2017年1月下旬に株式会社オリエントコーポレーションがみずほ銀行と提携してみずほマイレージクラブカード/THE POINTというクレジットカードの募集を開始しました。
銀行系のクレジットカードとしては最強クラスのクレジットカードですので、徹底解説します。
みずほマイレージクラブカード/THE POINTの概要
- 国際ブランド:VISA、MasterCard
- 年会費:無料
- 発行手数料:無料
- 還元ポイント:オリコポイント
- 基本還元率:1.0%
- 発行できる方:原則として18才以上(高校生を除く)で、みずほ銀行の普通預金口座を所有する方
みずほマイレージクラブカード/THE POINTの特徴
みずほマイレージクラブカード/THE POINTは、メガバンクのみずほ銀行と株式会社オリエントコーポレーションが提携して発行するクレジットカードです。
みずほ銀行に普通預金口座を持っている18才以上の方が、みずほ銀行の店頭もしくは「かんたん口座開設アプリ」から申し込みできます。
キャッシュカードと別に発行されます
みずほ銀行のキャッシュカード機能を兼ね備えるものではなく、別カードとしての発行になります。
キャッシュカード一体型のみずほ銀行のクレジットカードは以下のとおりです。
ただし、キャッシュカード一体型のクレジットカードは、いずれも基本還元率が0.5%です。みずほマイレージクラブカード/THE POINTの還元率の半分ですのでメリットは薄れます。
- みずほマイレージクラブカード/ANA
- みずほマイレージクラブカード セゾンSuica
- みずほマイレージクラブカード セゾンアメリカン・エキスプレス・カード・ベーシック
- みずほマイレージクラブカード(UC MasterCard)
- みずほマイレージクラブカード(セゾンVisa)
- みずほマイレージクラブカード(セゾンJCB)
- みずほマイレージクラブカード[ゴールド]UC MasterCard
国際ブランドはVISAとMasterCardの二択
国際ブランドはVISAもしくはMasterCardを選べます。どちらも国内海外共に加盟店が多く、幅広く利用できます。クレジットカードの売上高の世界シェアを見ると、VISAが56%で第1位、MasterCardが26%で第2位となっています。ちなみに、オリエントコーポレーションのオリコカードは、MasterCardのプリンシパルメンバーであり、MasterCardWorldwideの国際理事という役割を担っていますね。
年会費は家族会員やETCカードも無条件で永年無料
みずほマイレージクラブカード/THE POINTの年会費は無料です。ショッピング利用回数金額などの条件もなく、誰しも永年無料で持つことができます。
みずほマイレージクラブカード/THE POINTの家族カードは、本会員と生計を共にする18才以上(高校生を除く)の配偶者両親子供を対象に、最大3枚まで発行できます。家族カードも年会費は永年無料です。なお、この際はキャッシュカードは発行されず、クレジットカードのみの発行となります。
みずほマイレージクラブカード/THE POINTの追加カードとして、ETCカードもあります。本会員家族会員それぞれに発行でき、年会費は無料です。ETCカードの利用でも、本カードと同様にポイントが貯まります。
みずほマイレージクラブに登録すれば特典ゲットできます
みずほマイレージクラブカード/THE POINTを発行のうえ、みずほマイレージクラブに登録すれば特典が受けられます
みずほマイレージクラブカード/THE POINTの特典として、みずほ銀行の会員制サービス「みずほマイレージクラブ」に登録して、ATM手数料や振込手数料の割引が受けられることが挙げられます。
もちろん、みずほマイレージクラブの入会金や年会費はかかりませんよ。
みずほマイレージクラブについては、以下のページで徹底解説しています。
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みずほ銀行みずほマイレージクラブ「うれしい特典」の取引条件や最大月4回まで他行宛振込手数料無料になるなどの特典さらに攻略法などを解説します
みずほ銀行みずほマイレージクラブという個人向け会員サービスがあります。 他行宛振込手数料が最大月4回まで無料となるなど結構美味しいサービスがありますので、その条 ...
電子マネーiD・QUICPayの機能を搭載
みずほマイレージクラブカード/THE POINTは後払い式電子マネー「iD」や「QUICPay」を搭載しており、以下のような加盟店で、端末にかざすだけサイン不要のスピーディーな会計をすることが可能です。
iD加盟店について
業種 | 加盟店 |
---|---|
コンビニ | セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、ポプラ等 |
スーパー・百貨店 | イトーヨーカドー、イオングループ、ドンキホーテ、平和堂、ユニー、ダイソー |
ガソリンスタンド | ENEOSセルフSS、エッソモービルゼネラルセルフSS等 |
ドラックストア | ツルハドラッグ、セイジョー、ドラッグセガミ、富士薬品グループ、くすりの福太郎、薬王堂等 |
飲食店 | マクドナルド、ガスト、バーミヤン、ジョナサン、すき家、CoCo壱番屋、コメダ珈琲店、プロんど、ステーキのどん、かっぱ寿司、笑笑、白木屋、魚民等 |
本・CD・DVD | 紀伊国屋書店、丸善、ブックオフ一部、タワーレコード、ブックファースト西日本等 |
家電量販店 | エディオン、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマ等 |
タクシー | 東京無線タクシー、阪急タクシー、阪神タクシー等 |
レジャー施設 | スパリゾートハワイアンズ、通天閣、東映太秦映画村、東京サマーランド、としまえん、富士急ハイランド等 |
アパレル | 洋服の青山、紳士服のフタタ等 |
QUICPay加盟店
業種 | 加盟店 |
---|---|
>コンビニ | セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、ポプラ等 |
スーパー・百貨店 | イトーヨーカドー、イオングループ、アピタ、ピアゴ、平和堂、阪急オアシス等 |
ガソリンスタンド | ENEOS、出光石油、エッソモービル、ゼネラルセルフSS |
ドラックストア | ツルハドラッグ、ココカラファイン、富士薬品グループ、ドラッグユタカ等 |
飲食店 | すき家、壱番屋、ロイヤルホスト等 |
本・CD・DVD | HMV、古本市場、明林堂書店等 |
家電量販店 | エディオン、ヨドバシカメラ |
ホテル | アパホテル |
タクシー | 東京無線タクシー、さくらタクシー、日本交通等 |
空港 | ANA FESTA、新千歳空港ターミナルビル |
アパレル | ライトオン、マックハウス、コナカ等 |
電子マネー(auWALLET)へのチャージもポイントがつく
MasterCardブランドであれば、同じようにスマートに会計を完了させられるauWALLETへもチャージも可能です。チャージで1.0%のポイントが付くうえ、利用時に0.5%のポイントが付くので、いったんauWALLETにする手間だけで還元率を1.5%にできます。
基本還元率は1.0%の高還元率クレジットカード
みずほマイレージクラブカード/THE POINTでは、利用金額に応じて、オリエントコーポレーションが提供するポイントサービスの「オリコポイント」が貯まります。毎月の合計利用金額100円につき、オリコポイント1ポイントが付与され、還元率は1.0%となります。毎回の利用ごとに計算されるわけではないので、切り捨てられる端数は最小限に抑えられます。
入会後6ヶ月間は還元率2.0%と倍になります。
年会費無料のクレジットカードで還元率1.0%というだけでも高い水準に入りますが、入会後6カ月間のうちは還元率が2.0%とさらに高くなっています。大きい買い物は、この期間のうちにすると、効率よくポイントを貯められます。
ただし、ポイント2.0%付与の上限は、5000ポイント=50万円分までです。
オリコモールだと還元率は最大3.5%に
さらに、オリコのプロパーカードと同様に、「オリコモール」を経由して、加盟店でネットショッピングをすると、以下のようなモールポイント特別ポイントといった優遇を受けられ、還元率がアップします。
ショップ名 | カード還元率 | モールポイント | 特別ポイント | 合計還元率 |
---|---|---|---|---|
Amazon | 1.00% | 0.50% | 0.50% | 2.00% |
楽天市場 | 1.00% | 最大15% | 0.50% | 最大16.5% |
Yahoo!ショッピング | 1.00% | 0.50% | 0.50% | 2.00% |
LOHACO | 1.00% | 1.00% | 0.50% | 2.50% |
ポンパレモール | 1.00% | 0.50% | 0.50% | 2.00% |
ヤフオク! | 1.00% | 0.50% | 0.50% | 2.00% |
ベルメゾンネット | 1.00% | 0.50% | 0.50% | 2.00% |
dショッピング | 1.00% | 2.00% | 0.50% | 3.50% |
楽天ブックス | 1.00% | 0.50% | 0.50% | 2.00% |
楽天トラベル | 1.00% | 0.50% | 0.50% | 2.00% |
じゃらんnet | 1.00% | 0.50% | 0.50% | 2.00% |
セブンネットショッピング | 1.00% | 1.50% | 0.50% | 3.00% |
ニッセンオンライン | 1.00% | 1.00% | 0.50% | 2.50% |
ビックカメラ.com | 1.00% | 1.00% | 0.50% | 2.50% |
このようなポイント優遇モールは、様々なクレジットカードで用意されていますが、実はAmazonが対象になっているのは珍しく、Amazonをよく利用する方にとってはメリットになるでしょう。
貯まったオリコポイントの交換先は?
みずほマイレージクラブカード/THE POINTの利用で貯まったオリコポイントは、500ポイントから他種多様な景品と交換できます。代表的なものは以下のとおりで、現金同様に使えるギフト券やポイント電子マネーが多いのが魅力です。
交換商品 | オリコポイント | 交換先 |
---|---|---|
Amazonギフト券 | 500ポイント | 500円分 |
iTunesギフトコード | 500ポイント | 500円分 |
GooglePlayコード | 500ポイント | 500円分 |
ファミリーマートお買物券 | 500ポイント | 500円分 |
LINEギフトコード | 500ポイント | 500円分 |
nanacoギフト | 1000ポイント | 1000円分 |
Tポイント | 1000ポイント | 1000ポイント |
楽天ポイント | 1000ポイント | 1000ポイント |
dポイント | 1000ポイント | 1000ポイント |
WAONポイント | 1000ポイント | 1000ポイント |
WALLETポイント | 1000ポイント | 1000ポイント |
ANAマイル | 1000ポイント | 600マイル |
JALマイル | 1000ポイント | 500マイル |
すかいらーくグループご優待券 | 5000ポイント | 5000円分 |
オリコモールクーポン | 1000ポイント | 2000円分 |
UCギフトカード | 5500ポイント | 5000円分 |
海外国内パッケージツアーを割引価格で申込もできます
みずほマイレージクラブカード/THE POINTはオリエントコーポレーションの発行するカードなので、オリコ旅行センターを通じて、海外国内パッケージツアーを割引価格で申し込むことが可能です。
主な取り扱いツアーは以下のとおりで、同行者も含めて最大8%割引となります。
区分 | 商品名 | 割引率 |
---|---|---|
海外 | レインボーツアー | 8% |
JALパック | 5% | |
ANAハローツアー | 5% | |
クラブメッド | 5% | |
JALパックスペシャル | 3% | |
スカイツアー | 3% | |
国内 | ANAスカイホリデー | 5% |
JALパック | 5% | |
ビッグホリデー | 5% | |
クラブメッド | 5% | |
びゅう | 5% | |
トップツアー | 3% | |
赤い風船 | 3% |
また、オリゴカードでの支払いで、海外レンタカーが5~15%オフ、国内レンタカーが5~20%オフ、スーツケースなどのレンタル料金15%オフなどのサービスもあります。
みずほマイレージクラブカード/THE POINTの保険は?
みずほマイレージクラブカード/THE POINTには旅行傷害保険は付帯されていません。
ただし、万が一、みずほマイレージクラブカード/THE POINTを紛失したり、盗まれたりした場合には、届出日から60日前までさかのぼって、不正利用の補償が受けられます。
みずほマイレージクラブカード/THE POINTのメリット
年会費永年無料のうえに1%の高還元率クレジットカード
みずほマイレージクラブカード/THE POINTは、無条件に永年無料で保有できるクレジットカードでありながら、基本還元率1.0%のポイントが付与されるお得なカードです。
しかも利用金額を1カ月分合算してからのポイント還元なので、切り捨てられて無駄になる端数が少ないですね。
長期間にわたって利用した場合、毎回の利用ごとに端数が切り捨てられるタイプのクレジットカードとのポイントの差は、結構なものになりますよ。
さらに、入会後6カ月間は、50万円までの利用のポイント還元率が2.0%と高還元になっています。
また、「オリコモール」を経由してネットショッピングすることで、還元率が2.0%以上になるようなポイント優遇を受けることもできます。オリコモールの加盟店はAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど幅広く用意されています。
カード保有でみずほマイレージクラブの特典が受けられます
みずほマイレージクラブの特典それから、みずほマイレージクラブの特典が受けられるのが大きなメリットです。特に、みずほ銀行イオン銀行のATMの時間外手数料が何回でも無料になるのは、仕事が忙しく時間外にしかATMを利用できない人などにはありがたいサービスです。
みずほマイレージクラブカード/THE POINTのデメリット
旅行傷害保険が無い
みずほマイレージクラブカード/THE POINTでは、旅行傷害保険は国内海外ともにに付いていません。
もし旅行によく行くから保険が必要だという場合は、他に存在する年会費無料で旅行傷害保険が自動付帯するクレジットカードをサブカードとして持つなどの工夫が要ります。
キャッシュカードと一体型ではない
また、みずほマイレージクラブカード/THE POINTは、「みずほJCBデビット」のようにキャッシュカード機能を兼ね備えるカードではないので、クレジットカードとキャッシュカードの2枚持ちをしなくてはならない点が、財布をスマートにしたい人にとってはデメリットです。
nanacoへのチャージでポイントがつかない
nanacoへのチャージはできますがポイントが付きません。よって、nanacoチャージポイント+nanaco利用時のポイントのダブル取りができません。
みずほマイレージクラブカード/THE POINTを作成した方が良い方
みずほマイレージクラブカード/THE POINTは永年無料で保有できるクレジットカードですし、一般のクレジットカードに比べて倍の還元率ですので、気軽に持てるかと思います。
みずほ銀行を利用している方ならば、みずほマイレージクラブカード/THE POINTの発行を検討してみてくださいませ。
みずほマイレージクラブカード/THE POINTの公式情報やお得なキャンペーンはこちらか
みずほマイレージクラブカード/THE POINTの公式情報は、以下のリンク先をご確認ください。
【参考】高還元率のクレジットカード情報はこちらもチェック
1%以上の高還元率のクレジットカード情報は以下のページでまとめましたのでぜひチェックしてみてください。
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