ANAアメリカン・エキスプレス・カードは審査は厳しいですがANA航空券購入でマイル還元率2.5％になるほか国内外の空港ラウンジを無料で利用できるクレジットカードです

ANAアメリカン・エキスプレス・カードのメリット・デメリットや入会した方がよいと思う人などを紹介します。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの特徴

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの特徴、メリット・デメリットを紹介します。ここで詳しい解説をすると時間がかかりすぎるので、後ほど詳しく解説します。

• 還元率１％でお得にＡＮＡマイルが貯められる
• ＡＮＡグループでの利用は２．５％のマイルが獲得できる
• ＡＮＡカード特約店での利用でマイル還元率がアップ
• ボーナスマイルがプレゼントされる
• ＡＮＡマイレージモールがお得に利用できる
• ＡＮＡ一般カード共通の割引サービスが受けられる
• 手荷物配送サービス
• ２４時間体制の電話サポート「グローバル・ホットライン」
• ショッピング保険
• 国内外旅行保険が付帯している
• 国内外の空港ラウンジを無料で利用できる

ANAアメリカン・エキスプレス・カードとは？

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードは、ＡＮＡ（全日空）とアメリカン・エキスプレスが提携して発行している、ＡＮＡカードの１つです。

アメリカン・エキスプレス・カードのポイントプログラムである「メンバーシップ・リワード」が利用できるだけでなく、ＡＮＡカードの特典も受けられます。とにかくさまざまな場面でＡＮＡマイルが効率よく貯まるので、ＡＮＡをよく利用される方で、ステータスの高いカードを持ちたい方におすすめのカードです。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの入会条件は？

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードに入会できる方は、２０歳以上で国内に定住所、定職、定収入を持っている方です。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの審査について

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードの審査は、ステータスの高いカードの割に比較的通りやすいと言われています。

安定した収入がある方なら、自営業の方、年収３００万円前後の方でも通貨する場合が多いです。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの年会費は？

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードの年会費は、７，５６０円（税込）です。家族カードの発行は１枚につき２，７００円（税込）かかります。

家族カードの発行が可能なのは、本会員の配偶者、１８歳以上の子供、両親や婚約者です。

ＥＴＣカードも併せて発行可能で、年会費は無料です。しかし、新規発行の場合は９１８円（税込）の発行手数料がかかります。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの利用限度額は？

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードの利用限度額は定められていません。

カードの利用実績に応じて、目安額が設定されるシステムです。

１０万円、２０万円という少ない利用限度額も設定される場合があるので、収入が少ない方はカードを使いすぎる心配もありません。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードのポイント還元率は？

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードのポイントは、１００円のカード支払いにつき１ポイントが貯まるので、還元率は１％です。

電気代、ガス代、水道代、その多税金もＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードで支払えますが、その場合の還元率は２００円につき１ポイントなので、０．５％です。

アメリカン・エキスプレスの「メンバーシップ・リワード」に関しては、「メンバーシップ・リワード・プラス」と併せて解説した記事がありますので、そちらを参考にしてください。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの入会手続きの流れ

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードの入会手続きの流れを紹介します。ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードの公式ページから申し込みをする場合の手続きは、以下のとおりです。

１.オンライン申し込みフォームの入力

申し込みをするカードの中から「ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カード」を選択し、申し込みフォームに必要な情報を入力します。申し込み項目は全て申し込みをする本人が入力します。

２.入会審査

入力された情報を元に、所定の審査が行われます。オンラインでの申し込みの場合、審査には１週間～１０日程度かかります。

審査の結果によりカードが作成できない場合もあるので、注意してください。

３.本人確認手続き

新規カードが本人限定受取郵便で届くので、受け取りの際に「ご本人確認のための公的証明書類」を提示します。事前の本人確認書類の提出は、原則必要ありません。

４.カードの利用開始

新規カードを受け取ったらようやくカードを利用できます。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードのメリット

還元率１％でお得にＡＮＡマイルが貯められる

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードで貯めたポイントは、１，０００ポイントから移行可能で、１，０００ポイントにつき１，０００ＡＮＡマイルに移行できますので、還元率は１％です。

通常のアメリカン・エキスプレス・カードのマイル移行は２，０００ポイントにつき１，０００マイルに移行可能で、還元率は０．５％とＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードの方がお得です（メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の方の場合）。

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードのポイントをＡＮＡマイルに移行するには、「ポイント移行コース」に登録する必要があります。参加費は年間６，６００円（税込）です。

２年目以降は自動更新になり、登録期間中はポイントの有効期限が無期限になります（通常は３年間）。

ＡＮＡグループでの利用は２．５％のマイルが獲得できる

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードでＡＮＡグループでの航空券や旅行商品、機内販売などを購入すると、ポイントが通常の１．５倍貯まります。ＡＮＡカードのマイルプラス特典で、クレジットカードのポイントとは別にさらに１％のマイルも貯まるので、ＡＮＡグループでのマイル還元率は２．５％です。

ＡＮＡカードの一般カードの中で、ＡＮＡ航空券などを購入してポイントがアップするのは、ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードだけの特典です。

ＡＮＡカード特約店での利用でマイル還元率がアップ

ＡＮＡカードの特約店「ＡＮＡカードマイルプラス」の提携店や対象商品をＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードで支払うと、１００円または２００円につき１マイルがもらえます。

こちらも通常のクレジットカード支払いによる１ポイントとは別に、０．５％～１％のマイルが貯まるのでお得です。

ボーナスマイルがプレゼントされる

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カード会員は、航空機を利用したときのフライトマイル以外に、区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×１０％のボーナスマイルがプレゼントされます。

ＡＮＡグループ便に搭乗した場合と、他社が運航する日本国内のコードシェア便をＡＮＡ便名で予約、搭乗した場合が対象です。

ＡＮＡマイレージモールがお得に利用できる

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カード会員は、ＡＮＡが運営するポイントモール「ＡＮＡマイレージモール」を利用できます。対象サイトを経由した利用金額に応じて、直接ＡＮＡマイルが貯まります。

ＡＮＡマイレージモールの対象サイトは以下のとおりです。

この他にも、ドラッグストアや百貨店など、さまざまな店舗がＡＮＡマイレージモールの対象です。

ＡＮＡ一般カード共通の割引サービスが受けられる

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードは、ＡＮＡ一般カードの共通割引や特典ももちろん受けられます。

• 空港内店舗「ＡＮＡ ＦＥＳＴＡ」の割引（１０％ＯＦＦ）
• 空港内免税店「ＡＮＡ ＤＵＴＹ ＦＲＥＥ ＳＨＯＰ」の割引（５％ＯＦＦ）
• 国内線、コク外線の機内販売割引（１０％ＯＦＦ）
• 成田空港のパーキング割引
• ＡＮＡスカイホリデー、ＡＮＡハローツアー、ＡＮＡワンダーアース割引販売（５％ＯＦＦ）
• ＡＮＡビジネスソリューション公開講座 受講料割引（１５％ＯＦＦ）
• ＩＨＧ、ＡＮＡ、ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
• ＡＮＡカード会員専用運賃「ビジネスきっぷ」
• ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー５％割引
• ハーツレンタカー５～２０％割引

手荷物配送サービス

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カード会員は、帰国時の空港から自宅まで、会員１人につき１つの荷物を無料で配送してくれます。

成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港で利用できます。

２４時間体制の電話サポート「グローバル・ホットライン」

「グローバル・ホットライン」は、レストランの予約や病院の紹介、緊急時の支援などの日本語サポートが受けられるサービスで２４時間３６５日対応で、通話料は無料です。

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードの本会員、家族会員だけでなく、カード会員に同行する家族も利用できます。

ショッピング保険

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カード会員は、国内外問わずカード支払いで購入した商品に対して、購入日から９０日間、１人につき最大２００万円まで補償されます。１事故につき１０，０００円の負担金がかかります。

国内外旅行保険が付帯

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カード会員は、利用付帯で海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険が付帯しています。

どちらの保険にも家族特約があり、カード会員・家族会員ともに最大３，０００万円まで補償されます。

補償内容は以下のとおりです。

国内外の空港ラウンジを無料で利用できる

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カード会員は、国内外計３９ヶ所の空港ラウンジを無料で利用できます。

また同伴者も１名まで無料で、カード会員である必要もありません。

利用できるラウンジは以下のとおりです。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードのデメリット

電子マネー機能が弱い

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードは、電子マネー「Ｅｄｙ」が使えますが、ｎａｎａｃｏやＷＡＯＮ、ＰＡＳＭＯなどは使用できません。

またＥｄｙもチャージはできますが、チャージすることでポイントは付与されません。交通系電子マネーをよく利用される方は、チャージでポイントが貯まるサブカードを持っておいたほうがお得です。

国内外旅行傷害保険が利用付帯

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カード会員で、国内外旅行傷害保険の対象になるには、旅行代金の支払いや交通機関の代金をＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードで支払わなくてはいけません。自動付帯ではないのが、少し残念です。

他のANAカードと比較しみるとメリットが多いです

ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードは、他のＡＮＡ一般カードと比較すると、以下のようなメリットがあります。

• ＡＮＡグループでのマイル還元率が１．５％
• ポイント有効期限が長く、マイル移行手数料支払い後は無期限
• 空港ラウンジサービス、手荷物配送サービス、家族特約付きの国内外旅行傷害保険付き

特に空港ラウンジサービスや手荷物配送サービス、旅行傷害保険などは、アメリカン・エキスプレス・カードならではの特典ですね。

ちなみに、ＡＮＡアメリカン・エキスプレス・カードを毎年継続するごとに、１，０００マイルがもらえるサービスもあります。継続サービスは、カードを継続する限り毎年もらえます。

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