2018年に新規開業したGMOあおぞらネット銀行ですが、外貨預金も取り扱っています。
詳細を確認してみましょう。
GMOあおぞらネット銀行の外貨の取扱数は?
GMOあおぞらネット銀行の外貨預金の取扱通貨は以下の8通貨です。
- 米ドル(USD)
- ユーロ(EUR)
- 英ポンド(GBP)
- 豪ドル(AUD)
- NZドル(NZD)
- カナダドル(CAD)
- スイスフラン(CHF)
- 南アランド(ZAR)
外貨普通預金金利について
外貨普通預金を預け入れた場合の金利は以下のとおりです。
金利(税引前) | |
---|---|
米ドル(USD) | 年0.700% |
ユーロ(EUR) | 年0.001% |
英ポンド(GBP) | 年0.300% |
豪ドル(AUD) | 年0.500% |
NZドル(NZD) | 年0.500% |
カナダドル(CAD) | 年0.500% |
スイスフラン(CHF) | 年0.001% |
南アランド(ZAR) | 年3.000% |
外貨定期預金は現在取り扱い無し
現時点ではGMOあおぞらネット銀行の外貨定期預金のサービスはありません。
外貨預金の為替手数料(片道)
GMOあおぞらネット銀行の為替手数料は片道で以下のとおりです。
片道というのは、円貨から外貨、もしくは外貨から円貨にするときの手数料ですので、円貨から外貨へ、さらに円貨に戻す場合は往復の2倍の手数料が発生します。
通貨 | 為替手数料 |
---|---|
米ドル(USD) | 2銭 |
ユーロ(EUR) | 10銭 |
英ポンド(GBP) | 15銭 |
豪ドル(AUD) | 15銭 |
NZドル(NZD) | 15銭 |
カナダドル(CAD) | 15銭 |
スイスフラン(CHF) | 20銭 |
南アランド(ZAR) | 7銭 |
積立購入もできます
外貨積立は500円以上から
外貨積立購入は500円以上から1,000万円までOKです。範囲内であれば1円単位で自由に金額を設定することができます。
積立日は毎月・毎週・毎日できます
積立日は毎月、毎週さらに毎日から設定することができます。
さらに、毎月は最大3日まで指定できます。
外貨購入レートが設定できます
予め購入上限レートを決めることができ、積立日に外貨レートが購入上限レート以上になった場合は積立を行いません。
つまり、「これ以上円安のときは積立をしない」ということができます。
GMOあおぞらネット銀行外貨預金のデメリット
外貨送金や外貨引き出しはできない
外貨送金や外貨両替さらに外貨による引出しはできません
預金保険の対象外
どこの銀行でも同じですが、外貨預金は預金保険の対象外です。
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GMOあおぞらネット銀行は手数料も低く外貨購入レートがかなり便利
外貨預金の手数料としては低廉であり、外貨購入レートはかなり便利な機能ですね。
ただし、外貨による送金はできませんので、送金を目的とするならSMBC信託銀行プレスティアが有利です。
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また、高い金利や為替差益を得るための資産運用になりますので、この場合外貨預金ではなく低レバレッジによるFXも候補の1つになります。
FXならば、運用先が破綻した場合でも預け入れた証拠金は信託口座で区分管理されていますので、保全されます。この点は預金保険の対象外の銀行や信用金庫などの外貨預金と決定的な違いになります。
為替コストも極めて低く低レバレッジで外貨預金と同じ感覚で資産運用できるサービスはSBIFXトレードなどが提供しています。
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とはいうものもFXはなんとなく怖いという考えを持ちの方もいらっしゃると思います。外貨預金にこだわる方ならば、GMOあおぞらネット銀行も運用先として候補の一つにしても良いでしょう。