THEO+docomo(テオプラスドコモ)というdアカウントと連携した資産運用サービスを徹底解説します。
※THEO+docomo(テオプラスドコモ)の公式情報はこちら
THEO+docomo(テオプラスドコモ)の特徴
- 1万円から始められる自動資産運用サービス
- 運用資産に応じてdポイントが貯まる
- 買物したときのおつりが自動で積立できる
- ドコモ口座と連携できる
- dアカウントでログインできる
- 下落相場に対応できるAIアシスト機能付
- 毎月リバランスしてくれる
THEO+docomo(テオプラスドコモ)とは?
仕事や家事に忙しい方にオススメのロボアドバイザー資産運用サービスです。いくつかの質問に答えるだけで自分にあった資産配分(ポートフォリオといいます)が決まり、そのとおりに勝手に運用してくれます。
ユーザーは、THEO+docomo(テオプラスドコモ)を申し込んで最低運用額である1万円入金するだけでOKというお手軽な資産運用サービスです。
資産運用機能などは、THEOと全く変わりありませんが独自のサービスがついています。
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1万円から始められる自動資産運用サービス(特徴その1)
THEO+docomo(テオプラスドコモ)はTHEO(テオ)と同様に、わずか1万円から運用開始できるお手軽なロボアドバイザー資産運用サービスです。
運用資産に応じてdポイントが貯まる(特徴その2)
運用額1万円につきdポイントが1ポイントから1.5ポイント毎月貰えます。これはTHEO+docomo(テオプラスドコモ)独自の機能です。
- ドコモ回線を利用している方ならば運用額1万円につき毎月1.5ポイント
- ドコモ回線を利用していない方ならば運用額1万円につき毎月1.5ポイント
年利換算すると0.12%から0.18%のポイントがゲット可能ということですね。具体的なポイントは以下のとおりです。
ドコモ回線を利用している方
資産運用額 | 毎月もらえるdポイント | 1年間でもらえるdポイント |
---|---|---|
10万円 | 15ポイント | 180ポイント |
50万円 | 75ポイント | 900ポイント |
100万円 | 150ポイント | 1,800ポイント |
500万円 | 750ポイント | 9,000ポイント |
1000万円 | 1,500ポイント | 18,000ポイント |
ドコモ回線を利用していない方
資産運用額 | 毎月もらえるdポイント | 1年間でもらえるdポイント |
---|---|---|
10万円 | 10ポイント | 100ポイント |
50万円 | 50ポイント | 600ポイント |
100万円 | 100ポイント | 1,200ポイント |
500万円 | 500ポイント | 6,000ポイント |
1000万円 | 1,000ポイント | 12,000ポイント |
買物したときのおつりが自動で積立できる(特徴その3)
あらかじめ設定額(100円か500円)を設定すると、クレジットカードdカードまたはdカード GOLDで買物しいた時ごとに、買物金額から基準額を引いた金額をおつりと見立ててTHEO+docomo(テオプラスドコモ)に自動で積み立て運用してくれるサービスです。
例えば、設定額を500円として以下の買物をdカードでクレジット払いした場合は、以下のとおり1,150円がおつりとしてTHEO+docomo(テオプラスドコモ)に自動で積み立て運用してくれます。
dカードでクレジット払いした内容 | おつり(積立金額) | おつりの計算方法 |
スターバックスコーヒーでスターバックスラテ(330円)をdカードで購入 | 170円 | 330円と設定額500円の差額 |
高島屋で洋服(29,800円)をdカードで購入 | 200円 | 29,800円と設定額500円の60倍の差額 |
スーパーで食料品(3200円)をdカードで購入 | 300円 | 3,200円と設定額500円の7倍の差額 |
コンビニで昼ごはん(580円)をdカードで購入 | 480円 | 580円と設定額500円の2倍の差額 |
合計自動積立 | 1,150円 |
おつりは、1ヶ月間合計して積立設定した金融機関の口座から引き落としされます。よって、おつり分はクレジット決済ではありませんので、dカードやdカード GOLDのポイントが貰えません。
また、THEO+docomo(テオプラスドコモ)の口座申込時に1万円以上入金しなくてもおつり積立は利用できますが、最低運用額である1万円以上にならないと運用はスタートされません。
dカードやdカード GOLDの持っている方限定のサービスですね。
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ドコモ口座と連携できる(特徴その4)
THEO+docomo(テオプラスドコモ)はドコモ口座と連携できますので、毎月銀行から振込みしなくても、ドコモ口座からワンクリックで入金することができます。
さらに、THEO+docomo(テオプラスドコモ)で運用中のお金の一部をドコモ口座へ出金することもできます。
これも、THEO+docomo(テオプラスドコモ)独自の機能です。
dアカウントでログインできる(特徴その5)
dアカウントと連携により、初期登録の申込や運用開始後のログインもdアカウントで簡単にできます。もちろん、THEO+docomo(テオプラスドコモ)独自の機能です。
下落相場に対応できるAIアシスト機能付(特徴その6)
AIアシスト機能は、AIが世界のニュースやSNSなどを分析して、市場心理指数を独自に作成して、運用している資産の価格が大幅に下落すると判断した場合に、保守的なポートフォリオに自動で変更して運用額の下落幅を抑制しようとする機能です。
この機能は、国内のロボアドバイザー資産運用サービスの中でも、THEO(テオ)及びTHEO+(テオプラス)しか搭載していません。
365日24時間いつでも出金できる(特徴その7)
THEO+docomo(テオプラスドコモ)は、365日24時間、いつでも出金の指示ができます。
毎月リバランスをしてくれる(特徴その8)
株式や債券などに投資するTHEO+docomo(テオプラスドコモ)ですが、価格は相場環境によって毎日変動していきます。
この価格変動によって、自分にあった資産配分(ポートフォリオといいます)の割合が崩れていきますが、THEO+docomo(テオプラスドコモ)は、毎月売買によって調整(リバランスといいます)してくれますので、ユーザーは資産配分比率などの計算や資産売買などの手間がかかるリバランスをする必要はありません。
THEO+docomo(テオプラスドコモ)のデメリット
手数料が1%かかる
THEO+docomo(テオプラスドコモ)は、3,000万円未満の預かり資産の場合、年率1.0%手数料がかかります(3,000万円以上の場合は、0.5%)。
他のロボアドバイザーも同レベルの手数料とはいえ、低廉な信託報酬のバランスファンドへ投資すればもっとコストを抑えることは可能なので、コスト的には不利に見えます。しかし、通常のバランスファンドでは組み入れることはない広範な資産を投資対象としている点を考慮すると、割高なコストとは言い切れないかもしれません。
キャンペーンが無い
THEO+docomo(テオプラスドコモ)は運用額に対してdポイントが貰える代わりに、THEO(テオ)が実施するキャンペーンなどに参加することはできません。
THEOには現金がもらえる積立応援プログラムというものもありますので、キャンペーンなどに興味がある方にはTHEOをオススメします。
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資産運用を手軽にしたいしポイントも欲しいという方にオススメのサービスです
わずか1万円から資産運用できるサービスであるTHEOとdocomoが提携して提供しているTHEO+docomo(テオプラスドコモ)は、わずらわしい資産運用管理を任せることができるうえに、運用額に応じて毎月dポイントが貰える面白いサービスです。
THEO+docomo(テオプラスドコモ)は他のTHEO+(テオプラス)などと同様に、THEOが運用しますが、THEOの運用チームは、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の加藤京都大学院経営管理研究部教授がアカデミックアドバイザーを努めているうえに、THEOの仕組を利用した機関投資家向けの運用受託サービスも行っています。
THEO+docomo(テオプラスドコモ)は、コストがかかることから、自分でインデックスファンドなどを利用して資産運用できる方にはオススメしませんが、めんどくさそうな資産運用をお任せにしたいし、ポイントも欲しいという方にはオススメのサービスです。