オリックス株式会社第210回無担保社債(社債間限定同順位特約付)が発売します。
詳細を確認してみましょう。
オリックス株式会社第210回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の詳細
- 発行総額:10,000百万円
- 各社債の金額:金100万円
- 金利条件(仮条件):年0.450%~0.850%
- 金利条件:年0.654%(2023年3月2日決定予定)
- 払込金額:各社債の金額100円につき金100円
- 償還金額:各社債の金額100円につき金100円
- 年限:5年
- 申込期間:2023年3月3日から2023年3月15日
- 払込期日:2023年3月16日
- 償還日:2028年3月16日
- 利払日:未定
- 引受会社:三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券、みずほ証券岡三証券、東海東京証券、野村證券、岩井コスモ証券、丸三証券、安藤証券、静銀ティーエム証券、東洋証券、アイザワ証券、SBI証券、西日本シティTT證券、むさし証券
- 取得格付:AA-(R&I)
オリックス株式会社第210回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の引受額
以下の通りです。
引受人の氏名又は名称 | 引受金額 |
---|---|
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 2,000百万円 |
SMBC日興証券 | 1,500百万円 |
みずほ証券 | 1,500百万円 |
岡三証券 | 1,000百万円 |
東海東京証券 | 1,000百万円 |
野村證券 | 1,000百万円 |
岩井コスモ証券 | 500百万円 |
丸三証券 | 400百万円 |
安藤証券 | 300百万円 |
静銀ティーエム証券 | 200百万円 |
東洋証券 | 200百万円 |
アイザワ証券 | 100百万円 |
SBI証券 | 100百万円 |
西日本シティTT証券 | 100百万円 |
むさし証券 | 100百万円 |
合計 | 15,000百万円 |
オリックス株式会社第210回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の購入方法
証券会社ごとに購入方法を紹介します。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券での購入方法
取引店へ来店するか電話での取引及びインターネットトレードでの取引が可能です。
事業債・地方債 | 新発国内債券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
SMBC日興証券での購入方法
総合コースであれば、支店及びパソコンでの取引が可能です。
ダイレクトコースでの取扱いもパソコンでの購入は可能で。
みずほ証券での購入方法
3Sサポートコースならば、コールセンターでの取引に加え、店頭での取引が可能です。ダイレクトコースは、コールセンターでの取引限定となります。
岡三証券での購入方法
特にインターネットなどでの告知はしておりません。優良顧客向けに販売しているものと思われますが、詳細は店頭でご確認ください。
東海東京証券株式会社での購入方法
原則は取引店舗ですが、オンライントレードでも購入可能です。
しかしながら、販売状況によっては売出開始の当日でも、オンライントレードでの受付を終了となる場合があります。
野村證券での購入方法
本店・支店取引が可能です。
岩井コスモ証券での購入方法
岩井コスモ証券の通常の社債取引は、ネット取引及びコール取引ならば、電話でのみ可能。対面取引は、店舗及び電話での取引が可能です。
丸三証券での購入方法
店頭でご確認ください。
安藤証券での購入方法
安藤証券において社債は、対面取引、コールセンター取引、インターネット取引が可能です。詳細は電話等でご確認ください。
静銀ティーエム証券での購入方法
直接店頭でご確認ください。
東洋証券での購入方法
購入方法については、特に開示しておりませんので、直接お問い合わせください。
アイザワ証券での購入方法
直接店頭でご確認ください。
SBI証券での購入方法
インターネットで申込となります。
SBI証券
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西日本シティTT証券での購入方法
特にインターネットなどでの告知はしておりませんので、直接店頭でご確認ください。
むさし証券での購入方法
特にインターネットなどでの告知はしておりません。優良顧客向けに販売しているものと思われますが、詳細は店頭でご確認ください。
社債のリスクについて
信用リスク
発行元が破綻した場合は、預けたお金が戻ってこない可能性があります。最悪全額償還されないケースもありえます。
流動性リスク
償還日前までに、自身の都合によりお金が必要となり、市場等で売却する場合、流動性が低いことから、適正な価格よりも若干安い金額で売却しなければならない可能性があります。ようするに火急のお金が必要なので足元を見られるということです。
価格変動リスク
償還日まで保持していれば関係ないのですが、償還日前までになんらかの事情で売却する必要が生じた場合、市場で売却することになりますので、額面の金額よりも高い金額で売却、もしくは低い金額で売却するといった価格変動するリスクがあります。
検討すべきは信用リスク分の金利プレミアム
社債を購入を考える場合に、比較検討すべきは、1000万円まで元本とその利息が保証されている定期預金の利息に比べてどの程度高いのかということです。つまり、信用リスク分のプレミアム(金利に上乗せ)がついた金利が上乗せされているかどうかです。
今回紹介したオリックス株式会社第210回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の利率は0.654%となりますが、定期預金と比べて高いかどうか考えてみる必要があります。
定期預金との比較による信用リスクのプレミアムの考察
今回紹介したオリックス株式会社第210回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の利率は0.654%です。期間は約5年債ですので、5年もの定期預金との金利比較をします。
まず、メガバンクや多くの地方銀行の5年もの定期預金の店頭表示金利は0.002%ですので、それに比べると327倍の利率となります。
ネットバンクをみると、オリックス銀行のeダイレクト定期預金5年ものの金利が0.28%ですので、約0.37%上回っています。
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利率面で預金保険により元本保証されているネットバンクの定期預金よりはるかに高いのですが、債券の発行利率が上昇傾向にあるなか、少し物足りない金利設定です。
もう少し利率が高ければオススメしたいところですが、格付けも高いことから致し方ないのでしょう。
なお、投資する場合は、最低100万円必要と、個人向け社債としては最低購入金額が高めですのでその点はご注意ください。