新光投信の新光MMF(マネー・マネージメント・ファンド)、FFFⅡ(フリー・ファイナンシャル・ファンドⅡ)が繰上償還手続きに入りました。
詳細を確認してみましょう。
新光MMF(マネー・マネージメント・ファンド)、FFFⅡ(フリー・ファイナンシャル・ファンドⅡ)の繰り上げ償還について
- 繰上げ償還商品:新光MMF(マネー・マネージメント・ファンド)、FFFⅡ(フリー・ファイナンシャル・ファンドⅡ)
新光MMF(マネー・マネージメント・ファンド)、FFFⅡ(フリー・ファイナンシャル・ファンドⅡ)の繰り上げ償還の日程(予定)
以下のとおりです。
手続き | 新光MMF | FFFⅡ |
---|---|---|
公告 | 2016年4月15日 | 2016年4月15日 |
異議申立期間 | 2016年4月15日~2016年5月23日 | 2016年4月15日~2016年5月9日 |
繰上償還実施判定日 | 2016年5月24日 | 2016年5月10日 |
買取請求期間 (反対した方のみ) |
2016年6月1日~2016年6月20日 | |
繰上償還日 | 2016年7月29日 | 2016年5月31日 |
繰り上げ償還理由
当ファンドの主な投資対象市場である国内短期金融市場では、わが国の金融緩和政策の 強化などを背景に利回り水準が低下しており、マイナス利回りでの取引も行われております。
このような運用環境の悪化により、安定した収益の確保を目指して安定運用を行うという当ファンドの運用 方針に沿った運用を継続することが困難な状況となっていることから、当ファンドを繰上償還することが受益 者のみなさまにとって有利であると判断・
繰り上げ償還を手続きに入った他の日々決算型公社債投資信託と同様に、具体的には、マイナス金利導入公表により債券市場の短期債の金利が下落し、流動性があり、信頼性が高い債券での運用した場合、運用益が確保できないと判断したためです。
信託財産留保額を撤廃せず
繰り上げ償還手続きに入った他社のMMFなどは信託財産保留額を撤廃しているのですが、新光MMF(マネー・マネージメント・ファンド)、FFFⅡ(フリー・ファイナンシャル・ファンドⅡ)については、信託財産保留額を撤廃しておらず、償還前の換金については、購入日から起算して換金申込受付日の翌営業日の前日までの日数が30日未満の場合、1万口につき 10円の信託財産留保額を換金代金から差し引かれます。
ただし、すでに購入申込は停止していますので、実害はそんなにないかと思います。
今後の手続きについて
各ファンドの受益権層口数の2分の1を超えた場合は繰り上げ償還されませんが、たぶん繰り上げ償還される可能性が高いと思われます。
新光MMF(マネー・マネージメント・ファンド)、FFFⅡ(フリー・ファイナンシャル・ファンドⅡ)の資金は?
原則として、繰上償還期日以降に、購入した金融機関の口座に入金されます。
新光MMF(マネー・マネージメント・ファンド)、FFFⅡ(フリー・ファイナンシャル・ファンドⅡ)の再設定はあるのか?
現時点では未定ですが、マイナス金利政策が撤回されない限り無理でしょう。
新光投信の公式情報こちらです
新光MMF(マネー・マネージメント・ファンド)|新光投信株式会社
FFFⅡ(フリー・ファイナンシャル・ファンドⅡ)|新光投信株式会社
他のMMFの動向は以下のページでチェックを
現時点のMMFなどの繰り上げ償還などの情報は以下のページにまとめていますので、ご覧くださいませ。
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