【追記】このページは2013年11月に公開したもので、紹介したeダイレクト金銭信託の募集は終了しています。
最新のオリックス銀行のeダイレクト金銭信託の情報は以下のページをご覧ください。
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第7号(予定配当率0.5%)が2015年12月16日から募集開始【2016年1月18日まで】
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第4号が発売
オリックス銀行が、冬のボーナス時期に合わせて、eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第4号が12月10日午前10時より発売します。
過去3回募集して、早期終了している人気商品ですが、どうしてそんなに人気になんのか不思議です。
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第4号の概要
- 主な運用対象:オリックス株式会社を貸付先とする無担保貸付金
- 申込可能者:eダイレクト預金口座所有の、国内に住所を有する20歳以上の個人
- 募集期間:2013年12月11日10:00から2013年12月18日23:59まで
- 信託期間:2013年12月26日(信託契約日)から2014年12月26日(信託終了日)までの1年間
- 募集予定金額:40億円
- 最低募集総額:1億円
- お申込単位:100万円以上100万円単位
- 予定配当率 年0.40%(税引前)
- お申込窓口:募集期間中、オリックス銀行のウェブサイトにて24時間申込可能
- 予定配当額計算式:「信託元本」×「予定配当率」×「計算期間の実日数」÷365
- 収益金・元本のお支払日:2015年1月7日
- 税金:原則として収益金に対し、20.315%が源泉分離課税(国税15.315%、地方税5%)
- 中途解約:原則として中途解約不可
- その他:マル優制度は利用不可
- 受託者:オリックス銀行株式会社
「eダイレクト金銭信託」第4号商品の発売開始について | トピックス一覧 | オリックス銀行
過去の発行と販売状況は?
過去3回販売しています。時系列にならべてみましょう。
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第1号
- 当初募集期間:2013年5月14日から2013年5月28日まで
- 募集予定金額:100億円
- 最低募集総額:50億円
- 信託期間:2013年6月4日(信託契約日)から2013年12月4日(信託終了日)までの約6ヶ月間
- 予定配当率:年0.50%(税引前)
- 募集終了日:2013年5月14日(即日完売)
「eダイレクト金銭信託」第1号商品の即日完売および「eダイレクト金銭信託」次回募集のお知らせ | トピックス一覧 | オリックス銀行
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第2号
- 募集期間:2013年6月17日から2013年7月1日まで
- 募集予定金額:100億円
- 最低募集総額:50億円
- 信託期間:2013年7月8日(信託契約日)から2014年1月8日(信託終了日)までの約6ヶ月間
- 予定配当率:年0.50%(税引前)
- 募集終了日:2013年6月21日
「eダイレクト金銭信託」第2号商品の完売のお知らせ | トピックス一覧 | オリックス銀行
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第3号
- 募集期間:2013年10月23日から2013年11月5日まで
- 募集予定金額:25億円
- 最低募集総額:1億円
- 信託期間:2013年11月12日(信託契約日)から2014年11月12日(信託終了日)までの1年間
- 予定配当率:年0.40%(税引前)
- 募集終了日:2013年10月28日
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第3号 | 金銭信託 | オリックス銀行
第1号は物珍しさもあって即日完売。
第2号も早期に募集終了、第3号も完売でした。
しかし、第3号は、第2号よりも募集金額が少ないにも関わらず、第2号よりも時間はかかりました。
1年で0.40%という利回りがネックだったようです。
今回は募集金額は1.6倍の40億円ですが、最低申込金額を一挙に半分に下げて100万円となりました。
小口資金を集めようという魂胆ですが、さーてどうなのかな?
eダイレクト金銭信託とは?
オリックス銀行が以下のサイトで詳しく解説しています。
簡単に説明すると、顧客が、自分のお金をオリックス銀行に信託し、その信託金をオリックス銀行が運用先であるオリックス株式会社へ貸付ます。
そんでもって、オリックス株式会社は、貸付期日にオリックス銀行へ元金の償還とその利息を支払ます。
そしたら、オリックス銀行は、信託元本を償還し、利息から顧客に信託経費等控除した収益金を支払います。
という感じのスキームでございます。
eダイレクト金銭信託の注意事項
以下の注意事項がございます。詳細は過去エントリーをご覧ください。
- 中途解約が原則として不可能
- 最低200万以上の資金が必要
- 元本保証されていないので信用リスクがある
- 先着順であること
- 配当は予定利回りであり確定利回りではないこと
オリックス銀行が、eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第3号を10月23日から発売します。 | 1億円を貯めてみよう!chapter2
管理人の雑感
最低申込金額が従前の200万円から100万円と下がりましたが、管理人としては評価は低いです。
理由としては、元本が保証されていないにも関わらず、年利0.40%という低い利回りだからです。
全国だれでも利用可能なネットバンキングなどの定期預金でも0.40%以上の金利で募集している金融機関はあります。
「BIGの1等10億円当たって、金余ってしょうがねぇよ」という方ならばお薦めしますが、それ以外の方は無理に預ける必要性は無いでしょう。
【参考】社債情報はこちらを
金銭信託と同じように、通常は価格変動がなく、満期期日まで保有していれば、利息を得ることができる社債。