先日大和証券投資信託委託のダイワMMF・中期国債ファンド、フリーファイナンシャルファンドが平成28年2月1日より購入受付中止となることを紹介しました。
ダイワMMF・中期国債ファンド・フリーファイナンシャルファンドが2月1日より購入受付中止【大和証券投資信託委託】
追随して三菱UFJ国際投信株式会社及びみずほ投信投資顧問もMMFなどの購入受付が平成28年2月2日より中止となります。
詳細を確認してみましょう
三菱UFJ国際投信の日々決算型ファンドの購入受付中止について
- 受付中止期間:2016年2月2日から
- 対象ファンド:中期国債ファンド、三菱UFJ キャッシュ・ファンド、フリー・ファイナンシャル・ファンド、国際のMMF、S-MMF
弊社日々決算型ファンド(除くMRF)の購入申し込み停止について|三菱UFJ国際投信株式会社(PDF)
受付中止理由
日本銀行によるマイナス金利政策の導入をうけ、安定的な運用が困難になる可能性があるため、・・・・
との記載があります。大和証券投資委託と同様に、金利低下による運用難のため受付を中止するとのことです。
パック買付けや各種契約に基づく自動買付は対象外
既に申し込んだ分や、債券利金などによる自動化付であるパック買付け、さらに契約に基づく自動買付けの購入は申し込み停止の対象外となります。
国際のMRFは引き続き購入可能
国際のMRFについては、今回の対象外です。混同しないようご留意ください。
みずほ投信投資顧問 MHAMのMMF及びMHAM中期国債ファンドの購入申込受付停止について
- 受付中止期間:2016年2月2日から(MHANのMMFは2/2正午から購入申込停止)
- 対象ファンド:MHAMのMMF、MHAM中期国債ファンド
「MHAM中期国債ファンド」ご購入申込み受付の停止について |みずほ投信投資顧問株式会社 (PDF)
「MHAMのMMF(マネー・マネージメント・ファンド)」ご購入申込み受付の停止について |みずほ投信投資顧問株式会社 (PDF)
受付中止理由
内外の公社債を中心に投資を行い、安定した収益の確保を目 指した運用を行っております。
しかしながら、今般の日本銀行の金融政策変更により、短期金融市場の金利水準の更なる低下 が見込まれます。 ・・・・
との記載があります。こちらも金利低下による運用難のため受付を中止するとのことです。
MHAMのMRFは引き続き購入可能
MHAMのMRFについては、今回の対象外です。混同しないようご留意ください。
購入再開時期は未定です
三菱UFJ国際投信株式会社及びみずほ投信投資顧問のMMFなどの購入再開時期は未定です。マイナス金利解除にならない限り難しいと思います。
換金は引き続き受け付けています
今回公表されたのはMMFなどの購入の受付中止のみであり、換金(解約)は引き続き受け付けします。購入しているからといって慌てる必要性はありません。
ただし、普通預金金利も低くなる可能性がありますので、今後の利回りには注意してください。(すでに低いのですけどねw)
他のMMFは現時点でも引き続き購入可能
記事公開時点で、以下のMMFは購入可能です。
- 野村MMF(野村アセットマネジメント)
- 日興MMF(日興アセットマネジメント)
- 三井住友MMF(三井住友アセットマネジメント)
- 新光MMF(新光投信株式会社)
- 大同のMMF(T&Dアセットマネジメント) ※平成28年4月28日繰り上げ償還予定
- JAのMMF(農林中金全共連アセットマネジメント)
- りそなMMF(アムンディ・ジャパン)
- 日本パーソナルMMF(岡三アセットマネジメント)
ただし、大和証券投資信託委託、三菱UFJ国際投信さらに、みずほ投信投資顧問がMMFの購入受付を中止としたことから、他の会社も同じ流れになると思われます。
購入をご検討されている方はご注意くださいませ。
【追記】他のMMFの動向は以下のページでチェックを
他社MMFの最新の動向については以下のまとめページをチェックしてください。 MMFなどの日々決算型公社債ファンドの購入申込の一時停止などの記事が多くなってきたので、当ブログで紹介したものをまとめました。 なお、変更があった場合は修正いた ...
マイナス金利政策導入に伴うMMFなどの日々決算型公社債投資信託の購入の申込一時停止・繰上償還状況まとめ
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