オリックス銀行が、冬のボーナス時期に合わせて、eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第5号が1月16日午前10時より発売します。
過去4回募集して、早期終了している不思議な人気商品です。
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第5号の概要
- 主な運用対象:オリックス株式会社を貸付先とする無担保貸付金
- 申込可能者:eダイレクト預金口座所有の、国内に住所を有する20歳以上の個人
- 募集期間:2014年1月16日10:00から2014年1月23日23:59
- 信託期間:2014年1月30日(信託契約日)から2015年1月30日(信託終了日)までの1年間
- 募集予定金額:50億円
- 最低募集総額:1億円
- お申込単位:100万円以上100万円単位
- 予定配当率 年0.37%(税引前)
- お申込窓口:募集期間中、オリックス銀行のウェブサイトにて24時間申込可能
- 予定配当額計算式:「信託元本」×「予定配当率」×「計算期間の実日数」÷365
- 収益金・元本のお支払日:2015年2月6日(年1回)
- 税金:原則として収益金に対し、20.315%が源泉分離課税(国税15.315%、地方税5%)
- 中途解約:原則として中途解約不可
- その他:マル優制度は利用不可
- 受託者:オリックス銀行株式会社
ついでに、連動したキャンペーンも実施します。詳細を確認してみましょう。
オリックスグループ創立50周年記念「託しておトクキャンペーン」
- 対象者:「eダイレクト金銭信託(予定配当率型)オリックス株式会社第5号」を購入した方
- 期間:2014年1月16日(木)10:00~2014年1月23日(木)23:59
- 特典内容:購入金額100万円あたり現金1,000円(一人上限10,000円)をプレゼント
- 特典の提供時期:2014年2月28日(金)までに、eダイレクト預金口座の普通預金に入金予定
今回利率が0.03%下がったために、穴埋めのキャンペーンですが、0.01%程度しか補てんされません。
さらに上限が10000円と決まっているため大口購入者には前回と比べて不利になっています。
オリックスグループ創立50周年記念「託しておトクキャンペーン」実施のお知らせ | トピックス一覧 | オリックス銀行
eダイレクト金銭信託とは?
eダイレクト金銭信託とは、信託者であり受益者である顧客が自分の金を、信託者(オリックス銀行)へ信託し、オリックス銀行はソフトバンクグループへ貸し出しすることにより運用し、ソフトバンクグループからの利息を収益とします。その収益金は、信託金に応じて分配し、信託終了時に信託金を受益者へ返します。
詳細は以下のページをご覧ください。 オリックス銀行の人気商品であるeダイレクト金銭信託という金融商品があります。スキームは金銭信託ですが、イメージ的には、社債に近いです。 マイナス金利導入により各 ...
オリックス銀行のeダイレクト金銭信託のスキーム・リスク・注意点・発行履歴などを徹底解説
eダイレクト金銭信託の発行履歴について
eダイレクト金銭信託の発行履歴については、過去記事をご覧ください。
オリックス銀行のeダイレクト金銭信託のスキーム・リスク・注意点・発行履歴などを徹底解説
eダイレクト金銭信託の注意事項
以下の注意事項がございます。詳細は過去エントリーをご覧ください。
- 中途解約が原則として不可能
- 最低200万以上の資金が必要
- 元本保証されていないので信用リスクがある
- 先着順であること
- 配当は予定利回りであり確定利回りではないこと
オリックス銀行のeダイレクト金銭信託のスキーム・リスク・注意点・発行履歴などを徹底解説 | 1億円を貯めてみよう!chapter2
eダイレクト金銭信託に対する管理人の雑感
なんども書きますが、管理人としては評価は低いです。
理由としては、元本が保証されていないにも関わらず、年利0.37%という低い利回りだからです。
更に利率を下げたうえで、上限金額を設定したキャンペーンで釣ろうという魂胆もいやな感じです。
全国だれでも利用可能なネットバンキングなどにおける定期預金でも0.37%以上の金利で募集している金融機関はあります。
例えば、荘内銀行わたしの支店などです。
1000万円までならば、元利金が保証されていますので、無理に預けなくても良いと思うのは管理人だけでしょうか?
【参考】社債情報はこちらを
金銭信託と同じように、通常は価格変動がなく、満期期日まで保有していれば、利息を得ることができる社債。
Copyright secured by Digiprove © 2018