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住信SBIネット銀行スマートプログラムのランク2アップ可能なSBIゴールドカードのメリットやデメリットを解説します

2016年11月6日

SBIゴールドカードのメリットデメリットを解説します。

SBIゴールドカードの概要

  • 国際ブランド:MasterCard
  • 年会費:2500円(税別)(次年度以降、年会費無料となる条件があり)
  • 発行手数料:無料
  • 還元ポイント:サークルプラスポイント
  • 基本還元率:0.6~1.2%
  • 発行できる方:原則として20才以上で、安定した収入が継続してある方(学生不可)

SBIゴールドカード特徴

住信SBIネット銀行系のゴールドカードです

SBIゴールドカードは、住信SBIネット銀行の子会社である「SBIカード株式会社」が発行する銀行系クレジットカードです。

年会費2,500円で条件によっては無料

SBIゴールドカードは、ゴールドカードでありながら、それほど厳しい申し込み条件は厳しくありません20歳以上で安定した収入があれば、申し込み可能ですし、年会費は初年度2,500円で、年間100万円以上のショッピング利用で次年度の年会費が無料となります。

つまり、利用次第では維持費の負担なく、持ち続けることが可能です。

家族会員の発行条件は?

家族カードは、5枚まで発行でき、1枚目は発行手数料年会費ともに無料です。2枚目からは1000円(税別)で発行できます。家族カードの利用限度額は、利用者ごとに設定できます。

ETCカードは発行手数料無料

ETCカードも発行手数料年会費ともに無料で利用できます。ETCカードの利用でもポイントが貯まります。

ただし、ETCカードは本会員1名に対して1枚しか発行できないので、家族会員でも車を運転される方は別のクレジットカードでETCカードを発行するのがいいでしょう。

引き落とし日を自由に設定可能

SBIゴールドカードでは、引き落とし日を自由に選べます。利用中に変更することも可能です。変更手続きは、Webの会員専用ページから簡単にできますが、手続きの締め切りは、引き落とし日の2週間前となりますので、その点はお気をつけください。

また、引き落とし日を待たずに、ネット上で決済することも可能です。

引落し対応銀行は8行のみ

SBIゴールドカードで利用できる銀行は、以下の8つの銀行です。

  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行
  • みずほ銀行(みずほダイレクトの契約が必要)
  • 三菱UFJ銀行
  • PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)
  • 三井住友銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行

マルチバンク機能あり

ちなみに、SBIゴールドカードにはマルチバンク機能が備わっています。さきほど紹介した8つの利用可能な銀行のうち最大5つまで登録して、自分が決めた「優先口座」から、毎月のカード代金を自動引き落としするシステムです。

「優先口座」は随時変更可能なので、その都度の残高に応じて、引き落とし口座を選べます。もちろん、「優先口座」以外の口座でも、支払いや振り込みなどの通常利用ができます。

ドル決済も可能

住信SBIネット銀行の口座に外貨普通預金があれば、海外での外国通貨によるショッピング利用を「米ドル」で支払う「ドル決済サービス」が使えます。

もちろん、事務処理手数料はかかりません。

支払方法は「残高一括払いコース」と「ミニマムペイント払いコース」の2種類

SBIゴールドカードは、「残高一括払いコース」と「ミニマムペイント払いコース」が選択できます。

残高一括払いコースは、毎月の引き落とし日に請求金額を全額引き落とす一般的な支払い方法です

ミニマムペイメント払いコースは、毎月の引き落とし日にミニマムペイント金額(最低支払い金額)が引き落としされる方法で、金額は締切日時点での利用残高に対し、確定されます。

残高支払いコースを選んでいても、一括払いの引き落としで残高不足のときには、自動的にリボ払いに振り替えられ、最低金額の支払いで間に合うようにするバックアップ機能があります。

これによって、残高不足のときも延滞にならずにすみ、信用情報が汚れませんし、リボ手数料も業界最低水準の年利4.8~9.8%と低いのが特徴です。

また、リボ払いでも自由に繰り上げ返済をすることができますので、ついうっかり残高が足りないのを見落としていてリボ払いに切り替わってしまったというような場合はすぐに返済することで、手数料を最小限に済ませられます。繰り上げ返済の手続きは、会員サイトから簡単にできます。

MasterCardのプレミアムカード優待サービスも利用可能

SBIゴールドカードの国際ブランドがMasterCardということから、MasterCardのプレミアムカード優待サービスも受けられます。主に旅行時に役立つサービスなどで、主なものは以下のとおりです。

  • 海外ホテルやホテル+航空券が優待価格で利用可能
  • 海外用携帯電話が優待価格で利用可能(世界90か国以上)
  • WiFiルーターが優待価格で利用可能(世界161か国以上)
  • 空港クロークサービスが優待価格で利用可能
  • 国際線利用において荷物1個を優待価格で宅配可能
  • 国内ゴルフ場を優待価格で利用花王(150コース以上)

優待内容は、割引内容や割引率が変更する場合がありますので、利用のたびに公式情報をご確認ください。

SBIゴールドカードのポイントはサークルプラスポイントです

SBIゴールドカードは、利用するとサークルプラスポイントが貯まります。具体的には、利用金額1,000円につき10ポイントが貯まり、現金に交換できるほか、SBIポイントへの移行も可能です。

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このサークルプラスポイントは、随時キャッシュバックができるうえに、手続きもWeb上で可能です。さらに、最短即日振り込みを実現しているので、商品券や商品との交換のように手元に届くまでの時間的なロスがないのが特徴です。

利用額が半期で25万円以上ならばボーナスポイントも貰えます

さらに、SBIゴールドカードが対象期間(通常は半期)中に、25万円以上あると、利用金額に応じてサークルプラスポイントがボーナスポイントとして貰えます。

利用金額とボーナスポイントについて

利用額合計 ポイント付与
25万円以上 500pt
50万円以上 1,000pt
100万円以上 2,500pt
150万円以上 7,500pt
200万円以上 10,000pt

SBIゴールドカードの現金交換レート

現金交換レートは、ポイントを多く貯めれば貯めるほど高くなります。最高0.80%の還元率です。

なお、キャッシュバック金額については、SBIレギュラーカードやSBIプラチナカードによって変わりますのでご注意ください。

ポイント キャッシュバック金額 還元率
3,000pt 1,800円 0.60%
5,000pt 3,000円 0.60%
10,000pt 8,000円 0.80%

ボーナスポイントを含めた還元率について

ボーナスポイントを含めた還元額は、以下のとおりです。効率よく利用すると最大還元率は1.2%になります。

半期の
利用額
基本
ポイント
ボーナス
ポイント
合計
ポイント
最大
キャッシュバック
金額
還元率
249,999円 2,400pt 0pt 0pt 0円 0.00%
250,000円 2,500pt 500pt 3,000pt 1,800円 0.72%
500,000円 5,000pt 1,000pt 6,000pt 3,600円 0.72%
1,000,000円 10,000pt 2,500pt 12,500pt 8,000円 0.80%
1,500,000円 15,000pt 7,500pt 22,500pt 16,000円 1.07%
2,000,000円 20,000pt 10,000pt 30,000pt 24,000円 1.20%

サークルプラスポイントはSBIポイントに交換可能

SBIカードで貯まるサークルプラスポイントはSBIポイントに交換可能です。貯まったポイントによって交換レートが変わります。

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サークルプラスポイントはSBIポイントに交換可能ですが注意が必要です

2013年2月28日から、SBIカード株式会社が発行するクレジットカード(MasterCard)で貯まる「サークルプラスポイント」がSBIポイントへ交換できるよ ...

SBIゴールドカードの付帯保険は?

SBIゴールドカードの付帯保険は、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険、不正利用紛失盗難保険の4種類です。

SBIゴールドカードの海外旅行傷害保険について

海外旅行傷害保険は、旅行代金をSBIゴールドカードで支払った場合に適用され(「利用付帯」)、本人と家族会員に最高5000万円の保障が受けられます。

さらに、家族特約として、SBIゴールドカードを持っていない家族への保障もついていますので、子どもを連れての海外旅行にも対応できます。

ちなみに家族とは、本会員と生計を共にしている6親等以内の血族または3親等以内の姻族となります。

保険補償項目と、補償内容は次の通りです。

保険補償項目 補償内容
死亡後遺障害 最高5000万円(家族特約1000万円)
傷害疾病治療費(ケガ) 最高500万円(家族特約250万円)
傷害疾病治療費(病気) 最高500万円(家族特約250万円)
賠償責任 最高5000万円(家族特約2500万円)
携行品損害 最高50万円(家族特約25万円)
救援者費用 最高300万円(家族特約150万円)

SBIゴールドカードの国内旅行傷害保険

国内旅行傷害保険も、旅行代金をSBIゴールドカードで支払った場合に適用され、海外旅行傷害保険同様に家族特約が付きます。補償金額も5000万円までと手厚くなっています。
保険補償項目と、補償内容は次の通りです。

保険補償項目 補償内容
死亡後遺障害 最高5000万円(家族特約1000万円)
入院 日額4000円(家族特約2000円)
通院 日額4000円(家族特約2000円)

SBIゴールドカードのショッピング保険

ショッピング保険(ショッピングガード保険)は、SBIゴールドカードで購入したものが、予期せぬ事故で破損してしまった場合に保障されます。

商品購入日より90日間、年間最高30万円まで補償されています。保険適用時には10000円の自己負担額が発生します。

さらに、本会員だけでなく、家族カード会員も対象であり、SBIカードの中では、ゴールドより上位クラスにしかついていない保険です。

SBIゴールドカードの不正利用紛失盗難保険について

不正利用紛失盗難保険は、SBIゴールドカードの紛失や盗難により、第三者から不正利用された際、保証されるものです。インターネット上からの不正利用にも対応しています。カード会社に連絡をした日から前後30日間の障害が補償されます。

SBIゴールドカードのメリット

年会費が低く敷居の低いゴールドカード

厳しい審査条件がなく、年会費2500円で持てるので、ゴールドカードとしては敷居が低く、持ちやすいカードであることがメリットです。

2016年6月より年会費の引き下げがされ、ますますお得になりました。一般的なゴールドカードの年会費が1万円前後ということを考えると、SBIゴールドカードは格安のゴールドカードといえます。

引落し日を自由に選べる

SBIゴールドカードは、引き落とし日を自由に選べます。つまり、給料日や他の支払日など、利用者の都合に合わせて指定でるのが良いです。

付帯保険が充実している

充実した付帯保険がついていますので、旅行やショッピングにおいて安心ですね。

特に海外旅行傷害保険国内旅行傷害保険における家族特約があるカードは限られますし、家族も必ず入らなければならない保険なので、カードでカバーできるのはありがたいところです。補償額も、他社のプラチナカードに並ぶ内容ですから問題無いでしょう。

MasterCardの優待サービスなどを利用可能

MasterCardの優待サービスも幅広く、利用可能です。世界最大のオンライン総合旅行会社「エクスペディア」とも提携しているので、「エクスペディア」を通じてホテルやホテル+航空券を予約すると割引が受けられます。

SBIゴールドカードのデメリット

引落し口座指定銀行は8行のみ

引き落とし口座として指定できるのが8行のみになります。主要銀行は抑えていますが、地方銀行は対象外です。

空港ラウンジサービスが無い

SBIゴールドカードは、充実した旅行保険やMasterCardの優待サービスから、旅行者に適しているカードという印象がありますが、空港ラウンジサービスは利用できません。

ちなみに、SBIカードで空港ラウンジサービスを利用できるのはSBIプラチナカード会員のみです。

SBIゴールドカード作成した方が良い人

メガバンクか住信SBIネット銀行か楽天銀行の口座を持っている方

引き落とし可能な銀行が限られ、SBIゴールドカードのために口座開設するほどの特典かといわれると厳しいところがあります。

よって、住信SBIネット銀行、楽天銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行の口座をお持ちの方が対象です。

住信SBIネット銀行の口座を持っている方

特に住信SBIネット銀行の口座を持っているとSBIポイントへ移行したほうが、現金還元率がアップしますので、オススメです。

付帯保険の特典を積極的に活用できる方

利用金額が少ないと、半年ごとにもらえるボーナスポイントが低いのがデメリットであり、年間25万円未満利用だと獲得したポイントも現金に交換できません。

よって、ボーナスポイントがもらえる半年で25万円以上の利用があることがSBIゴールドカード作成の目安になります。ちなみに最大の1.2%の高還元率は、半年で200万円以上の利用が必要なので、ハードルが高くいです。

そんなにたくさん利用するならセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードなどのステータスカードをメインにすることをオススメしますが。

よって、どちらかというと還元率より、諸々の付帯特典を活かせるかが決め手になります。

付帯保険の海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険の内容が充実しているので、空港ラウンジサービスが使えないことを差し引いても、旅行が好きで定期的に行く方にはメリットの多いカードです。

SBIカードの年会費を住信SBIネット銀行スマートプログラムを利用して削減する裏ワザ

最後に住信SBIネット銀行スマートプログラムで年会費を削減する裏ワザを紹介します。

住信SBIネット銀行の優遇サービスであるスマートプログラムは、SBIゴールドカード会員ならば、2ランクアップします。

よって、例えばハードルの低い、SBIハイブリッド預金に1,000円以上預入し、1通貨のみ外貨預金を利用すれば、ランク4に該当しますので、毎月50ポイントもらえ、年間600ポイントもらえます。

スマートプログラムのポイントは1ポイント1円と等価交換できますので、ランク4に該当すれば年会費は実質1,900円でゴールドカードが持てる計算となります。

うれしい
住信SBIネット銀行スマートプログラム導入したのでランクによってサービスは変わります

住信SBIネット銀行が2016年1月よりスマートプログラムという顧客の利用実績に応じてサービスが変わるなどの新たなプログラム制度を導入します。 詳細を確認してみ ...

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