このページでは、電気代の節約方法を27個解説します。
使わない家電のコンセントを抜く
家電製品は使用していなくてもコンセントをつないでいるだけで待機電力というものを消費します。
最近は待機電力に注目が向けられたことから、日本製の最新家電は待機電力が低くなるタイプもありますし、そもそも待機電力をまったく消費しない家電もあります。
待機電力消費量が大きいのは、給湯機、オーディオ機器、AV機器、エアコン、充電機器類です。
これらの機器のコンセントを抜くと節電になります。
コンセントを抜くのが面倒なら、節電タップ(タップにスイッチがあるもの)を利用しましょう。
白熱電球はLEDに替える
白熱電球に比べてLEDは10分の1から5分の1程度の消費電力ですみます。また、白熱球に比べてLEDの寿命は10倍から20倍ですので、買い替える頻度が少ないのも良いです。
最近はLEDのコストが異様に安くなったことから、換えてないならば、即座にLEDに換えましょう。ただし、LEDも粗悪品もあることが事実ですので、あまり安いのは手を出さない方がよいとは思います。
ちなみに、蛍光灯をLEDにするためには安定器などを変えないとダメな場合(パルックボールなどの電球形蛍光灯を除く)が多いですが、そもそも蛍光灯は電球に比べて消費電力は少ないので、工事までしてLEDに
代えるのはまだ時期尚早かなと思います。
冷蔵庫の上には何も置かない
最近の冷蔵庫は、トップユニットと上面排熱のものが多く、上に物を載せると排熱効率が悪くなり電気代がよけいにかかります。
冷蔵庫のドア開閉回数を少なくする。
冷蔵庫は冷蔵庫内の温度が一定であれば、消費電力が少なくなります。
冷蔵庫内の温度が一番変化するのは冷蔵庫のドアを開閉するときです。開けっ放しなどしたら節電マニアである妻に殺されますが、開閉回数を極力少なくすることも節電には大切です。
また、冷蔵庫カーテンという商品があり、これを利用すれば、開閉回数が多くても、温度の急激な変化を抑えることが可能です。
冷蔵室に食品などを詰め込まず整理整頓を心がける
冷蔵室の物をつめこみ過ぎると、冷気の流れが悪くなり、冷蔵庫内が均一に冷却されなくなります。
このような場合は、冷蔵庫は冷やすために過剰な運転しがちなので、消費電力が大きくなりますので、つめこみすぎることが無いようにしましょう。
タッパや100ショップなどの容器を利用して収納方法を工夫すれば、冷蔵庫を開けたままの探し物時間が短縮され、先ほど説明した開閉時間の短縮にもつながります。
ちなみに、冷凍室はもともと凍ったものであれば詰め込みしても大丈夫ですが、ジップロックなど小分けにしたうえで、立てて保管するなど整理整頓は必要です。
熱いものを熱いまま冷蔵庫に入れない
熱いものを熱いまま冷蔵庫に入れると冷蔵庫内の温度が上昇することから冷蔵庫は急激な運転を行います。かならず冷ましてからいれましょう。
さらに、温度が上がっている状態では食品が傷みやすく、周りの食品も傷みやすくなるのでやめた方が良いです。
古い冷蔵庫ならば温度設定は適宜調整する
昔の冷蔵庫は、コンプレッサーの強弱設定ボタンがあるので、冬場はコンプレッサーの運転を強めにしてコンプレッサーの温度を下げないようにしましょう。
夏場は逆に、外気温が高いので、コンプレッサーの運転を弱める必要があります。これはコンプレッサーの温度が高くなると冷蔵効率が悪くなるからです。
ちなみに、最新の冷蔵庫ではここまでする必要はありません。
古い冷蔵庫ならば新しい冷蔵庫に買い替える
10年前の冷蔵庫と今の冷蔵庫では格段に消費電力が違います。
我が家も10年選手の冷蔵庫を買い換えましたが、容量は3割増しでも節電することができました。
当然購入コストはかかりますが、冷蔵庫は365日24時間、常に電力を消費しています。
古いタイプに比べて最新式の冷蔵庫は25%から33%程度の消費電力で済む場合が多いのでご検討してみてはいかがでしょうか?
エアコンの設定温度を夏は高めに、冬は低めにする。
エアコンも消費電力が高い家電製品の一つですが、設定温度を冬は低めにすると消費電力が少なくてすみます。
夏は逆に高めの設定となります。
ちなみに、こまめに設定温度を変えたり、消したりつけたりすのはご法度です。
設定温度の変更で消費電力は当然増えますし、起動時の電力消費量はもっとも多いことをご注意ください。
エアコンのフィルター清掃をする
エアコンのフィルターが汚れていると冷房・暖房効率が悪くなり、消費電力が格段に増えます。こまめに清掃することをお勧めします。
最近のエアコンは自動的に清掃するタイプが出てきて楽ちんになりました。
エアコンの室外機は風通しの良い場所・日陰がベスト
エアコンのまわりに物を置くと、熱交換効率が悪くなり消費電力が増えます。
また直射日光を浴びる場所に室外機を設置しても、同様に熱交換効率が悪くなります。
できれば日陰に設置したいところですが、エアコン室外機用の日よけを使えば良いでしょう。
冷房時にカーテンやブラインドを閉める
ガラスは熱伝導率が高いので、冷房時はカーテンやブラインドなどを閉めると冷房効率が高まり、結果として節電につながります。よしずで直射日光を遮断するとなお良いです。
エアコンを使わないと電気代は半端無く少なくなる。
そもそもエアコンを使わない生活を心がけるのも手です。
たとえば、窓や玄関(玄関網戸をつけたうえで)の開放で自然の風を入れたり、グリーンカーテン、よしず、すだれを窓につけるなども効果的です。
冬場ならば、厚着をして極力エアコンに頼らない生活にしていみるのも手です。
ただし、極端にやると体調を崩すのであまり無理はしない方がよろしいでしょう。
冷暖房時はカーテンを利用する
冷蔵庫と一緒で室内の温度が一定であれば、エアコンをつけていても消費電力を抑えることができます。
カーテンを利用すれば、夏場は、直射日光による室温の上昇が抑えられます。
また冬場の曇天・雨天であれば、カーテンを使って、窓ガラスとカーテンの間に空気層を作ることにより熱を逃げにくくする効果があります。
クーラーを頻繁に付けたり消したりしない
最近のクーラーは消費電力が少なく、さらに運転開始時が一番電気を使いますので、一旦つけたら消さないようにすると電気代の節約になる場合があります。
食材の解凍は電子レンジを使わず自然解凍
電子レンジの消費電力はかなり高いので、できれば解凍などは、自然解凍を心がけたいものです。
洗濯機も節電方法がある
洗濯はなるべくまとめてやると良いのですが、満杯で洗濯すると余計に電気代がかかります。
7割程度で運転するのが消費電力の面からいって効果的です。
また、洗濯ものは重たいものを下にするとスムーズに回りますので、消費電力が減るうえに、洗浄効果も高まります。
毎日使う掃除機もここを気を付けて節電しましょう
掃除機はスイッチを入れた瞬間が一番消費電力が高いので一気にかけるたほうが良いです。
よって、片付けしながら掃除機付けたり消したりするのはご法度ですね。
そもそも片づけて一気に掃除機をかけた方が掃除機の稼働時間が短くて済みます。
ちなみに、フローリングならば弱でも十分ですよ。
アイロンはまとめてかけたり、余熱を利用する
基本はまとめてかけることが大切です。薄手のハンカチなどは消したあとの余熱で十分でしょう。
事前にしわを伸ばしてアイロンがけを心がける
事前にしわをのばしておいてアイロンがけすれば使用時間も短縮されます。
冬のウォシュレットトイレの蓋は閉める
これ結構忘れがちなのですが、一般的にウォシュレットはヒーター機能がついているので、蓋をしめることが肝要です。そうすればヒーターが働きません。
使ってない部屋の照明は消す
電気付けっぱなしで何度罵倒されたことか・・・・・
テレビを見ないときは主電源を切る
結構忘れがちですが、テレビを見ないときや見終わった時は必ず主電源を切るように心がけましょう。
だらだらテレビを見ない
惰性でテレビを見る習慣は電気代にも、人生の貴重な時間としても、浪費といえます。見たいテレビ番組だけ見るようにしましょう。
他にも節電すべき点はいっぱいある
- パソコンは離席時は、スリープモードなどにする。
- 使わないPC周辺機器の電源は入れない。
- パソコン&テレビは明るさを落とす
などなどいっぱいあります。
早寝早起きの生活を心がけると照明代が節約できる
昔の人は電気が無くても生活していました。現代社会では無理な話ですが、夜間は照明が必要なためいやおうなく消費電力は増えます。
健康的な生活を送る意味でも早寝早起きを心がけてみてはいかがでしょうか?
ライフスタイルに合わせて電力プランを見直す
皆様が一番電力を使うのはどの時間帯ですか?
東京電力などは、時間帯に応じた料金プランを提供しています。
例えば、日中ほとんどいない共稼ぎ夫婦ならば、夜得プランや土日お得プランがおすすめです。
ご興味のある方は各電力会社のHPをご覧ください。ただし、電力会社によってはエコキュートや電気温水器を使用していないと割引プランが申し込めないところもあります。
- ほくでん:一般家庭、商店などのお客さま向けメニュー
- 電気料金・ご契約|電気のごあんない【個人のお客さま】|東北電力
- お選びいただける電気料金メニュー|東京電力
- 料金メニューの選び方│ご家庭向け料金メニュー│中国電力
- 北陸電力送配電株式会社
- 主な電気料金メニュー[関西電力]
- 中部電力|料金プランの選び方 - 家庭向け料金メニュー
- 九州電力 ホーム
- Eeらいふ:ご家庭向け電気料金メニュー|沖縄電力
電力自由化開始したので安い電力会社と契約する
電力自由化により個人も安い料金の電力会社と契約が可能となりました。以下のサイトから比較することが可能ですのでご検討ください。
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