大和ネクスト銀行は、他の金融機関の本人名義口座への振込手数料などは原則として無制限で無料ですが、2016年7月6日から一部変更となりました。詳細を確認してみましょう。
大和ネクスト銀行振込手数料無料サービスの一部改定について
- 改定日:平成28年7月6日
改定内容
変更前
振込先名義 | 他の金融機関の本人名義口座への振込 (楽天銀行を除く) |
他の金融機関の他人名義口座 および楽天銀行への振込 |
---|---|---|
振込手数料 | 0円 | 月3回まで無料 4回目以降216円/回 |
変更後
振込先名義 | 他の金融機関の本人名義口座への振込 (楽天銀行・SBI新生銀行を除く) |
他の金融機関の他人名義口座 および楽天銀行・SBI新生銀行への振込 |
---|---|---|
振込手数料 | 0円 | 月3回まで無料 4回目以降216円/回 |
楽天銀行に次いでSBI新生銀行の本人名義口座への振込も無制限で無料から月3回無料に変更
今までは、本人口座名義であればSBI新生銀行の口座への振込は無制限で手数料無料でしたが、7月6日から他人名義口座への振込と同じ扱いとなりました。
これは、楽天銀行でもすでに同じ扱いを受けていますので、2行目になります。
なぜSBI新生銀行を無制限で振込手数料無料から除外したのか?
SBI新生銀行は、Tポイントプログラム2016を実施しています。
その中で、他の金融機関からの振込入金でTポイントが最大400ポイント(口座開設3ヶ月以内で、4回/月振込入金実績があった場合)もらえるという美味しいキャンペーンを実施しています。
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他行宛の振込は、全銀システム(全国銀行データ通信システム)という銀行間のネットワークシステムを利用していますが、この全銀システムを運営する一般社団法人 全国銀行資金決済ネットワークに振込1件幾らと支払う契約を各金融機関しています。
よって、他行宛振込手数料が無料となる場合は、実施している金融機関がその費用を顧客に転嫁しないで負担していますので、件数が多くなると、その金利機関の収益が悪化します。
つまり、大和ネクスト銀行の口座所有者がSBI新生銀行への振込を行うケースが増えてきたための措置と思われます。
じゃあ、大和ネクスト銀行はなぜ楽天銀行もサービスから除外しているの?
楽天銀行は、過去はゴールドラッシュという他の金融機関からの振込でポイントをプレゼントするネ申プログラムを実施していましたが、現在は、サービスご利用に応じて毎月もれなくポイントプレゼントというキャンペーンを毎月実施しています。
このなかで、他の金融機関からの振込1件につき10ポイント(上限月5回まで)が貰えるサービスがあります。
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また、楽天銀行 はじめてのご利用プログラムでも、他行からの振込入金で100円もらえるプログラムもあります。
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楽天銀行はゴールドラッシュを実施していたときから、大和ネクスト銀行は振込手数料無制限での無料措置の対象外としていました。ゴールドラッシュを廃止となったあとも警戒されてたのか、この措置は解除されないで現在に至っています。
他にも他行宛振込手数料が無料となる金融機関はありますよ
このほかにも、他行宛振込手数料が無料になる金融機関は、たくさんありますよ。
詳細は以下のページをご覧ください。
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