長い人生の中でお金を貯めるタイミングというものがあります。タイミングというのはそんなに豊富にあるものではありません。お金を貯めるタイミングは3回しかないのです。
まず独身時代
独身時代は好き勝手にお金を使えます。この時期は散財しがちですが、貯めようと思えばいくらでも貯めることができます。
とくに自宅から通勤している人は多く貯めることができます。
例えば、私の後輩(20代)は、物欲がまったくないうえに、実家暮らしなので、使うことがないことから、預金金額がすでに1000万円を超えております。
続いて子どもが小さいとき
子どもが小さいときは教育費にお金がかからないのでお金を比較的貯めやすい期間です。
子どもが小学校から中学校さらには高校生になると、塾や習い事など出費は膨らみ、さらに小遣いも増えるという雪だるま状態。
漠然とすごしているとお金は貯めるのではなく出て行く一方になります。
最後に子どもが独立したとき
ようやく子どもが大学を出て社会人になれば、教育費はなくなりますので、お金を貯めることがかなり容易になります。
さらに、実家に仕送りするような子供になるように育てれば、家計の足しになる可能性もあります。
ただしスネをかじる子供に育った場合は、この貯め時を失うことから、家計は厳しくなりますね。
貯め時は意外と短い
そして時間軸で考えると意外と短い。たとえば、30歳で結婚して35歳で子供を産み、子供が22歳のときに独立したとすると
22歳から29歳までの7年間、35歳から40歳までの5年間、子供22歳で独立した57歳から60歳までの3年間
合計15年間しか貯め時はありません。22歳から60歳まで38年間の中で半分もないことになります。
まとめ
以上のように、長い人生のなかかで、3回しか貯め時はなく、期間も短いです。
もちろん生涯独身をつらぬく方は貯め時が続きますし、子どもがいらっしゃらない方も貯め時が続きます。
この貯め時を有効に活用しないとお金は貯まりません。
貯め時以外の時期で貯蓄に励もうとしても、なかなかお金はたまりません。
ストレスは貯まりますが、貯蓄効果はあまり無いでしょう。
最後に40過ぎのすぱいく@管理人の後悔
遠い過去の20代にちゃんと貯めておけば、もっと種銭があったのに、とすぱいく@管理人は、後悔しています。
20代の方は自分自身の生活設計をちゃんと立てお金を貯めると10年後、20年後にかなり違った結果になると思います。
別に節約に節約をかさねてお金を貯めるのではなく、自然とお金が溜まっていくのがベストですので、ご自身の性格に合わせて貯め時を有効活用してみてください。