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【寄稿記事】今週の相場見通しについて(2021年6月14日~6月18日)

2021年6月13日

世界分散投資

知人の金融関係者に寄稿してもらい毎週1回、今週の相場見通しをお届けします。

皆さん投資検討する時の参考にしてください。

延長を希望される方がいたので当面の間延長します。感想などコメントや感想・問い合わせから教えてもらえると嬉しいです。

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今週の相場見通しについて(2021年6月14日~6月18日)

金融関係の仕事にしているtakashiです。

今週の相場見通しをお届けします。

今週は総じて様子見ムード

2021年6月14日~2021年6月19日の日経平均株価は、FOMCや日銀金融政策決定会合を前に様子見ムードが広がり、方向感の出にくい状態が続くと考えられる。

先週は全体的に方向感に乏しい展開に

2021年6月7日~6月12日の日経平均株価は28,900円を挟んで小動きになり、全体的に方向感に乏しかった。

7日(月)は、前米雇用統計の結果を受けて前週末にNYダウが反発したことから、日経平均株価は小幅上昇し、前週末比77円72銭高で取引を終えた。

8日(火)と9日(水)の日経平均株価は下落し、8日(火)は前日比55円68銭安、9日(水)は前日比102円76銭安で取引を終えた。

10日(木)の日経平均株価は、前日のNYダウの下落を受けて売られたものの、時間外のNYダウ先物が小幅上昇したことで、東京エレクトロン(8035)やファナック(6954)など輸出関連の値がさ株の一角が買われたため、上昇に転じた。

しかし、商いが薄かったため、その後は小動きとなり、前日比97円76銭高となった。

11日(金)の日経平均株価は、前日のNYダウが小反発したことから、買い優勢となったものの、材料難により小動きに。

利益確定売りに押される場面もあったが、日経平均株価は前日比9円83銭安の28,948円73銭と、小反落して取引を終えた。

このように、2021年6月7日~6月12日の日経平均株価は、29,000円を割り込んだ後は方向感が出にくかった。

その大きな原因となったのが、10日(木)の5月米消費者物価指数で、発表を前に様子見ムードが広がったと考えられる。

また、同日にECB理事会も開催されたため、特に10日(木)の日経平均株価は方向感が出にくかった。

それに加え、11日(金)にメジャーSQを控えていたことも、2021年6月7日~6月12日の日経平均株価の上値抑制要因になったものと考えられる。

ただ、新型コロナワクチンの接種拡大が安心材料となり、株価の下落は限定的なものにとどまった。

今週はFOMCと日銀金融政策決定会合

2021年6月14日~2021年6月19日の日経平均株価は、引き続き方向感が出にくいと考えられる。

なぜなら、15日(火)、16日(水)にFOMCが開催され、16日(水)にパウエルFRB議長の定例記者会見が行われるからだ。

10日(木)の5月米消費者物価指数は前月比0.6%(事前予想:同0.4%)、前年同月比5.0%(事前予想:同4.7%)と事前予想を上回った。

新型コロナワクチンが普及し、経済活動の正常化が進む一方で、人手不足や部材供給がひっ迫しているため、インフレ圧力になっているとみられる。

パウエルFRB議長は、現在のインフレ圧力の上昇は一時的なものであるとの見方を崩しておらず、市場でも、テーパリングに関する議論は早くても8月26日(木)~28日(土)開催のジャクソンホール会議で行われる、との見方がされている。

そのため、15日(火)、16日(水)のFOMCではテーパリング議論は行われないと考えられているが、もしもテーパリングに関する何らかの発言があれば、市場は大きく反応するだろう。

そのため、16日(水)のパウエルFRB議長の定例会見での発言内容に注意したい。

それに加え、17日(木)と18日(金)には日銀金融政策決定会合が開催され、18日(金)には黒田日銀総裁の定例記者会見が行われる。

今回の日銀金融政策決定会合では、9月末に期限が到来する「新型コロナ対応資金繰り支援特別プログラム」の延長が決定されるとの見方がされているため、黒田日銀総裁の会見内容にも注意が必要だ。

FOMCと日銀金融政策決定会合を通過するまでは、様子見ムードが広がり、積極的な商いを手控える向きが強まるだろう。

今週の推奨セクター

なお、2021年6月14日~2021年6月19日の週で推奨したいのは、機械である。

日本工作機械工業会が発表した5月の工作機械受注速報値は、7か月連続で前年実績を上回ったが、前月比では0.5%減とほぼ横ばいとなった。

しかし、海外向けは前年同月比172%増の900億円と強いものになった。

欧米での回復がけん引し、外需が強い状態となっていることから、特に欧米向けの売上構成比が高い機械セクターの銘柄には追い風となるだろう。

今週の非推奨セクター

反対に避けたいのは、銀行である。

今回の5月米消費者物価指数の発表後も、米10年債利回りは1.50%を下回り、インフレ圧力の高まりに対する市場の警戒感は以前ほど強くないようだ。

銀行株にとって、米10年債利回りの低下はマイナス要因となり、株価が軟調になったり、方向感の出にくい状態になったりしやすいだろう。

今週の経済指標

なお、2021年6月14日~2021年6月19日の週は、FOMCや日銀金融政策決定会合の他に、15日(火)の5月米小売売上高、18日(金)の日本の5月全国消費者物価指数が発表される。

これらの結果にも注目したい。

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すぱいく(キャンペーン屋)

長年の銀行やネット証券の利用の経験や実際の投資体験をもとに高利の定期預金や金融機関キャンペーン情報満載のブログを運営する管理人。キャンペーン屋、週刊現代女性セブンさらに日経ヴェリタスなどでコメントする定期預金ウォッチャー。投資信託積立マニア。 画伯マネージャー。投信ブロガーが選ぶFOY懇親会実行委員。恐妻家友の会会長。投資は、投資信託、現物株、ETF、金、プラチナ、FX、くりっく株365など。 すぱいくの自己紹介 | 1億円を貯めてみよう!chapter2

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