楽天銀行の1週間(7日)の円定期預金が本日(6月30日)に改定となりました。詳細を確認してみましょう。
楽天銀行 1週間(7日)の円定期預金と2週間(14日)の円定期預金の詳細(平成27年6月30日より)
- 預入期間:7日、14日
- 金利(7日):年0.05%(従前0.30%~0.50%)
- 金利(14日):年0.05%(変更なし)
- 預入金額:10万円以上(1円単位)
予定どおりクソ金利に戻って、お祭り終了
今回の改定で楽天銀行の1週間(7日)の円定期預金金利は、年0.05%となり、先週の年0.5%のお祭りは終了。楽天銀行と楽天証券の連携口座であるマネーブリッジの普通預金金利(年0.10%)以下ですので、預ける必要はありません。
金利の推移について
別ベージに金利の推移表を掲載しました。ご興味のある方はご覧ください。
楽天銀行 1週間の円定期預金と2週間の円定期預金の金利改定の推移表【最新版】
2015年の楽天銀行 定期預金(1週間、2週間)の金利改定日は、月初1日から1週間おきのはず?
2015年に入ってからの改定日は1月14日、1月21日、1月28日、2月14日、2月21日、3月1日、3月14日、3月21日、3月28日、4月14日、4月21日、5月14日、5月21日、5月28日、6月16日、6月23日、6月30日。
現時点の金利改定法則としては月初1日及び、それ以降は7の倍数日が改定日の目安でしたが、6月は、楽天銀行の3ヶ月もの定期預金キャンペーン(年0.50%)が終了日(6月15日)の翌日(6月16日)に改定となり法則が崩れました。
過去の傾向から予測すると、7月の改定の7月15日あたりに2週間(14日)の円定期預金、7月22日あたりに1週間(7日)の円定期預金が大幅アップになると思います。
金利の上げるタイミングは月末に資金を集めるのが目的です
楽天銀行の超短期(7日、14日)の定期預金は、2週間定期預金を月の中旬に、1週間定期預金は月の下旬に金利を上げる傾向にあります。いずれも満期は月末あたりになることから、満期資金を、楽天銀行はメールやメッセージボックスなどで必死に外貨預金のキャンペーンや仕組預金のキャンペーンへの誘導を計っています。
満期資金を1週間(7日)南アフリカランドの定期預金(年利65%)なんかに預けてはだめよ
たとえば、ハッピープログラム会員スーパーVIPやVIP対象に、1週間(7日)の南アフリカランドの定期預金は年65%と信じられないくらいの高利の定期預金を2015年7月2日まで募集してますが、こんなもんに預けてはいけません。年利65%ですので、7日間預けただけだと、2.5%程度の利息です。さらに楽天銀行の南アフリカランドの為替手数料は1ランド(約10円)あたり片道30銭と、3%の手数料を取られます。よって、片道だけで利息が吹っ飛ぶうえに、往復だと逆ザヤになります。仕組預金や外貨預金は、一見美味そうにみえますが、有利なのは販売側である銀行であり、買い手側の個人には不利です。
外貨預金するくらいならば、SBIFXトレードの積立FX(レバレッジ付き定期外貨取引)の方がスプレッドも有利ですし、金融機関の破綻時も保全されるので有利です。(外貨預金は預金保険の対象外商品)
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来月中旬まではマネーブリッジ(金利 年0.10%)で我慢しましょう
今回の金利ダウンで、短期の円定期預金のベンチマークとなっているオリックス銀行 eダイレクト2週間定期預金(金利 年0.20%)、SBI新生銀行 2週間満期預金(金利0.10%)、東京スター銀行 スターワン1週間円預金(金利 年0.10%)よりも低い金利です。
当面はマネーブリッジに普通預金を寝かして来月中旬に金利アップするまで我慢するか、オリックス銀行 eダイレクト2週間定期預金(金利 年0.20%)に預入れればよろしいでしょう。