SBI証券で投資信託の保有などでSBIポイントというSBIグループの共通のポイントが貯まり、現金やTポイント、マイルなどに交換できるプログラムがあります。
2016年4月1日からSBI証券での国内株式現物取引(PTS、ETF、ETN、REIT含む)の手数料に応じてポイントが付与されますので、拡充にあわせて解説します。
※SBI証券の公式ページによる詳しい解説やSBI証券口座開設はこちらから⇒SBI証券で獲得できるSBIポイントの内容拡充したのでの貯め方や使い方などを解説
SBI証券 SBIポイントの概要
SBI証券の新規口座開設、投資信託の保有などでSBIポイントが貯まります。貯まったSBIポイントは現金などに交換できます。2016年4月1日から国内株式現物取引(PTS、ETF、ETN、REIT含む)の買付・売却手数料に応じてもSBIポイントが貯まります。
SBIポイントの獲得日は?
前月の取引実績に応じたSBIポイントを当月15日(休日の場合は翌営業日)の夜間に付与されます。
ただし、国内株式取引については前月分の取引実績を翌月10日(サービス開始の2016年5月のみ5月20日)に付与されます。
SBI証券 SBIポイントが貯まる取引
2016年4月より新たに国内株式現物取引によってもSBIポイントが貰えるようになりました。
SBI証券-主要ネット証券最低水準の国内株式手数料にポイント付与でさらにお得に!(2016/4/1約定分~)-
国内株式現物取引
インターネットコースの方のみですが、現物取引(PTS、ETF、ETN、REITを含む)の買付や売却の手数料に応じてポイントが貯まります。
付与されるポイントは以下の式で算出します。
- 現物取引(PTS、ETF、ETN、REITを含む)の月間合計手数料(アクティブプラン手数料除く)×1.1%
なお、信用取引や単元未満株(S株)、イレクトコース、対面コース、IFAコース、IFAコース(プランA)、コールセンター経由での注文は対象外であり、アクティブプラン手数料も集計から除外されます。
SBI証券の新規口座開設
新規口座開設した方にはSBIポイントが一律100ポイント貰えます。
投資信託取引(投信マイレージサービス)
対象投資信託の月間平均保有残高額に応じて年率0.1%から0.2%のSBIポイントが貰えます。いわゆる投信マイレージサービスと呼ばれるものです。具体的には投資信託の月間平均保有額×ポイント還元率(0.1%もしくは0.2%)÷365日×ポイント付与対象月の日数が翌月15日に付与されます。
月間平均保有額 | 付与率(年利) |
---|---|
1,000万円以上 | 0.2% |
1,000万円未満 | 0.1% |
投信マイレージサービス(投資信託取引)でSBIポイントが通常の付与率とは異なる投資信託について
一部の投資信託はSBIポイントが通常の付与率(0.1%から0.2%)ではなく、0.05%から0.03%付与されます。(SBI-EXE-i つみたて先進国株式ファンド及びSBI-EXE-i つみたて新興国株式ファンドはポイ音と付与されない)
過去は、これらの投資信託は、ポイントすらつかなかったのですが、平成29年2月1日から新しく改善されました。
-
SBI証券の投信マイレージサービスがリニューアルで大幅改善に【2月1日から】
SBI証券は、投資信託を保有しているだけでTポイントが貰える投信マイレージサービスというものがあります。 従来は低コストのインデックスファンドが対象外でしたが、 ...
対象のファンドは、信託報酬が他のファンドに比べて圧倒的に低いものが多いのでやむを得ないと思います。具体的な銘柄などは以下のページをご覧ください。
-
SBI証券 投信マイレージにおいてポイントの付与率が0.10%未満になる投資信託は?
SBI証券は投資信託を保有しているだけでポイント(Tポイント、PONTAポイント)が貯まります。通常は0.1%から0.2%なのですが、一部の投資信託はポイント( ...
投信マイレージの改善点は?
リニューアル前(2017年1月31日まで)
種類 | ポイント付与率 | 月間平均保有額 |
---|---|---|
今までのマイレージ対象銘柄 (低コストインデックスファンドなどを除く) |
月間平均保有額1000万円以上の場合は0.2% 月間平均保有額1000万円未満の場合は0.1% |
加算する |
新たなマイレージ対象銘柄 (低コストインデックスファンドなど) |
ポイント付与なし | 加算しない |
リニューアル後(2017年2月1日以降)
種類 | ポイント付与率 | 月間平均保有額 |
---|---|---|
今までのマイレージ対象銘柄 (低コストインデックスファンドなどを除く) |
月間平均保有額1000万円以上の場合は0.2% 月間平均保有額1000万円未満の場合は0.1% |
加算する |
新たなマイレージ対象銘柄 (低コストインデックスファンドなど) |
月間平均保有額にか関わらず0.05%から0.03% | 加算する |
投資信託マイレージが付与されない商品は?
SBI証券で取り扱うすべての投資信託がポイント付与されますが、以下の商品は対象外です。
- MMF、中国F、MRF
- 外貨建MMF
- ETF
- 外国籍投資信託
金・プラチナ マイレージサービス
2017年8月から新しく誕生したSBI証券 金・プラチナ マイレージサービスは、金・プラチナの取引手数料の1%相当のSBIポイントが貰えるサービスです。
-
SBI証券金・プラチナ マイレージサービスは金・プラチナのスポット取引と積立取引すると取引手数料の1%相当のSBIポイントが貰えます
SBI証券の金・プラチナ取引のサービスを7月から開始しましたが、取引手数料の一部をSBIポイントとして付与するサービスを開始しています。その名も金・プラチナ マ ...
SBI証券への国内株式移管入庫
他の証券会社からSBI証券へ国内株式を移管した場合、1回の移管入庫につき100ポイント付与されます。同一日に複数銘柄を移管した場合や、同一日に複数の証券会社から移管した場合は1回のカウントとなりますのでご注意ください。
SBI証券で獲得したSBIポイントの有効期限について
SBI証券で獲得したSBIポイントは獲得した年から3年目まで繰越されますが、4年目に無効となります。具体的な有効期限は以下のとおりです。
獲得期間 | 有効期限 |
---|---|
2014/1/25~2015/1/24 | 2017/1/31(火) |
2015/1/25~2016/1/24 | 2018/1/31(水) |
2016/1/25~2017/1/24 | 2019/1/31(木) |
2017/1/25~2018/1/24 | 2020/1/31(金) |
2018/1/25~2019/1/24 | 2021/1/31(日) |
SBIポイントの交換先
貯まったSBIポイントは現金や他社のポイントなどに交換可能です。
現金の交換レートについて
SBIカード(MasterCard)会員様限定現金交換について
MasterCardブランドのSBIカードを所有していれば、最もレートが良かったのですが、SBIカード自体サービス終了となってしまいました。2018年7月22日までMasterCardブランドのSBIカード限定で、交換レートサービスを利用することができます。交換した現金の振込先は住信SBIネット銀行限定です。
- 交換レート(5,000ポイントの場合):1ポイント=1円
- 交換レート(10,000ポイントの場合):1ポイント=1.2円
- 交換手数料:無料
- 振込返却手数料:51ポイント
- 組戻手数料:864ポイント
後継のクレジットカードであるミライノ カード(MIRAINO CARD)はSBIポイントではなくミライノ ポイントが貯まりますので、ご注意ください。
-
住信SBIネット銀行のクレジットカード ミライノ カード(JCB)が11月6日から募集開始するので還元率や審査など検討したらメリットが大きくおすすめのクレジットカードです
住信SBIネット銀行が2017年11月6日からクレジットカードを新しく発行します。その名も「ミライノ カード」。 詳細を確認してみましょう。 ※ミライノ カード ...
現金交換先に住信SBIネット銀行の口座を指定
現金交換先に住信SBIネット銀行の口座を指定した場合は、最低500ポイントから50ポイント単位で交換可能です。こちらも交換手数料は無料です。
- 交換レート:1ポイント=0.85円
- 最低ポイント:500ポイント
- 交換単位:50ポイント
- 交換手数料:無料
- 最大交換ポイント:1回あたり50,000ポイント
- 振込返却手数料:51ポイント
- 組戻手数料:864ポイント
現金交換先に他の金融機関口座を指定
現金交換先に住信SBIネット銀行以外の金融機関(ゆうちょ銀行を除く)の口座を指定した場合は、最低1,000ポイントから100ポイント単位で交換可能です。ただし、交換手数料が1件につき160円かかります。
- 交換レート:1ポイント=0.8円
- 最低ポイント:1,000ポイント
- 交換単位:100ポイント
- 交換手数料:165円
- 最大交換ポイント:1回あたり30,000ポイント
- 振込返却手数料:165ポイント
- 組戻手数料:864ポイント
他のポイントへの交換レートについて
貯まったSBIポイントは、以下の提携ポイントとも交換可能です。ただし、交換レートは交換先によって異なります。
オススメの交換先は、使い勝手がよくレートが等価のTポイント、nanacoポイント、suicaポイントです。
交換先 | 交換レート |
---|---|
Tポイント | 500ポイント⇒500Tポイント |
nanacoポイント | 500ポイント⇒500ポイント |
Suicaポイント | 500ポイント⇒500ポイント |
JALマイル | 900ポイント⇒300マイル |
JTBトラベルポイント | 500ポイント⇒400ポイント |
PeXポイント | 500ポイント⇒4000ポイント |
ポイントオンのポン | 500ポイント⇒1000ポイント |
ネットプライスポイント | 500ポイント⇒500ポイント |
商品へ交換
貯まったSBIポイントは、商品にも交換できます。交換できる商品や交換レートはSBI POINTO PARKをご覧ください。
ミライノ カードのミライノ ポイントはSBIポイントへの交換はできません
ミライノ カード(MIRAINO CARD)の利用で貯まるミライノ ポイントからSBIポイントへ交換や、その逆も交換するはできませんのでご注意ください。ちなみに、ミライノ ポイントは、住信SBIネット銀行のスマプロポイントに交換できます。
-
住信SBIネット銀行のクレジットカード ミライノ カード(JCB)が11月6日から募集開始するので還元率や審査など検討したらメリットが大きくおすすめのクレジットカードです
住信SBIネット銀行が2017年11月6日からクレジットカードを新しく発行します。その名も「ミライノ カード」。 詳細を確認してみましょう。 ※ミライノ カード ...
住信SBIネット銀行のスマートポイントプログラムは全く違うポイントです
また、住信SBIネット銀行のスマートプログラムで貯まるポイントもSBIポイントとは全く違うポイントです。交換等もできません。
-
住信SBIネット銀行スマートプログラム導入したのでランクによってサービスは変わります
住信SBIネット銀行が2016年1月よりスマートプログラムという顧客の利用実績に応じてサービスが変わるなどの新たなプログラム制度を導入します。 詳細を確認してみ ...
まとめ:海外株式は対象外なのが残念ですがお得なプログラムですよ
今回現物株式手数料に乗じた金額がSBIポイントとして還元されますが、国内株式のみ対象で、海外株式の手数料は対象外です。海外ETFなどを購入している方には残念な結果となりました。
それでも、SBI証券で貯まるSBIポイントは、他のネット証券会社に比べてかなりお得なプログラムですから、内容を理解して、上手に貯めて、上手に換金やポイントへ交換することをオススメします。
SBI証券
国内最大規模のネット証券会社であり、手数料は最安値水準かつ圧倒的な取扱商品を取りそろえ、さらに使い勝手の良いうえに独自のサービスを常に提供するSBI証券。口座開設数が400万口座を突破したうえに、国内株式の個人の売買代金の4割はSBI証券からの発注と圧倒的な強さを誇ります。
SBI証券はオンライン口座開設ならば最短翌営業日から取引ができるスピーディーなネット証券です。
今なら期間限定で新規口座開設キャンペーンも実施中です。もちろん、口座開設費用や口座維持費用は無料ですよ。
Copyright secured by Digiprove © 2016