セディナカードのサービスやそのメリット、デメリット、さらに入会したほうが良いと思う方などを解説します。
クレジットカードの概要
- 国際ブランド:VISA、MasterCard、JCB
- 年会費:無料
- 発行手数料:無料
- 還元ポイント:セディナビのわくわくポイント
- 基本還元率:0.5%
- 発行できる方:原則として18才以上(高校生不可)で電話連絡可能な方 ※未成年の方は親権者の同意が必要です。
クレジットカードの特徴
セディナカードは、三井住友フィナンシャルグループのSMBCファイナンスサービス株式会社が発行するクレジットカードです。
SMBCファイナンスサービス株式会社は、OMC(オーエムシーカード)、セントラルファイナンス(CF)、クオークの3社が合併後に設立されたセディナとSMBCファイナンスサービスが合併した会社であり、多くのクレジットカードを発行しています。セディナカードと付くだけでも、以下のように幅広いラインラップが揃っています。
- セディナカード
- セディナカードクラシック
- セディナカードファースト
- セディナカードJiyu!da!
- セディナカードプラチナカード
- セディナカードプレミアム(新規申し込み停止)
- セディナカードAXU(新規申し込み停止)
- セディナカードパス
- セディナゴールドカード
- セディナカードゴールド
- セディナCFカード
- セディナクオークカード
セディナクラシック、セディナカードファースト、セディナカードJiyu!da!、セディナゴールドカードには、同じ機能で、ハローキティデザインのものもありますね。
こんな感じで、たくさん種類を発行していて、もちろんそれぞれ機能が異なりますので、申し込む時には公式サイトの「目的・利用シーンで選ぶ」というメニューなどを参考に、ニーズに合ったものを選ぶべきですね。
さて、代表的なスタンダードカードであるセディナカードについてですが、高校生を除く18才以上の、電話連絡可能な方が、年会費無料で作れるクレジットカードです。
国際ブランドはVISA、MasterCard、JCBの三種類から一つ選べます。
家族会員カードは年会費無料で発行可能
家族カードも年会費無料で発行できます。対象は、高校生を除く18才以上で、本人会員と同姓・同居の家族です。本人会員カードと同様のサービスが受けられ、利用請求やポイントは本人会員カードと一括されます。
ETCカードは年会費無料だけど発行手数料かかる
ETCカードを追加するには、新規発行手数料1,100円(税込)がかかりますが、年会費はかかりません。
また、ハローキティデザインのETCカードも選択可能です。
セディナQUICPayも当然利用可能
セディナカードの追加サービスとして、セディナQUICPayもあります。店頭のQUICPay端末にかざすだけで、支払いを済ませられるサービスで、サインや事前のチャージが不要なので、スピーディーなショッピングが可能です。
QUICPayの利用代金は後払いで、セディナカードの利用代金と合わせて請求されますので、ポイントも同様に付きます。
エッソ・モービル・ゼネラルのガソリンスタンドで申し込みを受け付けている、車のキーに取り付けられるサイズの「スピードパスプラス」は発行手数料300円かかりますが、セディナQUICPayカード、セディナQUICPayモバイルの利用や、nanacoカードに付けるQUICPayは手数料無料です。もちろん年会費もかかりません。
セディナカードのポイント還元について
セディナカードの基本還元率は0.5%
セディナカードでは、カードを利用したショッピング代金月間200円(税込)ごとに、セディナビのわくわくポイントが1ポイント付与されます。
還元率を計算すると0.5%ですので、普通のクレジットカードとなんら変わりは有りません。
セブン-イレブンでは還元率1.5%に
セディナカードのメリットの1つとして、セブン-イレブンでの利用があれば、毎日、ポイントは3倍付与されます。つまり、還元率1.5%になります。
セディナのポイントモールを利用すれば最大20倍になることあります
他に、セディナポイントUPモールを経由して、提携しているネットショップでショッピング利用すると、ポイントが上乗せされます。利用者の多いAmazonや楽天市場、Yahooショッピング、ヤフオクでも2~3倍のポイントがつきますし、ショップジャパンや雪印メグミルクダイレクトオンラインショップなど特定のショップではポイント20倍となるところもあります。
さらにショップによっては、期間限定でポイントアップのキャンペーンも実施します。
入会後3ヶ月間はポイント3倍に
セディナカード自体、入会後3か月間は、ポイント3倍となります。ただし、家族カードの追加申し込み分は対象外です。
ETCや海外での利用はポイント1.5倍に
さらに、ETCでの利用でポイント1.5倍、海外での利用でポイント1.5倍となります。いずれも還元率は0.75%となります。
トクトク!ステージでポイント倍率はさらにアップに
さらに、セディナカードには「トクトク!ステージ」というランクアップ制度があり、カードの年間請求金額に応じて、翌年のポイント倍率が決まります。
年間請求金額 | ポイント倍率 | 還元率 |
---|---|---|
200万円以上 | 1.30 | 0.65% |
100万円以上200万円未満 | 1.15 | 0.575% |
50万円以上100万円未満 | 1.10 | 0.55% |
50万円未満 | 1.00 | 0.5% |
貯めたわくわくポイントはどう使うの?
貯めたわくわくポイントは、1,000ポイントから、商品券や商品との交換またはキャッシュバックに利用できます。
商品券であれば、VISAギフトカード、JTBナイスギフト、JCBギフトカード、ダイエーグループ商品券、図書カード、nanacoポイント付きカードなどがあり、いずれも1ポイント=1円の交換率となっていますが、1回の交換につき、交換手数料が500ポイント必要になります。
キャッシュバックは、カード利用代金引き落とし口座にされます。三井住友銀行とPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の口座を指定している場合は、わくわくポイント1,000ポイントにつき800円、他の金融機関の口座なら1,000ポイントにつき700円のキャッシュバックができます。
わくわくポイントの有効期限は2年間です。
セディナカードの海外キャッシング機能ですが、実は両替するときに為替手数料を格安にする裏技に使えます
年会費無料のセディナカードにも、海外キャッシング機能があり、現地ATM手数料無料で、スムーズに外貨調達ができます。
他のクレジットカードで海外キャッシングでは、帰国してから電話連絡をして繰り上げ返済をする手間がありましたが、セディナカードでは電話連絡不要で、Pay-easyを使ってインターネットの会員サイトから繰り上げ返済ができます。
つまり、海外からでもタイムロスを作らずに返済ができ、利息を0.15%までに抑えられます。
この方法で、海外キャッシング機能を利用して外貨をATMで調達したあとに、Pay-easyを使って繰上返済すれば、マネーパートナーズの外貨両替やマネパカードに負けない、低コストな外貨調達になります。
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もちろん、Pay-easyは振込手数料無料で、土日祝日も利用できます。
利息はどの程度かかるの?
具体的に、利息を計算するには、1年あたりの利息18%を365日で割った0.049%に、返済までにかかった日数をかけます。大抵の場合、ATM利用後2日後にPay-easyでの返済が可能で、利息が0.1%を割ります。
国によっては3~4日かかりますが、3日かかったとしても、利息0.148%ですので、例えば10万円分おろしても手数料は148円しかかからず、大変お得です。
セディナカードのその他のサービスについて
ショッピング保険付きです
セディナカードももちろんショッピング保険があります。セディナカードを利用して購入した商品が、購入から180日以内に、破損・盗難・火災などの偶然な事故によって損害を被った場合、年50万円まで補償されます。
インターネット上のショッピングであっても、不正利用がされ、身に覚えのない請求がされたら、60日前までさかのぼって損害が補償されます。1万円以上の商品が対象で、1事故あたりの自己負担額は3,000円です。
海外保険や国内傷害保険はついていません
その代わりと言っては何ですが、海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険はついていません。
海外旅行傷害保険をつけたいときは、セディナカードクラシックを選んだほうがいいでしょう。
電子マネーにはチャージ可能でポイントもつきます。
以下のとおり一部の電子マネーにチャージ可能でわくわくポイントも付きます。
電子マネー | チャージ可能 | 備考欄 |
---|---|---|
nanaco | チャージ可能(JCBブランドのみ) | わくわくポイント付与 |
Edy | チャージ可能 | わくわくポイントはつかない |
モバイルSuica | チャージ可能 | わくわくポイント付与 |
SMART ICOCA | チャージ可能 | わくわくポイント付与 |
WAON | チャージ不可 | --- |
PASMO | チャージ不可 | --- |
ちなみに、2014年4月より、セディナカードからnanacoへのチャージは可能となりました。
セディナカードは全てWEB明細です
カード利用の請求書や明細書は郵送されず、WEB明細になります。会員サイトにログインし、「利用代金明細照会」をチェックしましょう。
三井住友銀行を引落し口座にするとATM手数料が無料にも
セディナカードの利用代金を三井住友銀行のSMBCポイントパック契約口座から引き落とすように設定すると、その口座のキャッシュカードのATM手数料が無料になります。
カード利用すると自動抽せんで毎月150名に海外旅行などがプレゼント
ウキウキトラベル賞というものもあり、セディナカードの利用額1万円ごとに1口の抽せん権がもらえ、抽選で150名に海外旅行や有名旅館・ホテル宿泊券が当たります。
このウキウキとラベル賞は、応募は不要で、毎月1万円以上利用すれば自動的に抽せんの対象となります。
この他にも優待サービスがあります
その他にもセディナカードには、会員向けの優待サービスが多種多様にありますが、代表的なものは次の通りです。
- モンテローザグループでの会計を割引
- WOWOWの新規加入・セディナカードでの視聴料支払いでポイントプレゼント
- ALSOKホームセキュリティを契約すると1万円(税込)をキャッシュバック
- 提携先での引っ越しサービスを利用すると引っ越し基本料金20%割引
- 提携レンタカー会社でレンタカー基本料金の割引
- ロードサービス&ライフネットサービスのJRSカード会員の特別価格での案内
⇒通常初年度年会費1,800円(税込)が1,300円(税込) - オリックスマイカーリース新規契約すると月々のマイカーリース料金がカード払いでポイント2倍
- ケーユー新車・中古車を購入するとポイントをプレゼント
セディナカードのメリット
7&IHDとの相性抜群でポイントが貯まりやすい
基本の還元率は0.5%と一般的ですが、ポイントがセブン-イレブンでの利用で3倍になるのが大きいです。
また、セディナのポイントモール経由で提携ネットショップを利用したときに特典がついたりと、効率よくポイントを貯めることができるシステムがあります。また、入会3か月間、ポイント3倍付くのは、セディナの発行するスタンダードカードの中でも、このセディナカードだけです。
半年間のショッピング保険が手厚い
セディナカードに付いているショッピング保険は、180日間、年40万円までと年会費無料カードとしては手厚くなっています。一般的なカードのショッピング保険が90日間であるので、180日間はありがたいですね。
利用するだけで海外旅行に当たる
申込不要の自動エントリーのウキウキトラベル賞で海外旅行が当たるというのも良いです。
外貨両替の為替手数料が定コストにできる
そして、セディナカードは海外での、現地通貨の調達に大きな力を発揮します。現地ATM手数料も不要で、利息0.15%までに抑えられるのは、マネーパートナーズの外貨両替やマネパカードなどと比較しても、低コストといえます。
セディナカードがあれば、現地で必要な分だけ調達できるので、大金を持ち歩かずに済み、安心です。また、繰り上げ返済において電話連絡をする必要がない点も、便利なうえ、海外からの国際電話料金を考えるとお得です。
この外貨両替のメリットだけでもセディナカードに入会してもいいくらいです。
クレジットカードのデメリット
紙の明細書が発行できない
セディナカードでの明細は、WEB明細に限られています。紙で請求金額を確認したい人には、適していません。
ポイントアップの対象店舗が少ない
セディナが発行するカードの中で、他にもっとポイントアップの対象店が多いカードがあることを考えると、セディナカード自体はの還元率は魅力的ではないかもしれません。
クレジットカードを作成した方が良い方
やはり海外通貨の両替手数料低コストが大きい
セディナカードの最大のメリットともいえる、低コストでの海外通貨の調達ができる点を活かせる方にはぜひ作成をおすすめします。
年会費無料で作れるカードですので、一度でも海外旅行や海外出張に行かれるのであれば、低コストで海外通過が調達できるセディナカード作って損はないです。
セブン-イレブンを普段利用している方
普段使いの点から見ると、ポイントが基本還元率よりも大きくなる、ネットショップでの利用やセブン-イレブンの利用が多い方にオススメのクレジットカードです。特にセブン&アイHD公式のクレジットカードであるセブンカード・プラスをセブン-イレブンなどで利用する場合と還元率は全く変わりません。
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セブンカード・プラスというクレジットカードがあります。nanacoと一体型のクレジットカードでnanacoチャージでポイントが貯まります。 そのセブンカード・プ ...
三井住友銀行の口座を持っている方
また、三井住友フィナンシャルグループということで、三井住友銀行の口座を持っていて、クレジットカードの引き落としに指定できる方は、キャッシュカードのATM手数料が無料になる特典があるので、無駄な費用削減のために持っておくと便利でしょう。
【参考】高還元率のクレジットカード情報はこちらもチェック
1%以上の高還元率のクレジットカード情報は以下のページでまとめましたのでぜひチェックしてみてください。
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