東証プライム市場に上場のロードスターキャピタル株式会社の関連企業が運営するソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)サービスのOwnersBook。
そのOwnersBookの評判やメリットやデメリットさらに会員及び投資家登録方法を解説します。
※OwnersBookのキャンペーンの公式情報はこちら
OwnersBookの基本情報
- 会社名:ロードスターインベストメンツ株式会社
- 代表者:代表取締役 成田 洋
- 取締役:岩野 達志、川端 拓也
- 監査役:田中 宏
- 会社所在地:東京都中央区銀座1-10-6 銀座ファーストビル2F
- 会社設立:2019年8月30日
- 事業内容:不動産にかかるアセットマネジメント事業、クラウドファンディング事業
- 資本金:50百万円(資本準備金とあわせて80百万円)
- 宅地建物取引業者免許番号:東京都知事(1)第104014号
- 総合不動産投資顧問業:国土交通大臣 総合-第164号
- 投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業:関東財務局長(金商)第3260号
- 加入団体:一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会
公式情報OwnersBook
OwnersBookとは?
東証プライム市場に上場のロードスターキャピタル株式会社が運営しているソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)であるOwnersBookは、主に、「貸付型」と「エクイティ型」の2タイプのファンドを提供しています。
貸付型は、クラウドファンディングで集められた資金を使い、融資を受けたい企業へ不動産の担保をとって融資します。投資家は、利子を元に配当金を受けることができます。
エクイティ型では、オーナーズブックがクラウドファンディングで集めた資金を使って、特定資産を担保にした証券発行など特定の目的のために設立される会社である特別目的会社を設立のうえ、出資し、不動産信託受益権を購入します。投資家は、物件の運用中の賃料収入や不動産信託受益権の売却による売却益を配当として受け取ることができます。
OwnersBookのメリット
運営会社の安心感がある
OwnersBookの運営会社の親会社であるロードスターキャピタル株式会社は、東証プライム市場に上場しています。
運営会社自体は未上場ですが、親会社であるロードスターキャピタル株式会社は上場時に厳しい基準をクリアしていて、なおかつ定期的に財務状況を公表し、社会からチェックを受けているため、安心感があります。
LTV80%以下の不動産担保付き
OwnersBookの貸付型ファンドでは、必ず不動産担保が設定されますが、貸付金額は不動産評価額の80%までに抑えられます。
そのため、天災や急激な経済状況の変化などの影響がなければ、貸付先が返済不能となっても一定の元本回収が期待できます。
1万円からの少額投資が可能
OwnersBookでは、1万円からの少額投資が可能です。
資金が少ない方でも容易に不動産投資ができ、複数の案件への同時投資もしやすいです。
豊富な案件情報
OwnersBookの案件内容を確認すると、貸付先や担保内容、予定利回りや償還方法などの貸付条件、建物状況やアクセス状況、賃貸借状況などの物件概要といった情報を細かく見ることができます。
他のソーシャルレンディングの場合、貸付先の情報を非公開にするケースもありますが、OwnersBookは案件内容を詳しく公開しているため、内容を精査してから投資判断を下せます。
親会社の株主になると優待がある
OwnersBookの運営会社の親会社であるロードスターキャピタル株式会社の株主を保有し、一定の条件をクリアすると、株主優待を受けることができます。
優待の内容は、貸付型案件(先着方式)およびエクイティ型案件の投資枠の一部に対し株主優待枠が設けられ、一般の投資家よりも優先的に投資できるというものです。
OwnersBookのデメリット
元本保証はない
OwnersBookには元本保証がありません。
LTV80%以下の不動産担保によるヘッジがあるため、元本割れの可能性はそこまで高くはありませんが、天災や火災で被害が出てしまった場合などはカバーしきれない可能性があります。
途中解約ができない
OwnersBookでは、運用期間中の途中解約ができません。
運用期間は3ヶ月程度以上で設定されていますが、投資家都合で急な現金化はできないため、注意が必要です。
先入金制
OwnersBookは、最近のサービスにしては珍しく、ファンドの申込前に指定の投資口座への入金が必要です。
この場合、応募できるファンドがなければ、投資口座の資金が塩漬けになってしまう可能性があります。
分配金が総合課税の対象
不動産投資型クラウドファンディングや融資型クラウドファンディングの利益分配金は、現在、「雑所得」となります。
「雑所得」は、総合課税扱いであり、分配金から、お客様の分配金から20.42%(所得税+復興特別所得税)の源泉徴収をした後、登録口座へ振り込みされます。
ただし、源泉分離課税でないため、原則確定申告が必要ですが、給与所得を1ヵ所から受けていて、給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円以下の方は、確定申告は不要となります。
ちなみに、ファンド運営事業者は所得税法第225条に基づき、1月から12月までの間に確定した利益について「支払調書」を税務署に提出するため、確定申告が必要な人が正しい手続きをしていない場合は、税務署から調査や確認がくる場合があります。
OwnersBookの年間取引報告書はいつ頃発行されるの?取得方法は?
確定申告のために利用する支払調書は、当然、OwnersBookでも発行しています。
年間取引報告書は取引があった年の翌年1月末ごろを目安に、までに、OwnersBookから、「【OwnersBook】取引残高報告書」という件名でメールが届きます。
エクイティ型については、取引が成立した時の四半期残高報告書とその年の年間取引報告書にのみ、投資履歴を記載されています。
エクイティ型の投資残高、収支、損益は分配の都度交付される分配通知書等(支払通知書)から確認できます。
OwnersBookの投資家登録できる人は?
OwnersBookの投資家登録ができる方は、以下のとおりです。
- 満20歳以上75歳未満の方
- 日本国内に居住している方(外国籍の方を含む)
- OwnersBookの審査を通過した方
- OwnersBookの確認および承諾事項に承諾できる方
OwnersBookの投資家登録方法について
OwnersBookの投資家登録は、すべてWeb申込となります。
書類での申込は取り扱っていません。
メールアドレスの登録
OwnersBookの公式サイトにアクセスし、「会員登録」をクリックして、メールアドレスを入力します。
ここでは、氏名や住所などの詳しい情報は必要ありません。
ちなみに、FacebookやYahoo!JAPAN IDを持っている方は、これらのIDと連携することで簡単に登録の申請ができます。
氏名や住所の入力
登録したメールアドレスに仮会員登録完了のメールが送付されるため、そこに記載されているURLをクリックします。
登録を続けるページにジャンプするため、流れに沿って入力を行います。
入力するのは、氏名や住所、出金先の銀行口座、投資家経験、おおよその収入などです。
本人確認書類のアップロード
次に、後述する本人確認書類をスマホなどで撮影し、アップロードします。
これまでの投資家登録時の本人確認手続きでは、運転免許証等の本人確認書類2点を提出した後、本人所在確認ハガキを受領する必要がありましたが、「スマホでクイック本人確認」の導入により、本人所在確認ハガキの受領手続きなしで、本人確認を完結できるようになりました。
必要な本人確認書類
OwnersBookの口座開設に必要な本人確認書類は、「スマホでクイック本人確認」「ハガキ受け取りで本人確認」のどちらを選ぶかによって異なります。
また、対応デバイスなども異なるため、注意が必要です。
これらの本人確認手続きにおける違いと、それぞれ必要な本人確認書類は以下のとおりです。
スマホでクイック本人確認 | ハガキ受け取りで本人確認 | |
対応デバイス | スマートフォン | パソコン、スマートフォン、タブレット |
顔写真の撮影 | 正面静止画+首を左右に傾ける動画 | 不要 |
本人確認書類 | 次のうちいずれか1点
|
次のうちいずれか2点
|
本人所在確認ハガキ受け取り | 不要 | 本人確認書類記載の住所で受け取りが必要 |
投資家登録完了までの日数(目安) | 3営業日 | 5営業日 |
本人所在確認ハガキの受け取り
「ハガキ受け取りで本人確認」を選んだ方は、OwnersBookの審査に通過した後、本人所在確認ハガキが郵送されます。
このハガキを受け取ったら、投資家登録は完了です。
OwnersBookの評判は?
OwnersBookの良い評判は、投資対象が不動産のプロが厳選した物件という点を評価する声があります。
運営会社が、不動産とITを融合させた不動産テックのパイオニアとして有名なロードスターキャピタル社の子会社であるロードスターインベストメンツ社なので、同社が選んだ不動産は信頼できると考えられるのです。
運営会社が上場企業で信頼できる、という意見もあります。
ロードスターインベストメンツ社の親会社であるロードスターキャピタル社は、東証プライム市場の上場企業です。そのため信頼性が高く、さらに全ての物件には不動産担保を設定しているのです。担保不動産の物件評価額は、グループ内と外部それぞれの不動産鑑定士によるダブルチェックで査定を行っています。
投資可能額が1万円からという点がいい、という意見もあります。
普通に不動産投資をする場合は数千万円かかりますが、それを1万円から投資できるのです。資金を抑えることができるので、分散投資も可能です。
一方悪い評判は、途中解約ができないのが不便という点があります。
決まった運用期間が過ぎるまでは資金を動かすことができなくなるので、余裕資金で投資するように気を付けましょう。
他にも、中々投資できないという声が多いです。
人気が高いため抽選となっているのですが、倍率がかなり高く当選し辛いのです。
OwnersBookの申込から取引開始までの日数は?
OwnersBookの会員登録申込から投資家登録完了後の取引開始までの日数は、最短で3営業日です。
審査の手続きの状況により、これより時間がかかることもあります。
OwnersBookの公式情報はこちら
公式情報OwnersBook