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【寄稿記事】今週の相場見通しについて(2022年5月2日~5月7日)

2022年5月1日

世界分散投資

知人の金融関係者に寄稿してもらい毎週1回、今週の相場見通しをお届けします。

皆さん投資検討する時の参考にしてください。

延長を希望される方がいたので当面の間延長します。感想などコメントや感想・問い合わせから教えてもらえると嬉しいです。

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今週の相場見通しについて(2022年5月2日~5月7日)

金融関係の仕事にしているtakashiです。

今週の相場見通しをお届けします。

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方向感に欠ける展開に

2022年5月2日~2022年5月7日の週のNYダウは、前半はFOMCを前に上値が重く様子見ムードになりやすいだろう。

0.5%の利上げが確認された場合、FOMC通過後の週後半は底堅く推移するものの、6日(金)発表の4月米雇用統計を前に積極的に上値を追う展開にはなりにくいと考えられる。

また、日経平均株価は、基本的にNYダウなど米経済指標の動向に追随するが、上値が重く方向感が出にくいだろう。

先週の振り返り

2022年4月25日~2022年4月30日の週の日経平均株価は軟調だった。

25日(月)の日経平均株価は、前週末のNYダウやナスダック総合指数が下落した流れを引き継ぎ、軟調に。

米金融引き締め加速に加えてアジア株安も懸念材料となったため、後場も軟調に推移し、日経平均株価は前週末比514円48銭安の26,590円78銭で取引を終えた。

26日(火)の日経平均株価は、前日のNYダウが反発したことから、前日比プラス圏でスタートしたが、上海総合指数がマイナスに沈むと伸び悩んだ。

後場は鉄道株の上昇を受けて堅調に推移し、日経平均株価は前日比109円33銭高の26,700円11銭で取引を終えた。

27日(水)は、前日のNYダウが大幅下落したことから、日経平均株価は一時前日比649円超安まで下落。

節目の26,000円手前で下げ止まったが、戻りは鈍く、もみ合いとなった。

後場も日経平均株価は軟調だったが、NYダウ先物の持ち直しで押し目買いが入ると、前日比313円48銭安の26,386円63銭で取引を終えた。

28日(木)の日経平均株価は、前日のNYダウが小幅ながらも反発した流れを受け、前日比プラスでスタートするともみ合いに。

その後、連休を前に買い戻しが入り上昇すると、円安進行に加え日銀の大規模金融緩和策維持の発表も後押しする展開に。

輸入関連株が上昇をけん引すると、日経平均株価は前日比461円27銭高の26,847円90銭で取引を終えた。

週半ばまでFOMCを控えポジション調整

2022年5月2日~2022年5月7日の週のNYダウは、FOMCを控え、ポジション調整などで週半ばまでは上値が重いながらも方向感に欠ける展開になるだろう。

3日(火)と4日(水)開催のFOMC終了後、事前予想どおり0.5ptの利上げと量的引き締めの開始が発表されれば、NYダウには買い戻しが入ると考えられる。

ただ、0.75ptの利上げの可能性が言及された場合には、NYダウは軟調な展開になるだろう。

0.75ptの利上げは、4月18日(月)にタカ派のセントルイス連銀のブラード総裁が言及し、その後、パウエルFRB議長が利上げペースの加速を示唆したことから、市場では警戒が広がった。

ただ、ブラード総裁は0.75ptの利上げに言及する際に、0.5ptを上回る利上げは自身の基本シナリオではないと述べている。

また、アトランタ連銀のボスティック総裁は、0.75ptの利上げについて意識していないと発言し、クリーブランド連銀のメスター総裁も、0.75ptの利上げは必要ないとの見解を示している。

そのため、0.75ptの利上げの可能性は、今のところ高くない、というのが市場の見解だ。

それに加え、ロシア・ウクライナ戦争が米経済に与える影響も不確実性として意識されているため、今回は0.5ptの利上げになるとの見方がされている。

なお、29日(金)に発表された3月米個人所得は前月比+0.5%となり、伸びは2月の+0.7%から鈍化したものの事前予想を上回る結果となった。

FRBがインフレ指標として注視するコアPCE価格指数は前年比+5.2%と、過去最大の伸びとなった2月の同+5.3%から鈍化し、インフレがピークに達したとみられている。

その一方で、同時刻に発表された1-3月期米四半期雇用コスト指数は、前期比+1.4%と、3カ月連続で伸びが拡大し、事前予想を上回り過去最大に。

雇用の上昇が確認されたことで、引き締め加速が懸念材料となり、米10年債利回りが上昇するなど不安定な状態となった。

ただ、同日発表の4月米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は速報値の65.7から下方修正され65.2に、また、4月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は事前予想の62.0を下回る56.4となるなど、米経済指標は強弱まちまちの結果となっている。

そのため、今のところは0.5ptの利上げがメインシナリオになるだろう。

なお、0.5ptの利上げとなった場合、米FOMCの終了後のNYダウは、6日(金)発表の4月米雇用統計が意識され、底堅いが、好材料があっても積極的に上値を追いにくい展開になると考えられる。

もしも0.75%の利上げの可能性が言及された場合は、NYダウは軟調な展開が続くだろう。

 

一方、2022年5月2日~2022年5月7日の週の日経平均株価は、2日(月)と6日(金)しか市場が開かないうえ、連休の狭間で市場参加者が少なくなることが考えられる。

基本的にはNYダウなど米経済指標の動向に影響されるものの、上昇時は市場参加者が少ないため積極的な買いが入りにくく、方向感が出にくいだろう。

また、2日(月)と6日(金)は3月期決算発表があるため、注目度の高い企業には注意したい。

今週の推奨セクター

2022年5月2日~2022年5月7日の週に推奨したいのは、ヘルスケアである。

その中でも、医療やヘルスケアサービスのDX化を進めているヘルステック企業は、サービスの効率化や質の向上に期待でき、さらなる業績拡大が期待できる。

一時的な変動はあっても、堅調に推移するだろう。

今週の非推奨セクター

一方避けたいのは、電力である。

電力は、大手10社の決算がすべて発表され、5社が最終赤字になるなど厳しいものとなった。

東京電力や関西電力など配当予想を未定としているところがほとんどであることから、燃料価格の高騰や円安進行が懸念材料となっていることが伺える。

そのため、避けた方が良いだろう。

今週の経済指標

2022年5月2日~2022年5月7日の週は、3日(火)と4日(水)の米FOMCや6日(金)の4月米雇用統計の他に、2日(月)に4月米ISM製造業景況指数、4日(水)に4月米ADP雇用統計と4月米ISM非製造業景況指数の発表がある。

また、4日(水)の米FOMC終了後にパウエルFRB議長の会見が予定されている。

これらの結果や内容には注意が必要だ。

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長年の銀行やネット証券の利用の経験や実際の投資体験をもとに高利の定期預金や金融機関キャンペーン情報満載のブログを運営する管理人。キャンペーン屋、週刊現代女性セブンさらに日経ヴェリタスなどでコメントする定期預金ウォッチャー。投資信託積立マニア。 画伯マネージャー。投信ブロガーが選ぶFOY懇親会実行委員。恐妻家友の会会長。投資は、投資信託、現物株、ETF、金、プラチナ、FX、くりっく株365など。 すぱいくの自己紹介 | 1億円を貯めてみよう!chapter2

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