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【寄稿記事】今週の相場見通しについて(2021年6月7日~6月11日)

世界分散投資

知人の金融関係者に寄稿してもらい毎週1回、今週の相場見通しをお届けします。

皆さん投資検討する時の参考にしてください。

延長を希望される方がいたので当面の間延長します。感想などコメントや感想・問い合わせから教えてもらえると嬉しいです。

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今週の相場見通しについて(2021年6月7日~6月11日)

金融関係の仕事にしているtakashiです。

今週の相場見通しをお届けします。

方向感出にくいが底堅く推移か

2021年6月7日~2021年6月12日の日経平均株価は、米国の株式市場の動向を受けやすく、方向感が出にくいものの、国内外の新型コロナワクチンの接種拡大が下支え材料となり、底堅く推移するだろう。

先週は一進一退の展開

2021年5月31日~6月4日の日経平均株価は29,000円を割り込んだ。

31日(月)は、この日の米国市場が祝日で休場のために幅広い銘柄が売られ、利益確定売り優勢に。

日経平均株価は前営業日比289円33円安となり29,000円を割り込んだ。

1日(火)は、前日の米国市場の休場で手がかり材料難となり、日経平均株価はもみ合い後に下落。

押し目買いが入り下げ幅を縮めたが、前日比45円74銭安となった。

2日(水)は、前日の米国市場でナスダック総合指数が下落したことから、日経平均株価は200円超下落する場面もあった。

しかし、景気敏感株を中心に買い戻しが入ったため、一時29,000円台を回復し、前日比131円80銭高で取引を終えた。

3日(木)は、前日のNYダウが上昇と米10年債利回の低下を受けて日経平均株価は29,000円台を回復し、前日比111円97銭高の29,058円11銭で取引を終えた。

4日(金)は、前日のNYダウが下落したことを受けて軟調となり、IT株を中心に下落。

週末の手じまい売りが優勢となったことに加え、この日発表の雇用統計を前に様子見ムードが強く、日経平均株価は前日比116円59銭安の28,941円52銭に下落した。

 

このように、5月31日~2021年6月4日の日経平均株価は、一進一退の展開となった。

週前半の下落は米国市場が31日(月)に休場だったことが原因で、休場前のポジション解消売りや、休場後の材料難が相場の下押し材料となった。

また、4日(金)の下落についても、米雇用統計を前に商いを手控える向きが強かったことが原因として挙げられる。

下落したが、日経平均株価の終値は25日線を割り込むことなく、底堅かったと言えよう。

その背景には、国内外での新型コロナワクチン接種の拡大とそれに伴う経済活動の正常化の期待があったと考えられる。

ワクチン接種の拡大が株価を下支え

2021年6月7日~2021年6月12日の日経平均株価は、5月米雇用統計の結果を受けて週初は底堅く推移すると考えられる。

4日(金)発表の5月米雇用統計は、非農業部門雇用者数変化が前月比+55.9万人と、事前予想の同+65.0万人を下回った。

その一方で、失業率は事前予想の5.9%より低い5.8%となり、5月平均時給も前月比+0.5%、前年同月比+2.0%と事前予想(前月比+0.2%、前年同月比+1.6%)を上回った。

前回と同様に、ワクチン接種拡大による経済活動の正常化と、それに伴う需要の増加に対し、労働力の確保が追い付いていないことが示唆される結果と言えるだろう。

なお、27週間以上職に就いていない長期失業者は43.1万人減少した一方で、労働参加率は前回の61.7%増から微減の61.6%と、コロナ禍以前の63.3%を下回っている。

コロナショックの初期に失業した人が復職しているものの、手厚い失業給付などが理由でコロナ禍以前の水準には戻っていないため、今後も人手不足解消の進展を見守る必要がある。

今回の結果から、FRBは当面大規模緩和を維持するとみられ、4日(金)のNYダウは堅調に推移した。

このことが、2021年6月7日~2021年6月12日の週初の日経平均株価を下支えするだろう。

それ以降は、日経平均株価は引き続きNYダウやナスダック総合指数の影響を受けやすく、方向感の出にくい状態が続くと考えられる。

それでも、ワクチン接種の拡大が株価を下支えするとみられることから、底堅く推移するだろう。

今週の推奨セクター

なお、2021年6月7日~2021年6月12日の週で推奨したいのは、海運である。

ドライバルクや自動車船需要の回復と運賃上昇が追い風となるだろう。

また、それ以外の景気敏感株も引き続き堅調に推移すると考えられる。

今週の非推奨セクター

反対に避けたいのは、電力である。

原油価格が上昇しているうえ、新型コロナワクチンの接種拡大による経済活動の正常化から、景気敏感株への買いが入りやすい状況では、ディフェンシブ株である電力株には積極的な買いが入りにくいと考えられる。

今週の経済指標

なお、2021年6月7日~2021年6月12日の週は、8日(火)に日本の四半期GDP(改定値)、10日(木)にECB政策金利発表、ラガルドECB総裁定例記者会見、米5月消費者物価指数が発表される。

これらの結果や内容にも注目したい。

 

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長年の銀行やネット証券の利用の経験や実際の投資体験をもとに高利の定期預金や金融機関キャンペーン情報満載のブログを運営する管理人。キャンペーン屋、週刊現代女性セブンさらに日経ヴェリタスなどでコメントする定期預金ウォッチャー。投資信託積立マニア。 画伯マネージャー。投信ブロガーが選ぶFOY懇親会実行委員。恐妻家友の会会長。投資は、投資信託、現物株、ETF、金、プラチナ、FX、くりっく株365など。 すぱいくの自己紹介 | 1億円を貯めてみよう!chapter2

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