収益を見込める土地や建物など不動産に少額から投資できる方法として不動産特定共同事業法を活用した不動産投資型のクラウドファンディングが最近人気が高まっています。
その数多くある不動産投資型クラウドファンディングサービスの中でもタマキホーム株式会社が運営するT's Funding(ティーズファンディング)のというサービスがあります。
そのT's Funding(ティーズファンディング)の評判やメリットやデメリットさらに口座開設方法などをお伝えします。
T's Funding(ティーズファンディング)の基本情報
- 会社名:タマキホーム株式会社
- 代表者:代表取締役社長 玉城公之
- 会社所在地:沖縄県那覇市壺川一丁目12番地8
- 会社設立:1998年11月17日
- 事業内容:分譲マンション企画開発・販売・管理、賃貸不動産管理・賃貸不動産営業、不動産売買仲介、駐車場シェアリング事業、不動産クラウドファンディング事業
- 資本金:1億円
- 宅地建物取引業者免許:国土交通大臣(1)009601号
- マンション管理業者登録:国土交通大臣(4)第101615号
- 賃貸住宅管理者業登録:国土交通大臣(02)第000722号
- 不動産特定共同事業:沖縄県知事第1号
不動産投資型クラウドファンディングとは?
通常のクラウドファンディングは、目的を持った企業が個人に対して、インターネットを通じて不特定多数の出資者からの資金提供を募るものですが、不動産投資型クラウドファンディングは、一般の投資家から資金を募り、集まった資金を利用して不動産の取得・運営を行うサービスです。
ここで得られた利益は、各投資家に配分されます。
メリット・デメリットはそれぞれ以下のとおりですが、詳しくは以下のページをご覧ください。
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株式投資型クラウドファンディングのメリットとデメリット
クラウドファンディングサービスは、大まかに分けると寄付型、購入型、ファンド型、融資型、株式投資型の5種類あります。 今回は、株式投資型クラウドファンディングのメ ...
不動産投資型クラウドファンディングのメリット
不動産投資型クラウドファンディングのメリットは以下のとおりです。
- 少額から不動産投資ができる
- 優先劣後スキームにより損失から保全される
- 現物不動産投資よりも手続きが少ない
- J-REITに比べて価格変動のリスクが小さい
- 投資物件の情報が把握できる
不動産投資型クラウドファンディングのデメリット
不動産投資型クラウドファンディングのデメリットは以下のとおりです。
- レバレッジの効果が薄い
- 人気が高いため実際に投資できない可能性がある
- 元本割れのリスクがある
- J-REITに比べて換金しにくい
T's Funding(ティーズファンディング)のメリット
少額から不動産投資ができるサービス
T's Funding(ティーズファンディング)は、不動産特定共同事業法の電子取引認可に基づき、Webサイト上で1口10万円から不動産投資が行える仕組みです。
投資家から資金を集め、その資金を元に不動産を取得・運用し、得られた利益の一部を配当として還元します。
投資資金がそれほど多くない方であっても、将来性のある不動産案件に投資できるところが魅力です。
優先劣後出資方式を採用している
T's Funding(ティーズファンディング)では、優先劣後出資方式を採用しています。
売却する際に損失が生じた場合には、まず事業者から負担するため、安全性の高い仕組みでのファンド運用が可能です。
また、組成ファンドによっては、連携保証会社による物件の買い取り保証も可能であり、保全対応は非常に高いと言えます。
劣後出資比率が高い
T's Funding(ティーズファンディング)の当初のファンドは、劣後出資比率50%を超える案件がありました。一般的な不動産投資型クラウドファンディングの劣後出資比率は10%から30%程度ですので、投資家の安全性に配慮した案件を提供しているといえます。
不動産管理体制が整った物件に投資できる
T's Funding(ティーズファンディング)では、タマキホーム株式会社などの環グループ全体で不動産の建築や管理、売買まで業務をサポートしている物件に出資します。
よって、不動産管理体制が整った物件に投資できるといえます。
法人口座が開設できる
T's Funding(ティーズファンディング)は、法人でも口座開設が可能です。
法人口座開設の流れについては、個人とほとんどおなじですが、法人の情報と担当者の情報の両方が必要になります。
T's Funding(ティーズファンディング)のデメリット
元本保証はない
T's Funding(ティーズファンディング)には元本保証がありません。
優先劣後出資方式によるヘッジがあるため、元本割れの可能性はそこまで高くなりませんが、天災や火災で被害が出てしまった場合などは、劣後出資が大きくてもカバーしきれないことがあります。
運営企業が非上場
T's Funding(ティーズファンディング)の運営企業であるタマキホーム株式会社は、上場企業ではありません。
こちらは大手企業や知名度の高い企業が提供する不動産クラウドファンディングを利用したい方にとってデメリットと言えるでしょう。
分配金が総合課税の対象
不動産投資型クラウドファンディングや融資型クラウドファンディングの利益分配金は、匿名組合型の場合、現在、「雑所得」となります。
「雑所得」は、総合課税扱いであり、分配金から、お客様の分配金から20.42%(所得税+復興特別所得税)の源泉徴収をした後、登録口座へ振り込みされます。
ただし、源泉分離課税でないため、原則確定申告が必要ですが、給与所得を1ヵ所から受けていて、給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円以下の方は、確定申告は不要となります。
ちなみに、ファンド運営事業者は所得税法第225条に基づき、1月から12月までの間に確定した利益について「支払調書」を税務署に提出するため、確定申告が必要な人が正しい手続きをしていない場合は、税務署から調査や確認がくる場合があります。
なお、任意組合型のファンドの分配金は、不動産所得になります。
T's Funding(ティーズファンディング)の評判は?
T's Funding(ティーズファンディング) の良い評判としては、劣後出資比率の高さを評価する声が多いです。
過去において劣後出資比率54.02%という案件もありました。
T's Funding(ティーズファンディング)がリリースした案件のうち多くが短期の案件であり、投資効率が高いという点も評価されています。
また、投資までの流れがスムーズという声もよく見られます。
一方悪い評判としては、非上場の会社なのでちょっと心配という声もあります。
もちろん、今後ファンドが償還されていけばば、心配面は払しょくされる可能性は高いですが、サービス開始間もないため致し方ない評判だと思います。
T's Funding(ティーズファンディング)の出資者登録ができる人は?
T's Funding(ティーズファンディング)の出資者登録できる方は、以下です。
- 未成年ではない方
- 日本国内に居住している方
- マイナンバーを所有している方
つまり、出資者登録できない人は以下のとおりとなります。
- 未成年の方
- 非居住者の方
- マイナンバーをお持ちでない方
T's Funding(ティーズファンディング)の出資者登録(口座開設)方法
T's Funding(ティーズファンディング)の出資者登録(口座開設)は、すべてWeb申込となります。
書類での申込は取り扱っていません。
公式ページにアクセス
T's Funding(ティーズファンディング)の公式ページにアクセスし、「新規会員登録」をクリックします。
仮登録
会員仮登録を行います。表示された画面上の案内にしたがい、登録したいメールアドレスを入力して「送信」をクリックします。
未成年の方、日本国内の非居住者の方、マイナンバーカードを持っていない方はこの後本登録ができないため、注意してください。
出資者登録
送付された仮登録メールのURLをクリックし、本登録に移ります。
下記の必須事項を入力し、「入力内容確認」をクリックします。
- 会員種別
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- メールアドレス
- パスワード
仮登録メールが届かない場合は、以下の確認をしてください。
- 入力されたメールアドレスが正しいか
- 迷惑メールフォルダに入っていないか
上記で解決しない場合、ドメイン指定受信で「tsfunding.jp」を許可するように設定するか、その他受信できるように設定を変更します。
会員審査依頼
本登録が完了した後は、マイページから以下のステップを踏み、会員審査依頼に移ります。
- 会員情報の追加項目、銀行口座情報の入力
- 各種書面への同意
- 本人確認書類の提出
- マイナンバーのアップロード
会員情報の追加項目は以下のとおりです。
- 自宅電話番号
- 携帯電話番号
- 職業
- 勤務先名称
- 所属部署
- 役職
- 勤続年数
- 投資目的
- 投資経験
- 保有資産
- 年収
- 世帯年収
- 居住形態
- 借入金額
- 投資用不動産の保有
銀行口座情報としては、以下の情報を入力します。
- 銀行コード
- 銀行名
- 支店コード
- 支店名
- 種目
- 口座番号
- 銀行口座名義
口座情報に間違いがあると、追加で振込手数料がかかる場合があります。口座情報の変更から1ヶ月以内に行われる分配は、変更前の口座に振込がされる場合があります。
本人確認書類の提出、マイナンバーのアップロードについては、専用ページからのアップロードで行います。
アップロード可能なファイル形式は、32MB未満のJPG、PNGの画像です。
本人確認コードの入力
会員審査を申し込み、審査に通過したら、本人確認用のハガキが登録住所宛てに郵送されます。
こちらに記載された本人確認コードをマイページから入力します。
出資申込
公式ページのファンド一覧から投資をしたい案件を選びます。
物件概要やリスク等を確認し、申込を行います。
入金
指定口座へ振り込みを行い、出資が完了します。
これで、出資者登録(口座開設)はすべて完了です。
必要な本人確認書類、マイナンバー確認書類
T's Funding(ティーズファンディング)の出資者登録(口座開設)に必要な本人確認書類は以下の通りです。
以下のいずれか2点
- 運転免許証(住所変更確認のため、裏面も必ず提出)
- 各種健康保険証(マスキング必要箇所あり)
- パスポート(顔写真掲載ページ、住所掲載ページ)
- マイナンバーカード(通知カードは不可)
- 住民票(発行後3ヶ月以内)
- 各種年金手帳
- 身体障害者手帳
また、必要なマイナンバー確認書類は以下のとおりです。
- マイナンバー通知カード(表面、裏面)
- マイナンバーカード(表面、裏面)
- マイナンバー付きの住民票(表面)
本人確認でマイナンバーカードを登録した方も、再度アップロードが必要です。
申込から取引開始までの日数
T's Funding(ティーズファンディング)の会員登録申込から投資家登録完了後の取引開始までの日数は、数営業日かかります。
審査の手続きの状況により、これより時間がかかることもあります。
T's Funding(ティーズファンディング)投資家登録キャンペーンは?
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