Zホールディングス株式会社第23回無担保社債(社債間限定同順位特約付)が発売します。
詳細を確認してみましょう。
Zホールディングス株式会社第23回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の詳細
- 愛称:LINE・ヤフーボンド
- 発行総額:50,000百万円
- 各社債の金額:金10万円
- 金利条件(仮条件):年0.50%~1.10%
- 金利条件(正式):年0.76%(2022年9月9日決定)
- 払込金額:各社債の金額100円につき金100円
- 償還金額:各社債の金額100円につき金100円
- 年限:7年
- 申込期間:2022年9月12日から2022年9月27日
- 払込期日:2022年9月28日
- 償還日:2027年9月28日
- 利払日:毎年3月28日及び9月28日(初回は2023年3月28日)
- 引受会社:野村證券、大和証券、みずほ証券、SBI証券、SMBC日興証券株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- 取得格付:AA-(R&I)、A+(R&I)を取得予定
Zホールディングス株式会社第23回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の発行情報ソースはこちらです
主な証券会社のチラシは以下のとおりです。
- LINE・ヤフーボンド(愛称)Zホールディングス株式会社第23回無担保社債(社債間限定同順位特約付)|SMBC日興証券株式会社(PDF)
- LINE・ヤフーボンド Zホールディングス株式会社第23回無担保社債(社債間限定同順位特約付)|大和証券(PDF)
Zホールディングス株式会社第23回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の引受額
以下の通りです。
引受人の氏名又は名称 | 引受金額 |
---|---|
野村證券 | 10,250百万円 |
大和証券 | 10,250百万円 |
みずほ証券 | 7,500百万円 |
SBI証券 | 7,500百万円 |
SMBC日興証券株式会社 | 7,500百万円 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 7,500百万円 |
合計 | 50,000百万円 |
Zホールディングス株式会社第23回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の購入方法
証券会社ごとに購入方法を紹介します。
野村證券での購入方法
本店・支店での取引が可能です。
大和証券での購入方法
「ダイワ・コンサルティング」コースの方は、取扱店に来店しての取引が可能です。「ダイワ・ダイレクト」コースの方は、取扱店に来店しての取引か、コンタクトセンターでの注文が可能です。
みずほ証券での購入方法
3Sサポートコースならば、コールセンターでの取引に加え、店頭での取引が可能です。ダイレクトコースは、コールセンターでの取引限定となります。
SBI証券での購入方法
インターネットで申込となります。
SBI証券
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SMBC日興証券での購入方法
総合コースであれば、支店及びパソコンでの取引が可能で、ダイレクトコースでの取扱いもパソコンでの購入は可能です。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券での購入方法
取引店へ来店するか電話での取引及びインターネットトレードでの取引が可能です。
事業債・地方債 | 新発国内債券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
Zホールディングス株式会社とは?
Zホールディングスは、ソフトバンググループ会社で、傘下にヤフー株式会社や、LINE株式会社、株式会社ZOZO、PayPay株式会社、株式会社PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)、ワイジェイカード株式会社、株式会社一休などを納めています。
LINEに関する報道が以前からありましたが、これでZホールディングスが飛んでしまうという未来予想図は無いと考えます。
社債のリスクについて
信用リスク
発行元が破綻した場合は、預けたお金が戻ってこない可能性があります。最悪全額償還されないケースもありえます。
流動性リスク
償還日前までに、自身の都合によりお金が必要となり、市場等で売却する場合、流動性が低いことから、適正な価格よりも若干安い金額で売却しなければならない可能性があります。ようするに火急のお金が必要なので足元を見られるということです。
価格変動リスク
償還日まで保持していれば関係ないのですが、償還日前までになんらかの事情で売却する必要が生じた場合、市場で売却することになりますので、額面の金額よりも高い金額で売却、もしくは低い金額で売却するといった価格変動するリスクがあります。
検討すべきは信用リスク分の金利プレミアム
社債を購入を考える場合に、比較検討すべきは、1000万円まで元本とその利息が保証されている定期預金の利息に比べてどの程度高いのかということです。つまり、信用リスク分のプレミアム(金利に上乗せ)がついた金利が上乗せされているかどうかです。
今回紹介したZホールディングス株式会社第23回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の利率は0.76%となりますが、定期預金と比べて高いかどうか考えてみる必要があります。
Zホールディングス株式会社第23回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の利率は物足りない
今回紹介したZホールディングス株式会社第23回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の利率は0.76%ですので、メガバンクの定期預金の金利の400倍です。
ネットバンクをみると、オリックス銀行のeダイレクト定期預金5年ものの金利が0.27%です。
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比べると0.49%上回っています。
定期預金は、元本保証されていることを考えると、信用リスクを追ってまで投資すべき案件かどうかという判断になります。
個人的には、Zホールディングス株式会社格付けから考えると妥当であるとの判断できると考えます。