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銀行の保険キャンペーン?そもそも銀行に保険を相談する必要は無い

2021年3月14日

お金

銀行は、2001年の規制緩和から一部の保険商品の取扱を始めま、2007年に全面解禁となったことから、全ての保険商品が銀行窓口の販売が可能となりました。

銀行は、一時払い終保険、一時払い養老保険さらに、死亡保険や医療保険を積極的に販売して収益の拡大を図るため、保険商品の相談キャンペーンをよく実施します。

このキャンペーンは全くお得ではないのですが、信頼が高い銀行が実施するためか、人気があるようです。

例えば以下のキャンペーンなどをメガバンクが実施しました。

メガバンクの保険キャンペーンの例

三菱UFJ銀行の保険キャンペーン(平成27年実施)

  • キャンペーン期間:平成27年4月27日から平成27年6月30日
  • キャンペーン条件:キャンペーン期間中、保険証券を持って、三菱UFJ銀行で保険を相談すること
  • プレゼント内容:条件を満たした方の中から、抽選で500名に1万円相当のカタログギフトをプレゼント
  • プレゼント発送時期:平成27年7月下旬

三井住友銀行 春のご来店プレゼントキャンペーン(平成27年実施)

  • キャンペーン期間:2015年4月13日(月)から2015年5月31日
  • 申込窓口:三井住友銀行の店頭窓口(東京ディズニーランド出張所、トヨタビル出張所、兵庫県庁出張所、神戸市役所出張所、姫路市役所出張所、松山支店、福山支店、水戸支店除く)
  • プレゼント内容1:対象期間中に、店頭にて用意している所定のアンケートに回答した方に、家庭用洗剤をプレゼント。
  • プレゼント内容2:対象期間中に、店頭窓口で以下の書類をいずれか持参の上、相談した方のうち、相談時点で三井住友銀行の預金口座に合計30,000円以上残高のある方に、図書カード(1,000円分)をプレゼント。
  • プレゼント内容2に関する書類:保険証券等の加入されている生命保険の契約内容がわかる書類、住宅ローン借入明細表等の借り入れしている住宅ローンの借入内容がわかる書類、ねんきん定期便、年金証書等の公的年金に関する書類
AGクラウドファンディング

金を集めて、貸すのが本業の銀行に、畑違いの保険の相談してどうする

平成19年に銀行窓口で保険が販売できるようになり、銀行のリテール(個人や小企業向け取引)部門の収益源の柱となっています。保険は、個人と契約した額に応じて、保険会社からマージン(保険代理店手数料など)がもらえる仕組みになっていて、生命保険などは数年に渡って手数料がもらえることから結構美味しい商売です。

よって、銀行が保険を販売するのは顧客のためという建前の中に、「契約してもらえれば手数料が儲かる」という本音があることを理解すべきです。

手数料の透明化はまだ道半ば

生命保険業界は、投資性の高い外貨建て保険や変額年金など一部の保険商品の手数料を2016年10月から開示するよう準備を進めていますが、全面的に開示は道半ばです。

なお、手数料の開示については、現在金融庁と銀行業界が対立しています。

資産運用もできる保険はどうなのか?

保険商品の中には資産運用が可能とのうたい文句で販売する保険商品が多数あります。

例えば、学資保険、終身保険、個人年金保険、養老保険などです。

これらの商品は保険料を毎月または一括して支払うことにより、保険期間終了後にまとまったお金を受け取れたり、毎月年金が貰える商品です。

特に学資保険などは利回りがある程度見えることから人気がありますが、これらの商品も手数料がかかります。

  • 学資保険の販売代理店の販売手数料率:0.05%程度
  • 円建て保険の販売代理店の販売手数料:2%~3%
  • 外貨建て貯蓄性保険の販売代理店の販売手数料:4%~9%
  • 変額年金保険の販売代理店の販売手数料:4%~9%

マイナス金利政策導入後に、最近力を入れているのは手数料の高い商品

特に外貨建て貯蓄性保険については、海外の金利を例示していかにも高利で配当金を得られるかを力点を置いて説明する販売代理店が多いでしょう。

手数料がこれだけかかると、支払った保険料が元本を回復するためにどの程度利回りが必要かは以下のとおりです。

元本 手数料 手数料除いた元本 元本に回復するための利回り
100万円 1% 99万円 1.01%
100万円 2% 98万円 2.04%
100万円 3% 97万円 3.09%
100万円 4% 96万円 4.17%
100万円 5% 95万円 5.26%
100万円 6% 94万円 6.38%
100万円 7% 93万円 7.53%
100万円 8% 92万円 8.70%
100万円 9% 91万円 9.89%
100万円 10% 90万円 11.11%

外国株式の期待リターンは5%程度ですので、特に手数料が高額なればなるほどかなり無理な運用になることがお分かりになると思います。

利回りが望めない場合は、保険期間終了後に、外貨で一括返還することにより為替リスクを購入者に負わしたり、保険金を一括払いから分割に変更する特約をつけることで、さらに長期間にわたって運用することで保険会社は元本割れを回避しています。

貯蓄性保険商品の投資先はファンドです

貯蓄性保険商品の運用先として保険会社は、国内株式、外国株式、外国債券などの投資信託(ファンド)に投資しているケースがほとんどです。

保険会社が投資信託(ファンド)へ投資することは、毎年、そこそこ信託報酬も支払っていることから、先ほどの販売手数料に加えたコストになります。

手数料を支払って、ファンドに投資するならば、直接ファンドを購入すればよいでしょう。

例えばセゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドならば1つのファンドで世界30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資できるうえに、販売手数料は0%、信託報酬も年0.69%±0.03%と大変低廉です。

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相談だけで商品券などがもらえる保険ショップを利用すべきか?

個人的には保険商品は掛け捨てのネット通販で十分だと思っていますが、将来の不安から、すでに契約している保険商品の見直しを専門知識をもった方と相談しながら決めたいという方もいらっしゃると思います。

そういう保険の知識が無い方ならば、独立系の保険ショップで相談するのもありかもしれません。

ただし、中立をうたっていますが、保険ショップの母体によっては、その母体の保険商品を積極的に勧めることもありますので、できれば複数の保険ショップの話を聞くべきでしょう。

いずれにせよ、保険商品は毎月の掛け金が少なくても契約期間によっては車などを購入するよりもはるかに高額の商品を購入することになります。

十分な知識を得て、ご自分が納得したら契約していただきたいと思います。

主な保険ショップについて

どの会社のファイナンシャルプランナー(FP)が無料で、保険の相談にのるというサービスを実施しています。

ほけんの時間

『ほけんの時間』は全国47都道府県、約1,000名の中から、お客様の家族構成・相談内容に応じて「お金のプロ」ファイナンシャル・プランナー(FP)を紹介する、無料保険相談サービスです。

保険見直しラボ

保険見直しラボは、全国約60拠点とでは最大級の訪問型保険代理店です。約30社の取扱保険会社(他保険代理店と比べてもトップクラス)から、相談した方にピッタリの保険をオーダーメイドで提供します。

保険コネクト

保険コネクトは保険の相談をしたい方と、全国の保険販売資格者かフィナンシャルプランナーをマッチングさせるサービスです。2500人以上のプロフェッショナルが全国各地で対応し、もちろん、相談は完全無料。

保険相談完了後、アンケート回答実施で、30.000種類以上の各種サービスをお得に受けられます。

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すぱいく(キャンペーン屋)

長年の銀行やネット証券の利用の経験や実際の投資体験をもとに高利の定期預金や金融機関キャンペーン情報満載のブログを運営する管理人。キャンペーン屋、週刊現代女性セブンさらに日経ヴェリタスなどでコメントする定期預金ウォッチャー。投資信託積立マニア。 画伯マネージャー。投信ブロガーが選ぶFOY懇親会実行委員。恐妻家友の会会長。投資は、投資信託、現物株、ETF、金、プラチナ、FX、くりっく株365など。 すぱいくの自己紹介 | 1億円を貯めてみよう!chapter2

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