SBI証券の国内株式の注文方法が3月23日より大幅拡充します。
詳細を確認してみましょう。
SBI証券 国内株式の注文方法の拡充について
- リリース日:2019年3月23日(予定)
- 対象取引:国内株における現物取引及び信用取引
- 対象チャネル:メインサイト、HYPER SBI、「SBI証券 株」アプリ、モバイルサイト
新しく追加される特殊注文について
以下の3つの注文が3月23日から利用できるようになります。
- OCO注文(指値と逆指値を同時にセットして注文)
- IFD注文(買い注文と売り注文を同時に発注)
- IFDOCO注文(買い注文の発注とともに、売り注文を指値と逆指値の2つの指値で同時に注文)
期間指定注文に「今週中」が指定可能に
営業日単位の週末を指定することができる「今週中」指定が新しく期間指定注文に加わります。
OCO注文とは?
OCO注文は「one cancel the other order」の略で、保有しているポジションの解消に使う注文となりますので、売却および決済時に利用可能です。
ただし、SBI証券のOCO注文は訂正型であり、市場に注文を出すのは指値のみで、逆指値指定条件に達した場合に、指値が逆指値に訂正されます。
IFD注文
IFD注文は、「(If)もし注文が約定したら、(Done)もうひとつの注文が有効になる」という注文方法です。買付注文約定時に売却注文が自動で発注されるよう、利益幅を事前に設定しての取引が可能です。
IFDOCO注文
IFDOCOはIFDとOCOをさらに組み合わせた注文方法です。買い注文と売り注文を同時にセットしつつ、2つの売却注文を同時にセットします。
なお、OCOの注文について、SBI証券は、訂正型であり、市場に注文を出すのは指値のみで、逆指値指定条件に達した場合に、指値が逆指値に訂正されます。
ようやくSBI証券もIFD注文などを利用可能に
ネット証券の多くは、すでに株取引でIFD注文を採用していますが、ようやくSBI証券でIFD注文が利用できます。
- 楽天証券:セット注文
- auカブコム証券:Uターン注文
- マネックス証券:リバース注文
- 岡三オンライン:IFDONE注文
今回の注文方法などが変更になりますが、手数料は変わらず低廉なままですので利便性が高まるという嬉しいお知らせですね。
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