ゆうちょ銀行(郵便局)の総合口座と振替口座の違いは何かと読者の方から質問をいただきましたので解説します。
ゆうちょ銀行(郵便局)の総合口座について
総合口座は、通常貯金、定額貯金、定期貯金などを管理できる口座です。
一般の銀行の総合口座と同様のサービスで、通常貯金、定額貯金、定期貯金など様々なサービスを通帳やキャッシュカードで利用可能です。
公式情報総合口座のご案内-ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行(郵便局)の振替口座について
送金や決済の利用に特化した貯金(振替貯金)の口座です。
通常払込みを利用できるので、現金での送金の手数料を抑えることができるうえに、自動払出預入(自動受取り)も利用可能です。
多くの方から各種料金・会費を集めたりするときにや、配当金・返還金などを渡したりするときに、振替口座を利用すると便利ですね。
通帳は交付されませんので、払込み等の状況は、「郵送でお送りする振替受払通知票」か、「振替受払通知票Web照会サービス」で確認しなければなりません。
振替貯金に利子は付きませんが、ペイオフ時は全額保護されます(預金保険に定める決済性預金)
公式情報振替口座-ゆうちょ銀行
振替口座で利用できるサービス
ゆうちょダイレクト
ゆうちょ銀行のインターネットバンキングサービスであるゆうちょダイレクトも振替口座は利用することができます。
送金について
- 電信振替
- ゆうちょ口座と他の金融機関口座間の送金
- 自動振込
- 自動払出預入(自動受取り)
- 通常現金払
- 電信現金払(窓口払)
- 小切手払
- 簡易払
受取について
- 通常払込み
- 電信払込み
本人の現金入出金について
当然ですが、振替口座の預り金は本人払出しにより現金で引き出すことが可能ですし、本人払込みにより振替口座に入金することも可能です。
ただし、本人払出しや本人払込みの手続きは、事前に指定したゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口限定です。
総合口座や振替口座の開設に必要なもの
以下の4つですが、総合口座(振替口座)加入申込書と印章票はゆうちょ銀行の備え付けの用紙ですね。
必要事項を記入して窓口で手続きする必要があります。
- 総合口座加入申込書(振替口座加入申込書)
- 印章票
- 印鑑
- 本人確認書類
総合口座か振替口座の見分け方
ゆうちょ銀行の口座ごとの記号・番号によって見分けることができます。
総合口座:記号・番号の記号が1からはじまる口座
振替口座:記号・番号の記号が0からはじまる口座
参考ゆうちょ銀行の記号と番号から支店名と口座番号へ変換する時のルールを覚えれば、すぐに銀行からゆうちょ銀行(郵便局)へ振込みできるよ
振替口座は特殊な口座なので、一般の方は総合口座の開設でよいでしょう
振替口座は特殊な口座なので、一般の方がわざわざ口座開設する必要ないです。
普通にゆうちょ銀行の口座を開設するならば、総合口座でよいでしょう。
【参考】ちゅうちょ銀行に送金するときに気をつけること
普通の銀行や信用金庫などからゆうちょ銀行の口座へ振り込む場合は、ゆうちょ銀行の番号や記号を変換しないといけません。
くわしくは、以下のページをご覧ください。
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ゆうちょ銀行の記号と番号から支店名と口座番号へ変換する時のルールを覚えれば、すぐに銀行からゆうちょ銀行(郵便局)へ振込みできるよ
管理人は、農家などから直接お米を注文しているのですが、送られてくる請求書がだいたい指定されてくるのがゆうちょ銀行と郵便局名。さらに見慣れぬ5ケタの記号と5~8ケ ...