投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016の表彰式と結果発表がTKPシダックスカルチャーホールで開催されました。
例によって管理人も潜入して速報をお届けしますが、加齢により年々タイピングの精度が悪くなってきているので誤字脱字等があるかもしれません。
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2016とは?
この投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2016は投資信託などの販売側ではなく購入側である個人ブロガーが、年間を通して一番良いと思われる投資信託やETFなどのファンドへ事前に投票した結果を公開している有志投資家によるイベントです。セルサイド(販売者側)の思惑が入らないことから、購入する側にとってメリットがあるファンドが上位に選出される傾向にあるのが特徴です。
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Yearの詳細内容は公式ホームページをご覧下さいませ。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016
今年も私も懲りずに投票しています。
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投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016に投票しました&投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016懇親会を開催します #foy2016
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016に投票しました。 投票したファンドは今回は非公開 思うところがあって投信ブロガーが選ぶ! Fun ...
イーノジュンイチさんが登壇して、開演に先立って諸注意事項を伝えました。
そして開会の宣言です。
まずは実行委員長rennyさんの挨拶から
「こんにちは、rennyと申します。めでたく10回目を迎えることができました。これも一重にブロガーの皆様はもちろんのこと、運用会社、さらに投資信託を愛してやまない方のおかげだと思います。
私の挨拶は手短にして開会の言葉ととしたいと思います。」
金融庁の森長官のお祝いの辞も公表
森信親金融庁長官から投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016へのお祝いのメッセージが届き、場内で公開されました。こういうイベントに長官自らメッセージを発するのは異例のことです。
詳しい内容は公式ページをご確認ください。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016|金融庁長官からのメッセージ
続いて第一部トークショー(投資信託 これまでの10年、これからの10年)
rennyさんとエムアットさんのトークショーで、お二人が投資信託のこれまでの10年、これからの10年を語ります。
森長官のメッセージについて
rennyさん:今回10回目を迎えるアワードですが、これまでの10年、これからの10年をエムアットさんと振り返ります。さっそくですが、森長官のメッセージでしたが、魂のこもったメッセージで身の引き締まる思いがいたします。エムアットさんは、森長官のメッセージはいかがでしたか?
エムアットさん:フィデューシャリー・デューティーですとか、金融機関の元々の理念をしっかりやれというなたを振るう森長官らしい熱いメッセージだっとと思います。
FOYのはじまるきっかけや当時人気のあった投信
rennyさん:2007年10月の僕のブログの記事ですが、イーノさんとエムアットさんのお二方のブログを拝見して、投信ブロガーが選ぶ!FOYを始めるきっかけの記事ですね。こういうことを覚えていらっしゃいますか?
エムアットさん:全く覚えていません。10年前の私の書いた記事がきっかけとなって投信ブロガーが選ぶ!FOYが始まるととは、よもや思ってもいませんでした。私が、投信評価会社のファンドオブザイヤーで、上位に毎月分配型投信ばかりがランクインしたことを嘆いていた記事だったかと思います。
それがきっかけとなって投信ブロガーが選ぶ!FOYがはじまったのは感慨深いです。
rennyさん:10年前にはじまった投信ブロガーが選ぶ!FOYですが、その当時の投資信託を振り返ってみましょう。
上位5本ですが、グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)が5.6兆円、ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月決算型)が2.5兆円などとすごく巨大なファンドがあったわけですけど、ここらへんを見てエムアットさんはいかがですか?
エムアットさん:毎月分配型多いんですけど、先進国債券のファンドだったり、世界中の高配当の株式に投資するファンド、3位(マイストーリー分配型(年6回)Bコース)はバランスファンドだったりと投資対象が、今と比べると落ち着いている印象ですね。
rennyさん:さっきの森長官のおっしゃっていた商品みたいなものはあんまり、含まれてないかなと思いますね。
エムアットさん:結構基本的な商品なんですけど、毎月分配型という感じですね。
2007年の振り返り
rennyさん:竹川さんが投資信託にだまされるな!という本を出版されてベストセラーになったのが2007年でしたね。で、そんな2007年の投信ブロガーが選ぶ!FOYは、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが1位でした。エムアットさんも投票してくださいましたよね?
エムアットさん:そうですね、私は、初回から投票していますが、1位のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに投票していたか調べたのですが、当時も投票していました。
なんで投票していたのかというと、当時信託報酬が安かったファンドというのは、売っている証券会社がバラバラだったのですね。
日本株はこの証券会社、外国株式は別の証券会社など、欲しい商品を買うために、証券会社ごとに口座を開くというのが当たり前だった時代でした。
rennyさん:まだ当時は、イー・トレード証券でしたよね。
エムアットさん:投信スーパーセンターなど結構懐かしいですよね。
rennyさん:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが1位に輝いたわけですね。
エムアットさん:そういう複数の証券会社に口座を開くことなく、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは1本で債券を含めて長期投資ができることを評価しました。
2位のマネックス資産設計ファンド<育成型>もそういう感じでしたね。
rennyさん:2007年のポートフォリオはいかがでしたか?
エムアットさん:当時のポートフォリオは、日本株だと、さわかみファンドで海外株式は、PRU海外株式マーケット・パフォーマーなど今は、誰も覚えていないマニアアックなファンドを利用してポートフォリオをつくっていました。
rennyさん:私もさかわみファンドを利用していまいた。当時は外せないファンドでした。昨年の授賞式でもカン・チュンドさんが投資信託の歴史の教科書があれば32ページにさわかみファンドが登場するだろうとおっしゃっておりましたしね。当時のポートフォリオの中で、今はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド以外はすべて売却しちゃいました。
エムアットさん:当時保有していた投資信託は全て売却しちゃいましたね。個別株でバークシャー・ハサウェイをいまだに持っていますが、投資信託という意味ではないですね。
rennyさん:それくらい10年で移り変わりがあったということですね。
2008年から表彰式スタート
最初は、表彰式はやらなかったのですが、2回目の2009年1月に発表した投信ブロガーが選ぶ!FOY2008は、まさにリーマンショックが発生して金融危機という最中で、お台場インデックス投資ナイトの場で発表してみないかというお声掛けをいただき発表しました。
2008年は、インデックス投資ナイトで発表しました。STAMグローバル株式インデックス・オープンが1位でした。
エムアットさん:これは信託報酬が1%前後だったものが、一気にぐっと下がったうえに、またこれは、インデックスファンドシリーズとして、資産クラス別に同じ証券会社で購入できるうえに、ノーロードだったのが評価を集めましたね。
rennyさん:2008年は、このとき、2位に海外のETFであるVTIが登場したのが大きな特徴ですね。
エムアットさん:海外ETFが大手証券会社でしか購入できなかったのが、手数料の安いネット証券で購入可能になったのが大きいいですね。
2009年の振り返り
rennyさん:2009年はその海外ETFであるVTが初めて1位を獲得しました。このときから投票者数が多くなってきたのが特徴ですね。
エムアットさん:2009年は、eMAXISがブロガーミーティングを開始したというのが画期的でしたね。
家電商品ならブロガーを集めて新製品の発表とかは当時もやってましたが、投資信託という商品においてブロガーを集めて説明するというのが画期的です。
大手運用会社と個人投資家が接点を持つ機会はなかなかなくて、どうしても販売会社と個人投資家という関係だったのが、運用会社が個人投資家に注目したのが特徴ですね。rennyさんはいかがですか?
rennyさん:そうですね、投資信託は、その言葉のとおり信じて託すというのが投資信託の本質の1つだと思っていますので、そういう意味において、運用会社と個人投資家が面と面をつきあわせて、コミュニケーションを図ろうとしたこの取り組みはよいチャレンジだったと記憶しています。最近はあまりやってませんが。
2010年や2011年は信託報酬の引き下げが話題に
rennyさん:eMAXISはこの年2位だったので、来年1位を取りたいとおっしゃっていたのですが、2010年も2位でした。1位は、2010年はSTAMグローバル株式で、2回目の受賞でした。どういった理由でしたっけ?
エムアットさん:2年前に、STAMの担当者の方が表彰式で純資産が増えたら信託報酬を下げるといって、投信ブロガーが喜んだのですが、実際に、やるかどうかを注目していたところ、純資産の増加による信託報酬の引き下げを実施して、よくやったということで、票が集まったということですね。
rennyさん:それまでは考えられなかったことですが、順調にファンドの規模が大きくなったからこそ(信託報酬の引き下げが)できたということですね。
エムアットさん:そうですね。毎月しっかりと純資産が増加していて、運用会社からみても、これならいけるとみると信託報酬を引き下げがしやすいのかなと思います。
実際に住友信託銀行の株主総会で、信託報酬引き下げを言っている人たちがいるけど本当かという質問があったなど、結構反響が大きかったのですが、そういう声に負けないで信託報酬を引き下げを実施したのがすごいなと思います。
rennyさん:この流れがのちのちいろんなところに影響していきますね。そして、2011年の投信ブロガーが選ぶ!FOYはCMAM外国株式インデックスeが1位です。運用会社の合併などがあって挾間で獲得したという感じもしますがエムアットさんはどうですか?
エムアットさん:中央三井と住友が合併ということで話題になった年ですね。CMAM外国株式インデックスeは、信託報酬が低いことが評価されました。
2012年からVT無双時代到来
rennyさん:やはりeMAXISの新興国株式が3位と1位がとれないというはがゆい感じでした。eMAXISがいよいよ1位を取るのかと思うとVTが2回目の受賞、さらに翌2013年もVTが1位と、まさにVT無双という展開になってまして、非常に高い評価をうけていたなと思いますが。。
エムアットさん:VTは一度1位を取ったあとに、年々順位を下げていたのですが、もちろんその間も経費率は下げてました。急に1位になったのは、ベンチマークを替えて、以前は、大型株だったのが中小型株までカバーしたのが評価されたのでしょう。
投信ブロガーもコストだけではなく投資対象である中身をちゃんと見ているぞというメッセージだったと思います。
rennyさん:先進国や新興国という外国株式が上位をとるという流れですが、結い2101が3位と上位に進出していますね。
エムアットさん:そうですね国際分散投資をしようとすると、時価総額ベースで考えると先進国重視となってしまうため、日本株は低めとなってしまいます。世の中投資というとまずは日本株に投資するという感じで、日本株をおざなりにしてはどうかとも思います。
結い2101は投資座学がとても特徴的で、メッセージ性があることが評価されたのでしょう。
また、2位のニッセイアセットのニッセイ日経225インデックスファンドももともと、確定拠出年金用のファンドだったのが一般にも販売して、年々評価をあつめてついにこの順位まで到達しました。
評価すべきアクティブファンドとは?
rennyさん:日本株ファンドの話で、アクティブファンドは支持を集めるんですけど、これからどうなっていくのかなというところもありまして。
エムアットさんが注目されている日本株ファンドは何でしょうか?
エムアットさん:私は、一番投資しているのは、ひふみ投信です。今何をしているのか毎月開示して、仮にもし駄目だなと思ったときは売りやすいですし、今一番信頼している投資信託です。
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rennyさん:私は、投資はしていませんが、スパークス・ジャパン・エクイティ・ファンドですね。コストも大事ですが投資のリターンを獲得するために丁寧なレポートを出しているのを評価します。
ファンドマネージャーが考えていることを丁寧に示しているファンドを評価します。
エムアットさん:アクティブファンドの場合スクリーニングで過去のパフォーマンスを見ることができるのですが、それがどうして実現できたかを調べるときに、ポートフォリオを分析するのは難しいので、やはり月次レポートで分析するのが一番早いかなと思います。そのときにこうやって細かく書いてあると調べやすいのでいいのかなと思います。
rennyさん:結い2101やひふみ投信も月次レポートを丁寧に書いていただいているので、他のアクティブファンドももっと丁寧に細かい説明をしていただきたいと思います。
エムアットさん:ファンドマネージャーの名前も詳しく開示してほしいですね。
rennyさん:そうですね。誰にお金を託しているのか細かく知りたいと思います。
2014年からニッセイ外国株式インデックスファンドが2連覇達成
2014年の投信ブロガーが選ぶ!FOYは、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドが1位でした。
エムアットさん:一気に信託報酬を下げたのが評価されたファンドになります。それまでSMTシリーズやeMAXISシリーズなどがあったのですが、それに比べて一段階下げた信託報酬で、得票ポイントでは、VT微妙な差ではありましたが、インデックスファンドを買う方は、ETF(上場投資信託)じゃなくて、これでいいのじゃないかと思える画期的だったなと思います。
rennyさん:画期的な水準のコストを達成されたと思います。でも、確かこのときは授賞式にはお見えいただけなくてちょっと、寂しい記憶が痛烈に残っております。
rennyさん:2015年の投信ブロガーが選ぶ!FOYも<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドが2連覇でした。
エムアットさん:このときは圧倒的な大差、トリプルスコアで1位で、2位に三井住友・DC全海外株式インデックスファンドで、このときにライバルファンドであるたわらノーロードなどが登場していたのですが、新しい闘いがすでに始まっていた中で、2年連覇したのはすごいと思います。
rennyさん:このアワードを取りにきたかと思えるアクションがすごいですね。そこまでこのアワードが認知されてきたのが嬉しくもあり、一方でここまで信託報酬を下げて大丈夫なのと思いましたね。
エムアットさん:去年ちょうど(投票が)はじまる直前に<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬を下げるという記事が新聞に出まして、投信ブロガーの方が本当に下げるのか差し控える動きになって、去年は投票事態が後半に集中しました。実際に信託報酬を下げたのですけどね。
アクティブファンドも低コスト化
rennyさん:ここまで9回の結果を振り返ったのですが、ここからは未来の話をしようと思います。投信ブロガーやそれ以外の方にお答えいただいたアンケートです。
あ、アクティブファンドの低コスト化の流れがありましたね。失念いたしました。エムアットさんいかがですか?
エムアットさん:インデックスファンド以外にもアクティブファンドにも低コストかの流れはきていますね。
信託報酬が1%程度のiTrustシリーズやブラックロック・インパクト株式ファンド・ノーロード世界株式トップフォーカスなどが低コストのアクティブファンドですね。1.8%程度だったのがアクティブファンドが半分くらいにコストが下がって、15年前のインデックスファンドの水準のコストです。
rennyさん:まあ、外国株式のアクティブファンドのコストが下がるのはいい流れなのですが、どういうポートフォリオが大事なので、どういうポートフォリオなのかを丁寧に開示していただきたいと思いますね。
10年経過したファンドの規模をチェック
rennyさん:最初に紹介した2007年純資産額上位のファンドが10年たってどの程度の規模になったというグラフをお示しします。
エムアットさん:グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)が2007年に5.7兆円程度あった残高が去年の10月で7000億円くらいと思いっきり下がっていますし、ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月決算型)やマイストーリーなども下がっています。
rennyさん:見事に下がっていますね。先ほど森長官がおっしゃったテーマ型や複雑な構造の投信がシェアを奪っていったのかなぁと思いますね。
エムアットさん:そうですね。せっかくバランスファンドに投資していたのにもったいないなとは思いますね。
rennyさん:比較して、FOY上位ファンドは純資産額推移をみると規模が大きくなっていることがこのグラフでお分かりになるかと思います。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドなどは最初に比べて何百倍になっていますね。
エムアットさん:規模としては小さいのですが、継続して資産が増えているのは運用側としては運用しやすいと思いますし、信託報酬の引き下げにもいずれは繋がると思います。
FOY2026のアンケート意見をピックアップ
rennyさん:そして、妄想投信ブロガーが選ぶFOY2026のアンケート意見です。
「10年後スマートベーターのインデックスファンドが提案され、低信託報酬、低リスクで高リターンの商品が受賞する」と予想するという意見がありますが、エムアットさんはスマートベータはいかがですか?
エムアットさん:スマートベータは昔から考え方はあったのですが、実際に商品として投入されたのは、最近ということで、FOYでも毎年10位以内にでも入っています。ピリリと辛いという感じですが、10年後はもっと市民権を得ているかもしれませんね。
rennyさん:櫻島でオールナイトイベントって何をするんですかね(笑)
エムアットさん:米国ETFはコストゼロ時代が来るとの意見もありますが、ホントかなとも思いますが(笑)でも極限まではコストが下がってきていると思いますね。
rennyさん:10年後はVT投信にも投資できるようになって欲しいという意見がありますが、VTじゃないんですけどVTI相当のものがマネックス証券で変えますが、ドル建てなんですよね。口座管理手数料もかかりますし。
rennyさん:VTの投資信託版が発売されていて、皆それに投資するという意見がありまして、ホンマかよと思いますが。
エムアットさん:結構前からそういう意見はありますよね。バリューインデックスが欲しいという意見も前からありましたが、今回のアンケートにはそういう声はありませんね。
rennyさん:バランスファンドファンドにいろいろ細工ができるのがほしいという声もありましたね。
エムアットさん:そうですね、決まっているのではなくて、自分で実行できるものが欲しいと声がありますが、松井証券が似たような仕組み(投信工房)を打ち出しましたね。
rennyさん:ETFの分配金自動再投資のサービスや取り崩し(解約)のサービスを充実してほしいという声もありますね。
エムアットさん:ちょっとは出ていますが、システムの都合上今すぐには難しいかもしれませんが、いずれは必要なサービスでしょうね。
rennyさん:次は、NISAについてまとめた意見を見ていただきます。
エムアットさん:期間制限は撤廃して欲しいとか、分かりにくいので元に戻して欲しいとか賛否両論ですね。
rennyさん:エムアットさんはNISAはどのようにお考えですか?
エムアットさん:NISAはいいと思ったのですが、証券会社によって使い勝手が違ったり、本当にうまく使おうとするとテクニックが必要なですし、ジュニアNISAや積み立てNISAがでましたが、ホント言うとNISAだけでもっとシンプルにしてほしいと思いますが。
rennyさん:私は積み立てNISAがぜひ普及してほしいと思います。
rennyさん:税制の関係の意見を見ていただきます。結構たくさんいただきましたが。
エムアットさん:私は金融庁のインタビューを受けたこともあるのですが、利益が出ているときに売るとこんなに税金を取られるのかと思うので、税金は長期で持っているとかからないようにしてほしいとは思いますよね。
rennyさん:複雑という面もありますしね、二重課税についても意見が多いですね。
エムアットさん:私の個人的な意見としては、クラウドファンディングにも税制優遇措置を広げてほしいとは思いますね。
rennyさん:確かに、広げて欲しいですね。
過去9年の累計ランキングを公表
rennyさん:ここで去年のFOY2015のベスト10をご覧いただきます。
エムアットさん:10位にマニアックな最小分散ETFが入っているのが特徴ですね。
rennyさん:アクティブファンドやバランスファンドがトップ3には入らないのですが、トップ10入りしているのが特徴ですね。
rennyさん:NISAが普及しはじめたこともあって、バランスファンドファンドで1本のほうが楽だからという感じですかね。
rennyさん:2007年から2015年の累計の9年ランキングはこちらです。
エムアットさん:1位VT 285ポイント、2位が<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドが2位 281ポイントとわずか4ポイント差ですね。
rennyさん:4ポイントしかなくて、通算の獲得回数を見るとVTが1位3回、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドが1位2回。今年の注目は、3連覇になるのか、新しいファンドが登場するのか、そして累計でもVTの地位が脅かされるのか注目ですね。
エムアットさん:1位になってないeMAXISや結い2101が上位に来ているのも興味深いですね。
rennyさん:日経225インデックスファンドも累計で9位ですしね。
以上9年を振り返ってみたのですが、このあとの結果発表のときに累計でどうなるのかも注目していただきたいと思います。
以上で一部を終了いたします。ありがとうございました(拍手)
二部の結果発表は次回に続く
気になる第二部は以下のページで公開しています。
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【速報】投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016 結果発表【第二部 結果発表】 #foy2016
2016年1月14日(土曜日)14時30分から16時30分までの間、TKPシダックスカルチャーホールで投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year20 ...
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