本サイトはプロモーションが含まれています

広告 投資

【寄稿記事】今週の相場見通しについて(2021年2月1日~2月5日)

2021年1月31日

世界分散投資

知人の金融関係者に寄稿してもらい毎週1回、今週の相場見通しをお届けします。

皆さん投資検討する時の参考にしてください。

延長を希望される方がいたので当面の間延長します。感想などコメントや感想・問い合わせから教えてもらえると嬉しいです。

なお、当ブログに寄稿を希望されるブロガーさんがいらっしゃいましたら、こちらからご連絡くださいませ。

感想・問い合わせ - 1億円を貯めてみよう!chapter2

今週の相場見通しについて(2021年2月1日~2月5日)

金融関係の仕事にしているtakashiです。

今週の相場見通しをお届けします。

AGクラウドファンディング

今週は個別株の決算発表と米国市場の動向に左右される展開

2020年2月1日~2021年2月6日の週の日経平均株価は、個別株の決算発表と米国市場の動向に左右される展開が続くだろう。

3月期決算企業の第3四半期決算の結果が、コロナ禍からの回復が確認できるものになれば、日経平均株価は底堅く推移すると考えられるが、上値の重い状態は続くと考えられる。

先週は一転して下落

2020年1月25日~2021年1月30日の週は、NYダウの暴落を機に、日経平均株価は一転して下落した。

しかし、本格的な下げ相場になったのは、週の後半で、それまでは下押し圧力に持ちこたえたと言える。

25日(月)は、NYダウ先物の堅調を受けて買い優勢となり、21日(木)に付けたバブル崩壊後の最高値を更新し、28,822円29銭で取引を終えた。

高値警戒感を受けた利益確定売りが優勢となり、翌26日(火)には下落したが、27日(水)は小反発した。

しかし、28日(木)、29日(金)には大幅下落し、29日(金)の終値は前週金曜日の終値と比べて968円06銭安の27,663円39銭となり、28,000円台を割り込んで取引を終えている。

ヘッジファンドと個人投資家の争いも下落の要因か

2020年1月25日~2021年1月30日の週の日経平均株価の下落要因になったのは、NYダウの下落である。

27日(水)に開催された米FOMCでは、市場の予想どおり金融緩和策の継続が決定した。

パウエルFRB議長は会見で、「新型コロナウイルスとの闘いはまだ終わっていない」「完全回復には程遠い」と発言したため、しばらくは金融緩和が続くとの見通しから、米国市場では売り優勢となったのだ。

また、米ゲームストップ(GME)や米AMC(AMC)は、個人投資家によるSNS上の強気の呼びかけが原因となり、急騰した。

ゲームストップの2020年8-10月期の業績は赤字だったため、株価下落が予想されていたが、ヘッジファンドによる空売りを予想した個人投資家たちがそれに対抗しようとSNS上で呼びかけ、買い拾う動きが広がったことが、今回の急騰につながった模様だ。

空売りを仕掛けた複数のヘッジファンドが、急騰による買い戻しを迫られたと報道されているが、その結果、マイナスをカバーするため、米アップルなどの優良株をヘッジファンドが売却したこと、そして、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が大きかった米ボーイングが、過去最大の赤字を計上したことが、株価下落の主因となったようだ。

底堅いも積極的に上値を追う展開にはならない

このように、米国株の急落が日経平均株価の大幅下落の引き金となったが、元々、株式市場には高値警戒感が広がっていた。

特に、バイデン政権発足までの株価上昇のスピードは速く、過剰流動性相場の影響もあって、過熱気味であることが懸念されていたのだ。

どこかでクールダウンが入ると考えられていたため、今回の下落は予想されていたものと考えられる。

2020年10-12月期決算発表は日米でまだ続いているため、2020年2月1日~2021年2月6日の週の日経平均株価は、個別企業の決算に左右される展開となりそうだ。

日経平均株価は29,000円台を目指して上昇するものの、28,900円台まで上昇して押し戻される展開となっていて、上値が重い。

2020年10-12月期決算発表の結果を受けて、コロナショックからの回復が確認できた場合、底堅い展開にはなるが、積極的に上値を追う展開にはならないだろう。

また、2020年2月1日~2021年2月6日の週に関しては、米雇用統計が5日(金)に控えているため、結果を前に様子見ムードとなりそうだ。

今週の推奨セクターについて

2021年1月25日~2021年1月30日の週で推奨したいセクターは、機械、総合化学である。

機械については、FAや工作機械などの設備投資の一層の回復が見込めることや、欧米での住宅需要が好調であることがポジティブ材料だ。

総合化学は、海外の総合化学と比較すると割安な水準で放置されているが、内容は決して悪くない。

今週の非推奨セクターについて

反対に避けたいのは、電力大手、空運、小売(スーパー)である。

電力大手はJPEX(日本卸電力取引所)のスポット価格の高騰がピークアウトしつつあることが挙げられる。

なお、電力小売に関しては、価格高騰影響をどの程度受けたかがポイントとなる。

価格高騰を受けて市場調達の割合を減らして相対調達を増やしたり、新規契約の停止、事業停止を決定した業者も出てきているため、個別の動向を調べた方が良いだろう。

空運は、コロナ禍の収束まで時間がかかるため、軟調な状態がしばらくは続きそうだ。

また、小売については、スーパーは昨年春の緊急事態宣言から需要が増加し、好調が続いているが、すでに株価に織り込まれているため、今は避けた方が良いだろう。

今週は5日の米雇用統計に注目

また、2020年2月1日~2021年2月6日の週は、5日(金)の米1月雇用統計に注目だ。

それに先駆けて発表される1日(月)のISM製造業景況指数や3日(水)の米1月ADP雇用統計、4日(木)の米12月製造業受注にも注目したい。

ぜひシェアお願いします

AGクラウドファンディング

この記事を含めて当ブログはリンクフリーです。もし参考になったらリンクしてかまいません。

また、気に入った記事はシェアしてください。ブログ更新の励みになります。

当ブログはキャンペーン屋の名にかけて、金融機関などのキャンペーンを紹介していきます。

いち早く情報を手に入れたい方は、RSS登録やtwitterアカウントのフォローをおすすめします。

feedlyfeedlyに登録する

RSSRSSを表示する

Twitter管理人の twitterアカウント(@Spike_komainu)をフォローする

Facebook1億円を貯めてみよう!フェイスブックページにいいねする

情報提供情報提供するとプレゼント

役立つサイト

金融庁

日経新聞 金融機関ニュース

日本銀行 Bank of Japan

相互リンク

Amazonギフト券が貰える

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2021

[お願い]記事の内容については正確性に努めていますが、紹介した定期預金やキャンペーン、イベントなどを利用・参加する場合は、必ず公式情報をご確認ください。
当ブログは、掲載情報の誤表記、読者の錯誤並び掲載情報入手時期による機会損失等により被った損害について一切の責任を負いかねます。 さらに、それらを起因とした苦情を、キャンペーン等実施元である金融機関や団体に対して行わないでください。


  • この記事を書いた人
  • 最新記事

すぱいく(キャンペーン屋)

長年の銀行やネット証券の利用の経験や実際の投資体験をもとに高利の定期預金や金融機関キャンペーン情報満載のブログを運営する管理人。キャンペーン屋、週刊現代女性セブンさらに日経ヴェリタスなどでコメントする定期預金ウォッチャー。投資信託積立マニア。 画伯マネージャー。投信ブロガーが選ぶFOY懇親会実行委員。恐妻家友の会会長。投資は、投資信託、現物株、ETF、金、プラチナ、FX、くりっく株365など。 すぱいくの自己紹介 | 1億円を貯めてみよう!chapter2

よく読まれている記事

1

不動産投資型クラウドファンディングのCOZUCHIが当ブログ限定のキャンペーンをスタートしました。登録&エントリーの2つでAmazonギフト券が貰えます。 詳細 ...

2

現在実施中のクラウドファンディングサービス新規会員登録キャンペーンをまとめて紹介します。 管理人オススメは、わずか1取引で現金が貰えるオススメのキャンペーン(岡 ...

3

株式会社シーラが運営する不動産投資型クラウドファンディングサービス「利回りくん」が新規登録などで楽天ポイントが貰えます。 詳細を確認してみましょう。 利回りくん ...

4

KASUMI(カスミ)というスーパーで買物すると大変おトクになるKASUMIカードというイオン系のクレジットカードがあります。 そのKASUMIカードが新規入会 ...

5

過去に紹介した銀行や証券会社などの口座開設キャンペーンをまとめました。このページは随時更新していきます。 ネットバンクの口座開設キャンペーン 銀行系の口座開設キ ...

ユニバーサルスタジオジャパン 6

ユニバーサル。スタジオ・ジャパンが大変おトクになるクレジットカードのイオンカード(ミニオンズ)。 イオンカードの特典に加えて、イオンシネマが1,000円で鑑賞で ...

7

岡三オンラインが当ブログとタイアップした新規口座開設キャンペーンを実施中です。 キャンペーンコード入力、岡三オンラインの口座開設さらに1回以上の取引で現金3,5 ...

8

当ブログで紹介したキャンペーンの中でも今月末あたりに終了になるキャンペーンをまとめてピックアップします。 三菱UFJ銀行 Eco通帳に切り替えで1,000円プレ ...

-投資
-