本サイトはプロモーションが含まれています

広告 サービス

全国キャッシュサービス(MICS)は銀行、ネットバンク、地方銀行、信用金庫、信用組合、農協などのATMを繋げる大切なオンラインネットワークです

2017年5月20日

銀行のホームページで全国キャッシュサービス(MICS)という文字が出てきます。
この全国キャッシュサービス(MICS)は銀行、ネットバンク、地方銀行、信用金庫、信用組合、農協などのCD(キャッシュディスペンサー)やATMのオンラインネットワークを中継する大切な機能を持っています。

このページでは全国キャッシュサービス(MICS)を解説します。

全国キャッシュサービス(MICS、Multi Integrated Cash Service)とは?

日本国内には設立の経緯からいろんな銀行などが集まってCD(キャッシュディスペンサー)やATMのオンラインネットワークが構築されています。

これは1984年に全国の郵便局(現在のゆうちょ銀行)のオンラインシステムネットワークを構築することを公表したときに、それに対抗するために、都市銀行や地方銀行などがそれぞれ加盟団体ごとにネットワークを構築していきました。

提携しているオンラインネットワークの金融機関のキャッシュカードは相互利用できるメリットがありましたが、異なるオンラインネットワーク間は利用できず利用者は不便です。

よって、1990年からまず都市銀行と地方銀行のオンライン提携するために、MICSという全国キャッシュサービスという都市銀行と地方銀行のネットワークを繋げる中継ネットワークが稼動しました。そのあとに、信託銀行や信用金庫、信用組合などが相次いで全国キャッシュサービス(MICS)に参加し、ゆうちょ銀行とは別のオンラインネットワークが構築されました。

AGクラウドファンディング

全国キャッシュサービス(MICS)に参加している金融機関所属ネットワークについて

普通の方には都市銀行とか地方銀行などの区分けが分からないかもしれませんが、都市銀行はいわゆるメガバンクとよばれる三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行で、それ以外の銀行は地方銀行です。

地方銀行も設立の経緯から地方銀行と第二地方銀行(相互銀行から普通銀行に転換した銀行など)いう区分けがあり、それぞれネットワークが異なります。

  • 都市銀行(都銀キャッシュサービス、BANCS)
  • 地方銀行(全国カードサービス、ACS)
  • 信託銀行(信託銀行オンラインキャッシュサービス、SOCS)
  • SBI新生銀行・あおぞら銀行・商工中金(長信銀・商中キャッシュサービス、LONGS)
  • 第二地方銀行協会加盟行(第二地銀協キャッシュサービス、SCS)
  • 信用金庫(しんきんネットキャッシュサービス)
  • 信用組合(しんくみネットキャッシュサービス、SANCS)
  • 労働金庫(全国ろうきんCDネット、ROCS)
  • 系統農協・信漁連(全国農協貯金ネットサービス)

全国キャッシュサービス(MICS)が無いとどうなってしまうの?

全国キャッシュサービス(MICS)が存在するおかげで、銀行等のキャッシュカードを持つ方が、提携している全国のMICS加盟金融機関のCD・ATMを利用して、現金の引出し、残高照会、振込時の受取人の口座確認が出来きます。

つまり、全国キャッシュサービス(MICS)が無ければ、これらのことができないということになります。

ということで全国キャッシュサービス(MICS)は、とっても大切な中継ネットワークなのです。

全国キャッシュサービス(MICS)はどこが運営しているの?

全国キャッシュサービス(MICS)は、全国銀行協会が運営事務を受託のうえ実施しています。

提携内容によってATM取引内容が変わります

各銀行のネットワーク接続はしていますが、相互の団体間の提携内容によって取引内容が異なります。

信託銀行オンラインキャッシュサービス(SOCS)と長信銀・商中キャッシュサービス(LONGS)さらに、系統農協以外のネットワークに加盟している金融機関については、それぞれのATMで現金出金・残高照会・キャッシュカードによる振込が利用できます。

信託銀行オンラインキャッシュサービス(SOCS)と長信銀・商中キャッシュサービス(LONGS)は、MICS接続していても、現金出金・残高照会のみ対応してるなど異なりますのでご注意ください。

MICSは2004年に統合ATMスイッチングサービスを利用

すでにあるネットワーク同士を繋げるために構造が複雑となってしまったMICSは、コストなども高くつことこから、2004年にNTTデータが提供する統合ATMスイッチングサービスを利用しています。

この統合ATMスイッチングサービスにより、受取人口座確認ができるようになりました。

これは、ATM、インターネットバンキングでの振込の際に、振込先の金融機関名・支店名・口座番号を入力することで、振込先受取人名が表示できる機能です。

今では、インターネットバンキングなどで受取人口座確認することができますが、これは2005年から利用できるようになったサービスです。

ぜひシェアお願いします

AGクラウドファンディング

この記事を含めて当ブログはリンクフリーです。もし参考になったらリンクしてかまいません。

また、気に入った記事はシェアしてください。ブログ更新の励みになります。

当ブログはキャンペーン屋の名にかけて、金融機関などのキャンペーンを紹介していきます。

いち早く情報を手に入れたい方は、RSS登録やtwitterアカウントのフォローをおすすめします。

feedlyfeedlyに登録する

RSSRSSを表示する

Twitter管理人の twitterアカウント(@Spike_komainu)をフォローする

Facebook1億円を貯めてみよう!フェイスブックページにいいねする

情報提供情報提供するとプレゼント

役立つサイト

金融庁

日経新聞 金融機関ニュース

日本銀行 Bank of Japan

相互リンク

Amazonギフト券が貰える

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2019

[お願い]記事の内容については正確性に努めていますが、紹介した定期預金やキャンペーン、イベントなどを利用・参加する場合は、必ず公式情報をご確認ください。
当ブログは、掲載情報の誤表記、読者の錯誤並び掲載情報入手時期による機会損失等により被った損害について一切の責任を負いかねます。 さらに、それらを起因とした苦情を、キャンペーン等実施元である金融機関や団体に対して行わないでください。


  • この記事を書いた人
  • 最新記事

すぱいく(キャンペーン屋)

長年の銀行やネット証券の利用の経験や実際の投資体験をもとに高利の定期預金や金融機関キャンペーン情報満載のブログを運営する管理人。キャンペーン屋、週刊現代女性セブンさらに日経ヴェリタスなどでコメントする定期預金ウォッチャー。投資信託積立マニア。 画伯マネージャー。投信ブロガーが選ぶFOY懇親会実行委員。恐妻家友の会会長。投資は、投資信託、現物株、ETF、金、プラチナ、FX、くりっく株365など。 すぱいくの自己紹介 | 1億円を貯めてみよう!chapter2

よく読まれている記事

1

不動産投資型クラウドファンディングのCOZUCHIが当ブログ限定のキャンペーンをスタートしました。登録&エントリーの2つでAmazonギフト券が貰えます。 詳細 ...

2

現在実施中のクラウドファンディングサービス新規会員登録キャンペーンをまとめて紹介します。 管理人オススメは、わずか1取引で現金が貰えるオススメのキャンペーン(岡 ...

3

株式会社シーラが運営する不動産投資型クラウドファンディングサービス「利回りくん」が新規登録などで楽天ポイントが貰えます。 詳細を確認してみましょう。 利回りくん ...

4

KASUMI(カスミ)というスーパーで買物すると大変おトクになるKASUMIカードというイオン系のクレジットカードがあります。 そのKASUMIカードが新規入会 ...

5

過去に紹介した銀行や証券会社などの口座開設キャンペーンをまとめました。このページは随時更新していきます。 ネットバンクの口座開設キャンペーン 銀行系の口座開設キ ...

ユニバーサルスタジオジャパン 6

ユニバーサル。スタジオ・ジャパンが大変おトクになるクレジットカードのイオンカード(ミニオンズ)。 イオンカードの特典に加えて、イオンシネマが1,000円で鑑賞で ...

7

岡三オンラインが当ブログとタイアップした新規口座開設キャンペーンを実施中です。 キャンペーンコード入力、岡三オンラインの口座開設さらに1回以上の取引で現金3,5 ...

8

当ブログで紹介したキャンペーンの中でも今月末あたりに終了になるキャンペーンをまとめてピックアップします。 三菱UFJ銀行 Eco通帳に切り替えで1,000円プレ ...

-サービス
-