不動産投資型クラウドファンディングのCOZUCHIが新しく中長期運用ファンドの募集を開始します。
詳細を確認してみましょう。
COZUCHI 中長期運用ファンドとは?
COZUCHI 中長期運用ファンドは任意組合型の不動産投資クラウドファンディングです。
半年に1回配当金が分配され、運用終了時や中途売却時にキャピタルゲインも狙うことが可能です。
匿名組合型ファンドは、単なる出資のため、税法上のメリットはありませんが、任意組合型ファンドは、実際に不動産を保有するのと同様に税務上のメリットがあるうえに、事業者の倒産リスクの軽減が図れます。
COZUCHIの中長期運用ファンドは、半年に1回中途売却の機会を設けることから、運用期間をある程度コントロールすることが可能です。ただし、売却時の投資物件の市場動向などにより元本より低い価格で売却する可能性もあります。(逆に元本よりも高い価格で売却することもありうる)
任意組合型ファンドとは?
任意組合型ファンドとは、投資家と事業者が任意組合契約を締結し、投資家が事業者に不動産の共有持分を現物出資し、事業者が不動産の管理・運営を行い、その収益を投資家に分配する仕組みの不動産投資商品です。
任意組合型ファンドのスキーム
ファンド組成時は、投資家と事業者と任意組合契約を結び、その後投資家は、不動産の共有持分を購入します。
投資家は、共有持分を任意組合に現物出資し、事業者は、組合の代表として不動産の管理・運営を行い、運用で得た収益を投資家へ分配します。
任意組合型ファンドのメリット
手軽に不動産投資することができる
一般的に不動産へ投資する場合は、数千万円から数十億円の現金が必要です。
任意組合型ファンドは、複数の投資家が不動産を投資することから、1人で投資するよりも投資金額が低くすることができます。
一般的には100万円からですが、COZUCHIの中長期運用ファンドは10万円から投資することができます。
不動産管理などをする必要はない
現物不動産へ投資した場合は、投資後の不動産管理を自分で行う必要があります。任意組合型ファンドは、事業者が不動産管理を行うことから、手間がかかる管理などを投資家自らする必要はありません。
相続税や贈与税の節税対策に活用できる
任意組合型ファンドは、実物の不動産投資に近い感覚の資産運用商品です。
一般的に、不動産は、相続税対策に有効と言われています。
不動産の相続や贈与時は、路線価や固定資産税に基づき評価した不動産の価額で算定しますので、現預金やその他の金融商品を相続するよりも、税評価額を引き下げることが期待できます。
税評価額が引き下がれば、相続税や贈与税も軽減されますので、不動産は、相続税対策に有効と言われる所以です。
任意組合型ファンドは、現物不動産へ出資すると同様の資産圧縮効果が図れますが、J-REITや匿名組合型ファンドでは資産圧縮効果を得ることはできません。
事業者倒産リスクの軽減
任意組合型ファンドは、任意組合を組成したうえで、物件に投資することから、事業者が倒産したとしても、任意組合には影響がないことから、別の事業者を選定のうえ継続することが可能です。
つまり、事業者の倒産リスクの軽減が図れます。
任意組合型ファンドのデメリット
優先劣後出資構造無し
匿名組合型ファンドは、事業者による劣後出資により、投資物件の価格がある程度まで下落したとしても、下落幅が劣後出資の額までならば、出資した投資家の元本は毀損しません。
任意組合型ファンドは、優先劣後出資構造は無いため、売却時に、将来の投資物件の価格によっては売却損もしくは売却益が発生します。
出資金額以上の損失が発生する可能性がある
理屈としての話になりますが、出資金額以上の損失が発生する可能性があります。これは出資した投資家は任意組合員となることから、債務に対して無限の責任を負うためです。
例えば、投資した不動産が他者に多額の損失を与えた場合に、その損失を出資した投資家全員で負担しなければいけません。その損失額が出資金よりも高くなる場合もありえます。
不動産が他者に多額の損失を与えるケースというのは、きわめて稀ですが、可能性としてはありえます。
COZUCHI 中長期運用型ファンド(ウィスタリアプラザ 世田谷区下馬 一棟ビル)とは?
COZUCHI 中長期運用型ファンド(ウィスタリアプラザ 世田谷区下馬 一棟ビル)は運用期間は10年で、賃料などのインカムゲインを分配金の原資とします。
ファンドの投資対象は、東急東横線 祐天寺駅から徒歩14分、東急田園都市線 三軒茶屋駅から徒歩15分の店舗付事務所ビル(土地及び一棟建物)で、三宿通りに面した角地に位置します。
現状満室稼働中(空室率0%)であり、直近の運用収益は約2500万円、運用費用は約500万円であり、差し引きの純収益は約2000万円です。(いずれも年額)
2018年から総額約4,600万円の大規模修繕工事を実施しており、今後大きな支出を伴う工事は計画していません。
リスクとしては、空室発生時の賃料下落リスク、空室発生後のテナント誘致費用発生リスク、都市計画道路に該当している三宿通りの道路工事による本物件敷地の一部が収用に伴う収支変動リスクがあります。
詳しい情報などは公式情報をご確認ください。
公式情報COZUCHI
運用期間や募集期間など
以下のとおりですが、事業者であるTRIADが650万円出資しており、総募集総額は4億6650万円です。
- 運用期間:2023年7月31日から2033年7月30日
- 配当金実施予定日:2024年6月30日
- 募集金額(一般募集):460,000,000円
- 募集期間(一般募集):2023年6月5日19時から2023年7月4日13時まで
- 募集方式:先着順(応募率120%に達した時点で募集終了)
- 想定利回り:3.6%(キャピタルゲイン0.0%+インカムゲイン3.6%)
- 分配タイミング:半年に一回配当金が分配される
COZUCHIとは?
LAETOLI株式会社(旧株式会社SATAS、2021年8月1日に社名変更)が運営するCOZUCHIは、不動産投資型クラウドファンディングサービスを提供しています。
ファンドは、需要の高い都内の不動産中心であり、再開発物件や売却が決定している物件などを精力的にファンドとして組成。
つまり、手堅い投資できるうえに、中途解約が可能というメリットがあります。
さらに、キャピタルゲインを一定の分配方針に基づいて上限なしに配当する方針であり、過去募集したキャピタルゲイン重視型のファンドは当初想定利回りを大幅に上回っています。
練馬区 武蔵関Ⅰ 年利283.5%(当初想定年利12%)
渋谷区 恵比寿 EXITファンドⅠ 年利62.2%(当初想定年利46.9%)
世田谷区 砧 EXITファンドⅠ 年利110.5%(当初想定年利50.9%)
数多ある不動産投資型クラウドファンディングサービスの中でも、比較的新しいサービスであることから登録者数がまだ少ないことから、おススメです。
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COZUCHIの評判や口コミさらにメリット・デメリット・口座開設方法など徹底解説(旧WARASHIBE・不動産投資型クラウドファンディングサービス)
LAETOLI株式会社が運営する不動産投資型クラウドファンディングサービスのCOZUCHI(コズチ)の評判や口コミさらにメリット・デメリット・口座開設方法など徹底解説しました
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COZUCHI初の中長期運用型ファンドの登場
COZUCHI初の中長期運用型ファンドが募集開始します。
中長期で定期的に配当を実施しながら、債券や銀行預金等より高いリターンを目指すうえに、相続税対策としても活用することができる投資標品ですね。
ネックは募集金額が少ない点だけでしょう。
ちなみに、COZUCHIの会員登録費用などは一切無料で、無料で持ち続けることができます。むろん出資するときの手数料も無料です。
WEBサイトの「会員登録」ボタンをタップまたはクリックし、住所氏名メールアドレスなどを入力します。
その後本人確認書類をアップロードすればCOZUCHIにて申請内容の確認し、登録の住所へ、転送不要の簡易書留郵便にて本人確認ハガキが届きますので受取すればファンドへ投資することができます。
会員登録は以下の赤いボタンからできますよ。
COZUCHI 広尾 区分店舗フェーズ2のファンドの公式情報はこちら
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