証券はSOR注文した場合です。ただし、SBI証券は東京証券取引所とSBIジャパンネクストの比較ですが、楽天証券はチャイエックスを加えた3社の比較で最も低い株価が注文されます。
楽天証券PTS取引再開で2018年中には夜間でも取引可能に
楽天証券がようやくPTS取引を再開します。2018年中には夜間取引も可能となることからSBI証券のPTS取引と引けを取らないサービス水準になります。手数料はSBI証券は約5%程度低い(スタンダードプランに比べて)のですが、楽天証券は8時から利用できるというメリットもあります。どちらも優越つけられないほどサービスが充実してきました。
やはり、楽天証券とSBI証券がネット証券に抜き出た感もありますね。
楽天証券PTS及びSORサービスの開始について
2つのPTS(日中取引)への取次ぎ開始!有利な価格の市場へ自動で注文を執行する「SORサービス」も同時スタート! | 楽天証券
楽天証券の新規口座開設者向けキャンペーンも熱い!
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