オリックス銀行の人気商品であるeダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社11号が9月20日から募集開始となります。詳細を確認してみましょう。
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第11号の概要
- 主な運用対象:ソフトバンクグループ株式会社を貸付先とする無担保貸付金
- 申込可能者:オリックスeダイレクト預金口座所有の、国内に住所を有する20歳以上の個人
- 募集期間:2016年9月20日0:00から2016年10月24日12:00まで
- 信託期間:2016年10月31日(信託契約日)から2017年10月31日(信託終了日)までの1年間
- 申込単位:100万円以上100万円単位
- 予定配当率:年0.48%(税引前)
- 申込窓口:募集期間中、オリックス銀行のウェブサイトにて24時間申込可能
- 予定配当額計算式:「信託元本」×「予定配当率」×「計算期間の実日数」÷365
- 収益金・元本の支払日:2017年11月8日(年1回)
- 税金:原則として収益金に対し、20.315%が源泉分離課税(国税15.315%、地方税5%)
- 中途解約:原則として中途解約不可
- その他:マル優制度は利用不可
- 受託者:オリックス銀行株式会社
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第11号 | 金銭信託 | オリックス銀行
eダイレクト金銭信託ソフトバンクグループ株式会社第11号の注意点
eダイレクト金銭信託ソフトバンクグループ株式会社第11号の注意点は以下のとおりです。オリックス銀行のeダイレクト金銭信託のスキーム・リスク・注意点・発行履歴などは過去記事をご覧ください。
オリックス銀行のeダイレクト金銭信託のスキーム・リスク・注意点・発行履歴などを徹底解説
1回の申込上限は1億円
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第7号の1回の申し込み上限は1億円です。
それ以上申し込む場合は、複数回に分けて申込みすることができます。
1口100万円以上
100万円以下の申込はできません。
100万円単位での申込
100万円単位での申込ですので、よって、110万円、240万円などの申込はできません。
eダイレクト金銭信託とは?
eダイレクト金銭信託とは、信託者であり受益者である顧客が自分の金を、信託者(オリックス銀行)へ信託し、オリックス銀行はソフトバンクグループへ貸し出しすることにより運用し、ソフトバンクグループからの利息を収益とします。その収益金は、信託金に応じて分配し、信託終了時に信託金を受益者へ返します。
詳細は以下のページをご覧ください。 オリックス銀行の人気商品であるeダイレクト金銭信託という金融商品があります。スキームは金銭信託ですが、イメージ的には、社債に近いです。 マイナス金利導入により各 ...
オリックス銀行のeダイレクト金銭信託のスキーム・リスク・注意点・発行履歴などを徹底解説
eダイレクト金銭信託の発行履歴について
eダイレクト金銭信託の発行履歴については、過去記事をご覧ください。
オリックス銀行のeダイレクト金銭信託のスキーム・リスク・注意点・発行履歴などを徹底解説
eダイレクト金銭信託に預託した場合に得られる収益金について
予定配当金率である0.48%のとおり収益金が生じた場合、収益金は以下のとおりになります。
預入金額 | 税引き前収益金 | 税引き後収益金 |
---|---|---|
1,000,000円 | 4,800円 | 3,825円 |
2,000,000円 | 9,600円 | 7,650円 |
3,000,000円 | 14,400円 | 11,475円 |
4,000,000円 | 19,200円 | 15,300円 |
5,000,000円 | 24,000円 | 19,125円 |
6,000,000円 | 28,800円 | 22,950円 |
7,000,000円 | 33,600円 | 26,775円 |
8,000,000円 | 38,400円 | 30,600円 |
9,000,000円 | 43,200円 | 34,424円 |
10,000,000円 | 48,000円 | 38,249円 |
50,000,000円 | 240,000円 | 191,244円 |
100,000,000円 | 480,000円 | 382,488円 |
eダイレクト金銭信託ソフトバンクグループ株式会社第11号の評価
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンク株式会社は直近に発売したeダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンク株式会社第10号の予定配当率(0.48%)と同率です。
マイナス金利政策導入により定期預金の金利が引き下げが実施されたから、このeダイレクト金銭信託の利回りは相対的に高い水準となり、魅力的な商品とお考えになる方も多いと思います。
例えば、メガバンクや地方銀行の1年もの定期預金の店頭表示金利は0.01%であり、ネットバンクの定期預金キャンペーンでもいいところで0.2%程度。地方銀行のインターネット支店ですら、0.3%が最高水準です。
これを考えるとeダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンク株式会社のリスクプレミアムはそれなりについています。
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定期預金の金利比較(ネットバンク&メガバンク・銀行・信用金庫などのインターネット支店)【2021年最新版】
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ただし、全国どこに住んでいても口座開設可能かつ預入可能な大阪シティ信用金庫夢ふくらむ支店 プラス金利つき定期預金夢プレミアム(金利 0.375%)に比べると0.105%の上乗せとなりますので、元本保証していないeダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンク株式会社の予定配当金利率が信用リスク分を上乗せしているのか疑問にも思えますが、1000万円以上預けるならば、預金保護もへったくりもありません(※)ので、ご随意にという感じですね。
※預金保険は、1金融機関1人あたり利息が出る定期預金などの元本1,000万円までとその利息が保護されます。
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さらに、高利の定期預金を追い求めて複数の金融機関の口座開設することも億劫(おっくう)に思う方も多いでしょうから、定期的にこのような高利の商品を取り扱うオリックス銀行の口座開設して申し込むという判断も間違ってはいないと思います。
なお、この商品は定期預金とは異なり、元本が保証されていません。ソフトバンクグループが1年以内に破たんする可能性は極めて低いかもしれませんが、絶対に安全な商品ではないことを理解したうえで、皆さんのお手持ちの資金の状況に応じてお申し込みください。
【参考】社債情報はこちらを
金銭信託と同じように、通常は価格変動がなく、満期期日まで保有していれば、利息を得ることができる社債。
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