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無料ブログサービスからWordPressへの移転する時に最も注意すべき点 #wordpress

2021年1月6日

無料ブログサービスからWordpressへ移転を検討されている方や実際に移転された方が多くなってきました。先日も相互リンクしていただいているティットさんが、Googleサービスであるbloggerから独自ドメインを取得したうえで、Wordpressへ移転されました。ちなみに、ティットさんの新ブログは、足るを知るです。

先般開いたオフ会でも、画伯がWordpressへの移転について、すごい興味津々だったので、注意すべき点を備忘録として公開します。記事公開後に気がついたら更新しますね。

WordPress(ワードプレス)にチャレンジすべき?をすぱいくさんに聞いてみよう! | ますい画伯とインデックス投資?

WordPressに移転してもすぐにアクセスを集められるわけではない

無料ブログからWordpressへの移転のことを書く前に、老婆心ながらWordpressの注意点を書きます。(こんなところが年寄りじみていますねw)

WordPressにすれば検索順位の評価が上がって、検索流入が増えてアクセス数が激増すると思われている方が多いかもしれませんが、そんなことは全くありません。Wordpress自体はSEOに強いとも言われていますが、検索エンジンが評価する項目の一部をデフォルトでサポートしているため、そのような神話が出ていると思います。

WordPressを始める場合に、独自にドメインを取得しなけれなりません。取得したばかりのドメインは、無料のブログサービスのドメインのパワーに比べて格段に落ちることから、検索上位に進出するのは大変時間がかかります。もとい、必ずしも検索上位に進出できるわけでもありません。

よって、Wordpressにしたからといってアクセスがものすごく増えるというわけではありません。

ただし、独自ドメインは、コンテンツ充実、被リンク拡大などによって、力をつけてくると、統一した無料ブログのドメインパワーよりも強いケースもあります。突き抜けるという感じなのですが、この突き抜けるケースは、経験則からいってそう簡単にはいきません。

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じゃあ、WordpressのブロガーはなんでPVを集めているのか?

「じゃあ、Wordpressを利用しているブロガーはみんな圧倒的なPVたたき出しているじゃない。現にみんな自慢記事を公開しているじゃないか?なんでだ?」と言われそうですが、仮説としては、Wordpressを利用したブロガーは、検索エンジンが好む仕様を徹底的に勉強し、そのテクニックをブログに反映しているからではないかと思います。

WordPressはその性質上、はてなブログのように、横のつながりは全く期待できないため、一般的なWordpressブロガーは、検索エンジンからの流入を追い求めるのを至上命題としない限り、月々のサーバー代すらペイできない悲惨な状況に陥ります。

よって、本気でブログを運営するタイプのブロガーがWordpressには集まっており、SEO対策の基本から応用まで調べまくって、自身のブログに反映しています。

例えば、アルファブロガーであるコグレ マサト氏、するぷ氏がお書きになったアクセスアップの極意であるの書籍のテクニックを熟読のうえ、ほとんどの項目を実践されているはずです。

つまり、圧倒的なPVを集めるWordpress運営者は、SEO対策の基本を全てやったうえで、高品質のコンテンツを日々投下しているのです。WordPressのブログは日々量産されており、このくらいやらないと、勝ち残れないほど厳しいのが現状です。

圧倒的にPVを集めるブロガーの影には、その他大勢のWordpressブロガーが存在しているのをまず理解すべきでしょう。

WordPressは表示速度が遅いのでサーバー選びは慎重に

アクセスがあるたびに、コンテンツを作成して表示するといういわゆる動的コンテンツがWordpressの特徴です。Wordpressは、ホームページビルダーなどでサイトを構築する場合とは全くことなり、ファイルとDATAベースへの読み込みに時間がかかることから、表示は遅いです。さらに、Wordpressは自由度が高いので、面白がっていろいろとカスタマイズすると表示がめちゃくちゃ遅くなり、検索エンジンの評価は下がるは、ユーザーにも嫌われます。

よって、サーバースペックが貧弱だとただでさえ表示が遅いWordressがもっと遅くなりますので、サーバー選びは、慎重に行ったほうが良いです。

私がWordpressを始めた3年間に比べるとレンタルサーバーは、高性能かつ安価となり、さらにWordpress専用サーバーのサービスも充実してきました。現在では月額500円から高性能のWordpress専用サーバーを借りることができます。

おススメは、初期費用無料で、月額500円から利用でき、さらにPVが増えたときも柔軟に対応できるwpXクラウドがよいと思います。このwpXクラウドはキャッシュなどを利用して高速表示ができるサーバーですので、サーバー管理やDB管理が苦手な人が、下手にプラグインでカスタマイズするよりも、安全です。

名称 容量 想定PV数 月額
グレードA 10GB ~30万PV/月 500円
グレードB 20GB ~50万PV/月 1,000円
グレードC 30GB ~150万PV/月 3,000円
グレードD 50GB ~250万PV/月 5,000円
グレードE 100GB ~500万PV/月 10,000円
グレードF 150GB ~1,500万PV/月 30,000円
グレードX 250GB ~2,500万PV/月 50,000円

ちなみに、このブログはwpXクラウドのグレードDで運用しています。

WordPressへの移転は、技術的にはなんら問題ない

結論から書きますと、Wordpressへの移転は技術的にはなんら問題ありません。無料ブログ側でDATAのエクスポート機能も充実しているうえに、そのエクスポートしたDATAをWordpressへインポートする機能もプラグイン等を利用すれば簡単にできます。便利な世の中ですよね。

問題は、重複コンテンツとコピーコンテンツ扱いによる検索順位の低迷

技術的に問題なければよいじゃないかと思いがちですが、もっと大変な問題があります。それは、移転前のブログのデーターを新ブログに移行すると必ず発生する重複コンテンツ問題です。

この重複コンテンツ問題とは、googleなどの検索エンジンは、異なるアドレスで同じ内容のページがあった場合は、作成が古いページのみ検索結果に反映し、新しいページは検索結果に反映しません。

よって、新ブログが古いブログの記事をアップすると、重複コンテンツとして、新ブログは、検索エンジンに反映されないという結果になります。ほったらかし投資のまにまにとよぴ~さんもブログ移転後に重複コンテンツがらみでご苦労されていたと記憶しています。

昨年末にこのFC2ブログから独自ドメインを取得してJUGEMへ移籍しましたが過去記事をごっそり引越しした悪影響からかgoogleからまったく検索されないというネタのような状況でした

FC2ブログに帰ってきました - ほったらかし投資のまにまに

一部のページが重複コンテンツであれば、検索結果に反映されないだけなのですが、あまりにも重複コンテンツが多いと、コピーページとしてドメインの評価が圧倒的に下がるケースもありえますので、慎重に対策を検討すべきです。

重複コンテンツの回避方策

もちろん、ブログ移転時に、重複コンテンツを回避する方法は当然ありますので、何点か列挙します。

301リダイレクトする

301 リダイレクト ディレクティブという自動転送により、旧ブログへのアクセスを新ブログへ強制転送します。これを利用すれば、Google Search Consoleのアドレス変更ツールもできるため、古いアドレスのドメインパワーが新しいアドレスパワーに引き継がれる可能性が高くなります。

301リダイレクトの設定方法 | 海外SEO情報ブログ

投信で手堅くlay-up!(インデックス投資ブログ)じゅんさんは、Movable TypeからWordpressへの移行時に、このリダイレクトを利用されました。(たしか、ローカル環境下でWordpressでサイトを構築して1週間程度テストしてアップしたとのことです。)

ネックとして、無料ブログは、.htaccessというファイルをいじれないため紹介した301 リダイレクト ディレクティブを利用できないという点です。

有料ドメイン取得によるリダイレクトは可能かもしれない

ただし、FC2などで、有料ドメインを取得したあとに、Wordpressへ移転すれば、無料ドメインから有料ドメインへは、無料ブログサービス側でリダイレクト処理をすることから可能かもしれません。

これは、FC2からの移転ならば独自ドメインを取得すればリダイレクトされるのを利用する方法です。

旧ドメイン名→新ドメイン名(独自ドメイン)

新ドメインである独自ドメインを新たなWordpressに移行すれば旧記事へのアクセスはすべてリダイレクトされるので万事OKといいたいところですが、FC2の個別記事のパーマリンクをワードプレスにおける個別記事のパーマリンクと一致させないといけません。

有料ドメイン取得によるリダイレクトする前に移転するのがいいのかもしれません。

たとえば、

  • WordPressのローカル環境で記事をすべて移行し、パーマリンクを適合させる。
  • FC2有料プランにして独自ドメイン化(リダイレクト)
  • 独自ドメインのネームサーバー情報をWordpressサーバに書換える

などでしょうか。

実際に検証はしていませんので、もう少し調べてみます。(上記手法が、可能だったとしても、画像のDATAのURLが変更は手作業で変えないといけないかもしれません)

canonical+metaリフレッシュ

リダイレクトができなければ、canonicalでインデックスさせたいアドレスを指定したうえで、metaリフレッシュを利用して指定するページへ転送するという手法を利用します。ただし、待機時間0だと危険かもしれませんね。

301が使えない時のURL変更 〜 meta refresh 0秒とrel=“canonical”は併用できるか | 海外SEO情報ブログ

この処置は、あくまで、リダイレクトができない場合の緊急的な措置であり、Google Search Consoleのアドレス変更ツールは利用できませんので、検索順位の結果がその後どうなるかは、なんともいえません。個人的には一番やりたくない方法で、これを選択するなら、次に紹介するいずれかを選びます。

なお、移行した記事の内部リンクもそのままにした場合は、外部リンク扱いになりますので、プラグインなどで置き換えすることをおススメします。

Java Scriptのlocation.hrefを利用する

head内にJava Scriptのlocation.hrefのコードを記入して強制的に新ブログに転送するという方法も有効で無いかとの指摘を受けましたが、google先生に聞いてみたところ、賛否両論です。個人的にはおススメではありません。

移行後に旧ブログの記事を削除する

インデックス投資女子 Around40 Happy LifeおぱるさんはアメブロからFC2ブログへ引越しをされたときに、旧ブログの記事をすべて削除したと伺いました。現在は、おぱるさんの新ブログ記事は、順調に検索結果に表示されていることから特段問題がなかったようです。ちなみに、Google Search Consoleへのサイトインデックスは、基本的にサイトを消すと、時間の経過により削除されます。急いで消す場合は以下の方法を。

Googleのインデックスから、ウェブページ・サイト全体を削除する手順 | 海外SEO情報ブログ

一見よさげにみえますが、問題点は、旧ブログを削除することによりドメインパワーが引き継げないことと、サイトを移転した方が知らない方が、アクセスした場合に、新ブログへの導線が立たれるというデメリットがあります。移行した記事は全て消して移転告知用のトップページだけ残すという手法もあるかもしれませんね。

そもそも移行しない

旧ブログの記事は新ブログの記事へ移行しないという選択もあります。これならば重複コンテンツ問題は関係ありませんが、ドメインパワーを引き継げないため、当初はめちゃくちゃ苦戦します。

ちなみに、私は、移転前に利用していた無料ブログサービスであるウェブリブログはリダイレクトが使用できなかったため、すべて記事を残し、この1億円を貯めてみよう!chapter2は、一から記事を書きました。当然、移転当初は、検索流入が皆無となり、月間PVが半分近くまで落ち込みました。その当時は、相当辛い思い出しかありませんが、毎日記事を更新し続けて、半年から1年くらいで検索流入が増えてきたことを覚えています。

蛇足ですが、旧ブログは全く更新していませんが、今でも月間2000PVくらいありますね。

重複コンテンツの回避策ごとのメリット・デメリット

アドレス変更ツール ドメインパワー 重複コンテンツ 今まで
書いた
記事の
検索順位
リダイレクト 利用可能 大よそ引継可能 回避 概ね同じ
 canonical
+meta
リフレッシュ
利用不可 不明 完全に回避できるか不明 不明
Java Scriptの
location.href
を利用
利用不可 不明 完全に回避できるか不明 不明
移行後に
旧ブログの記事
を削除する
 利用不可 引継不可 回避 下がる可能性大
そもそも移行しない  利用不可 引継不可 回避 当面同じ

結論:移転する場合は、事前の準備がもっとも大切です

基本的なことをつらつらと書きましたが、Wordpressが夢のようなブログサービスではありません。冒頭でのデメリットのほかにも、セキュリティ面の不安は多々あり、トラブルが発生した場合は自分で対処しないといけないなど、知識があっても手間隙はそれなりにかかり、知識がなければブログを運営している暇すらなくなる可能性があります。

まず、なぜ無料サービスを捨てて、有料サービスであるWordpressへ移行するのかという目的を明確にしましょう。

そして、移転することが合理的であると判断できたら、事前に情報収集を徹底的に行い、想定される問題、課題を列挙したうえで、その対策を考えるなど下準備を入念に行ったうえで、Wordpressへの移転を実施すべきだと思います。

WordPress環境で新たなブログを一週間程度更新するなどし、Wordpressの操作などに慣れてから移転するのもアリです。

準備8割本番2割とも言われますが、個人的には、準備99%、本番1%です。

ブロガーにとってブログは貴重な財産です。ブログサービスの変更は、その貴重な財産に関することですので、慎重かつ冷静な判断、入念な準備、適切な処置が必要なのは当然のことだと思います。

【追記】関連記事

ブログ移転時に旧ブログの記事を引越しするかどうかの判断基準 #SEOjp #SEO

前回無料ブログサービスからWordPressへの移転の注意点を書いた記事が軽くバズるなど反響が多くちょっとびっくりしました。重複コンテンツ問題って皆が知っている ...

 

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長年の銀行やネット証券の利用の経験や実際の投資体験をもとに高利の定期預金や金融機関キャンペーン情報満載のブログを運営する管理人。キャンペーン屋、週刊現代女性セブンさらに日経ヴェリタスなどでコメントする定期預金ウォッチャー。投資信託積立マニア。 画伯マネージャー。投信ブロガーが選ぶFOY懇親会実行委員。恐妻家友の会会長。投資は、投資信託、現物株、ETF、金、プラチナ、FX、くりっく株365など。 すぱいくの自己紹介 | 1億円を貯めてみよう!chapter2

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