IPO(新規公開株式)を事前に公募価格で取得して初値で売り抜ければ、一般的に結構な利益を得ることができますが、ネックは新規公開株式がなかなか購入できないという点です。
取り引きしている証券会社が幹事会社にならなければ新規公開株式を取得することは不可能ですので、幹事会社の実績を調べてみました。
結構面白い結果になります。
主要証券会社のIPO幹事と主幹事実績について(2016年から2018年)
証券会社名 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | |||
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幹事数 | うち主幹事数 | 幹事数 | うち主幹事数 | 幹事数 | うち主幹事数 | |
SBI証券 | 77 | 13 | 87 | 8 | 91 | 12 |
債券│SMBC日興証券 | 73 | 16 | 76 | 13 | 73 | 25 |
みずほ証券 | 62 | 20 | 64 | 16 | 78 | 23 |
マネックス証券 | 46 | 0 | 49 | 0 | 53 | 0 |
大和証券 | 38 | 16 | 44 | 16 | 33 | 12 |
野村證券 | 38 | 23 | 40 | 28 | 44 | 26 |
岡三証券 | 31 | 0 | 37 | 5 | 50 | 1 |
いちよし証券 | 32 | 1 | 37 | 4 | 29 | 1 |
三菱UFJモルガンスタンレー証券 | 24 | 2 | 31 | 4 | 27 | 6 |
auカブコム証券 | 19 | 0 | 27 | 0 | 25 | 0 |
東海東京証券 | 16 | 5 | 12 | 3 | 21 | 2 |
松井証券 | 11 | 0 | 14 | 0 | 9 | 0 |
HS証券 | 8 | 0 | 10 | 0 | 11 | 0 |
主要証券会社のIPO幹事と主幹事実績について(2013年から2015年)
証券会社名 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | |||
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幹事数 | うち主幹事数 | 幹事数 | うち主幹事数 | 幹事数 | うち主幹事数 | |
SBI証券 | 44 | 6 | 65 | 5 | 82 | 9 |
債券│SMBC日興証券 | 43 | 9 | 60 | 9 | 80 | 27 |
みずほ証券 | 42 | 8 | 63 | 8 | 70 | 16 |
マネックス証券 | 34 | 0 | 39 | 0 | 52 | 0 |
大和証券 | 23 | 6 | 52 | 24 | 43 | 16 |
野村證券 | 40 | 31 | 54 | 28 | 49 | 29 |
岡三証券 | 34 | 0 | 30 | 0 | 42 | 6 |
いちよし証券 | 32 | 2 | 37 | 1 | 36 | 2 |
三菱UFJモルガンスタンレー証券 | 23 | 4 | 28 | 5 | 27 | 7 |
auカブコム証券 | 11 | 0 | 12 | 0 | 16 | 0 |
東海東京証券 | 14 | 0 | 23 | 3 | 28 | 5 |
松井証券 | 1 | 0 | 4 | 0 | 16 | 0 |
HS証券 | 9 | 0 | 8 | 1 | 14 | 2 |
SMBC日興証券は、IPOに強い
IPO株を取引したい人には、まずSMBC日興証券を抑えておくべき証券が社です。
理由としては、SMBC日興証券は、個人向け社債やIPO株の主幹事証券を担うことが多いからです。
高金利で投資家の人気が高いため、個人向け社債やIPO株に注目し、取扱を始める証券会社は増える傾向にありますが、主幹事証券を担うのは、やはりSMBC日興証券のような大手証券会社となります。
主幹事会社なら割り当て数が多くなる
主幹事証券になると、他の証券会社より株式を販売できる割り当てが多くなります。
IPO株でいえば、実にその80%を主幹事証券が握ります。また、募集開始日が早く、締切日が長く設定されているようなこともあります。
当然、販売する上限が多ければ、買える投資家は増えます。さらに、SMBC日興証券のIPO株取引では、100%完全平等の抽選を行っているため、資金量などに自信のない初心者でもチャンスがあります。
この点が、ほぼ同程度、主幹事証券を担っているSBI証券との違いであり、少額投資家であれば、SMBC日興証券がオススメです。
これ以外に抑えるのは野村證券やSBI証券など9社
IPOに強い証券会社は野村證券、みずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券の4社がメインであり、それ以外は割り当て数が少ないことが多いので、IPOについては、メリットはあまりありません。
ただし、三菱UFJモルガンスタンレー証券が主幹事であれば、同じグループ会社であるauカブコム証券にもそれなりに割り当てがあります。
また、岡三証券が主幹事会社であれば、岡三オンラインにも割り当てがありますので、IPO初心者は、野村證券、みずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券プラスこの4社を加えてた8社を口座開設するのをオススメします。
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