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株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第34回無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)が9月4日から申込開始【利率1.672%、約10年4ヶ月債】

債券

個人向け社債として、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第34回無担保社債が発売されます。

詳細を確認してみましょう。

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第34回無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)の詳細

  • 発行総額:64,000百万円
  • 申込単位:100万円
  • 仮条件利率:年1.05%~2.25%
  • 正式利率:年1.672%(9月1日決定)
  • 払込金額:各社債の金額100円につき金100円
  • 償還金額:各社債の金額100円につき金100円
  • 年限:約10年4ヶ月
  • 申込期間:2023年9月4日から2023年9月15日
  • 払込期日:2023年9月19日
  • 償還日:2034年1月19日
  • 期限前償還について:社債発行元は、資本事由・税制事由が発生・継続した場合、金融庁長官の確認を受けたうえで、償還期日前に額面100円につき金100円の割合で期限前償還することが可能
  • 利払日:毎年1月19日及び7月19日(初回は2023年7月28日)
  • 引受会社:三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券、岡三証券、東海東京証券、丸三証券
  • 取得格付:A+(R&I)、A+(JCR
AGクラウドファンディング

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第34回無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)の引受額(販売額)

引受人の氏名又は名称 引受金額
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 51,000百万円
野村證券 8,000百万円
岡三証券 2,000百万円
東海東京証券 2,000百万円
丸三証券 1,000百万円
合計 64,000百万円

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第34回無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)の購入方法

証券会社ごとに購入方法を紹介します。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券での購入方法

取引店へ来店するか電話での取引及びインターネットトレードでの取引が可能です。

事業債・地方債 | 新発国内債券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社

野村證券での購入方法

本店・支店での取引が可能です。

野村證券 | 債券

野村證券 | 新発債券

岡三証券での購入方法

詳細は店頭でご確認ください。

債券 | 商品のご案内 | 岡三証券

東海東京証券株式会社での購入方法

直接店頭でご確認ください。

丸三証券での購入方法

店頭でご確認ください。

丸三証券 : 商品案内 > 債券

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループとは?

三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJリース、三菱UFJニコスを傘下に持つ三井住友フィナンシャルグループは、日本の3大金融グループの一角を担う持株会社です。
このほかにも、アコム、日本マスタートラスト信託銀行、三菱UFJ国際投信などを実質的に支配しています。

社債のリスクについて

信用リスク

発行元が破綻した場合は、預けたお金が戻ってこない可能性があります。最悪全額償還されないケースもありえます。

流動性リスク

償還日前までに、自身の都合によりお金が必要となり、市場等で売却する場合、流動性が低いことから、適正な価格よりも若干安い金額で売却しなければならない可能性があります。ようするに火急のお金が必要なので足元を見られるということです。

価格変動リスク

償還日まで保持していれば関係ないのですが、償還日前までになんらかの事情で売却する必要が生じた場合、市場で売却することになりますので、額面の金額よりも高い金額で売却、もしくは低い金額で売却するといった価格変動するリスクがあります。

社債における劣後特約とは?

詳しく解説すると、破産など法的に財産を整理する必要が生じた場合に、他の債権の返済が終わってから、返済を受ける債権に付けられる特約です。つまり、同順位の債権が40万円と60万円あり、破綻したときの債務者の財産が10万円しかない場合は、40万円の債権者には4万円の弁済、60万円の債権者には6万円の弁済と、同順位債権間は、等比率での弁済となります。

一方、40万円の債権と、60万円の劣後特約債権があり、破綻したときの債務者の財産が10万円しかない場合は、40万円の債権者は10万円の弁済、60万円の劣後特約債権者は弁済されないという悲惨な結果になります。

このように、他の返済が終わってから返済される=劣後ということで、劣後特約と呼ばれ、債権の弁済順位が低いかわりに高い利率を享受できるというメリットがあります。

実質破綻時免除特約とは?

預金保険法126条の2に規定される特定第2号措置(金融機関が自身の財産をもっても債務を完済できない事態が発生する恐れが生じたり、債務の支払停止や停止する恐れのある金融機関に対して、金融市場その他の金融システムの著しい混乱が生ずるおそれがあるとみとめられた場合のみ、内閣総理大臣が実施できる資金援助などの措置)に該当した場合に、その特約が付保された社債を発行した発行元は、元利金や利息の支払などの義務を全て免除される特約です。

破綻一歩前でも、預金保険法126条の2に規定される特定第2号措置が講じられた場合は、社債の元金はこの特約により償還されません。

検討すべきは信用リスク分の金利プレミアム

社債を購入を考える場合に、比較検討すべきは、1000万円まで元本とその利息が保証されている定期預金の利息に比べてどの程度高いのかということです。つまり、信用リスク分のプレミアム(金利に上乗せ)がついた金利が上乗せされているかどうかです。

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第34回無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)のリスクプレミアムの検討

今回紹介した株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第34回無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)の利率は年1.672%です。

メガバンクの定期預金利率は10年ものであっても0.002%ですので、825倍の利率となり、十分にリスクプレミアムはあると考えられます。

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第34回無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)は購入すべきかどうか?

利率は高く魅力的ですが、債券利率は今後さらに、上昇する可能性があります。

10年以上も投資することから、償還時の社債利回り環境は予想不可能ですが、途中で換金する場合は、利率上昇環境においては元本を大きく棄損する可能性があります。

よって、投資する場合は償還までの間に絶対に使うことのない資金であることが絶対条件でしょう。

余剰資金が多額にある方ならば、分散投資の一環として投資しても良いでしょうが、期間の長さからいって万人向けといは言い難い社債です。

【参考】株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第35回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)も発売します。

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第35回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)も同時期に発売となります。こちらも約10年債ですが、期限前償還条項の特約付です。

詳しくは以下のページをご覧下ください。

三菱東京UFJ銀行
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第35回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)が9月4日から申込開始【当初5年4ヵ月1.204%、約10年4ヶ月債】

個人向け社債として、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ第35回期限前償還条項付無担保社債が発売されます。 詳細を確認してみましょう。 株式会社三菱UFJ ...

【参考】最新の社債情報はこちらを

当ブログで紹介している最新の社債情報はこちらです。

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1円から上場企業に貸付投資できるfunds

わずか1円から投資可能なFunds(ファンズ)は、上場企業などに投資する社債のような新しいタイプの投資です。

運営するクラウドポートの審査を通過した企業のみで構成されており、ファンドの想定利回りは1.5%~6%とソーシャルレンディングよりも低い利率ですが、
市場の社債に比べて10倍以上の利回りは魅力的です。

口座開設費用や口座維持費用さらに振り込み手数料も無料です。

不動産投資型クラウドファンディング

不動産に特化したクラウドファンディングは融資型クラウドファンディングよりも利回りが高く、実物不動産が実質的な担保となっていることから安心感があります。

しかし、人気は高いため、すぐ募集開始していからわずかの時間で募集金額に達するケースが多々あるのがネック。

実際に投資する場合は複数のクラウドファンディングサービスを登録することをおススメします。

おススメのCOZUCHI以外にも、上場企業の関連会社が運営しているクラウドファンディングが運営面で安心感があります。

上場企業やその関連会社運営する不動産投資型クラウドファンディング

そのほかの不動産投資型クラウドファンディング

このほかにも以下の不動産投資型クラウドファンディングサービスがあります。

融資型クラウドファンディング

Funvest

Funvestは、大和証券グループ、クレディセゾングループのFintertech株式会社が運営するクラウドファンディング・プラットフォームです。

国内外の投資案件に参加、多様な資産運用が可能で案件発掘・ファンド運営は、金融・不動産のプロが担当します。

オルタナバンク(旧SAMURAI FUND)

SAMURAI証券が運営するオルタナバンク(旧SAMURAI FUND)は、最低投資額1万円と少額から投資でき、目標利回りを上回るリターンの投資案件も過去にありました。

LENDEX

LENDEXのソーシャルレンディングは、東急リバブル審査済みで、東急リバブル審査済みの不動産担保付きの案件が多いのが特徴です。

融資型クラウドファンディングですが、実物の不動産を担保にしていることから不動産投資型クラウドファンディングに近いサービスで利回りも高い。

ただし、人気が高いため案件は募集開始してすぐに応募殺到のため終了するのがネックです。

バンカーズ

創業40年以上の老舗企業向け金融会社が新しく立ち上げたクラウドファンディングサービスです。

経営陣は金融系のスペシャリストがそろっているのが特徴で、割引手形を利用したファンドは、運用利回りが上振れする可能性があるのも特徴です。

クラウドバンク

クラウドバンクは、日本クラウド証券が取り扱う融資型クラウドファンディングです。

実績平均利回り 7.09% 、回収率は100%という実績を誇っています。

Pocket Funding

Pocket Fundingは、沖縄軍用地担保ファンドなど沖縄に特化したクラウドファンディング。

沖縄県内で25年の実績を誇り、貸し倒れ及び遅延は現時点ゼロという成績です。

J.LENDING

上場企業JALCOホールディングスの100%子会社のジャルコが運営するJ.LENDINGは、ジャルコの自己資本による貸金事業において取引実績のある事業者の中でも、信用力の高い事業者のファンドを取扱います。

最低投資金額が50万円と敷居いのですが、十分な担保・保証があること、デフォルトリスクが低いことを重視したファンドを提供しています。

クラウドクレジット

海外クラウドファンディングの取扱いに特化したクラウドファンディングサービス

優待もあり上場すれば高いリターンが期待できる株式投資型クラウドファンディング

Unicorn(ユニコーン)

非上場株式に投資し、上場した場合高いリターンが期待できる株式投資型クラウドファンディングですが、上場するまではリターンも得られず、売買もできないなど制約も多いのが特徴です。

Unicornは、株式を保有している間は株主優待を受け取ることができる案件限定という他の株式投資型クラウドファンディングとは違った特徴があります。

公式情報ユニコーン

イークラウド

大和証券グループと連携して事業運営しているイークラウドは、株式投資型クラウドファンディングにより非上場株式を取得できます。
最短即日から投資可能で、投資家登録は、スマートフォンでオンライン完結します。

公式情報イークラウド

FUNDINNO

日本初の株式投資型クラウドファンディングFUNDINNO。10万円程度からベンチャー投資でき、国内シェアナンバーワンの実績があります。

公式情報FUNDINNO

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