オリックス銀行の人気商品であるeダイレクト金銭信託(予定配当率型)。
過去、オリックスグループとソフトバンクグループに貸付するという商品が販売されましたが、新しく東証スタンダード市場上場企業のプレサンスコーポレーションへの貸付を目的としたeダイレクト金銭信託が発売開始となります。
詳細を確認してみましょう。
【追記】紹介したeダイレクト金銭信託(予定配当率型)株式会社プレサンスコーポレーション第1号は募集金額に達したため販売終了となりました。ちなみに、即日完売です。
最新のオリックス銀行のeダイレクト金銭信託の情報は以下のページをご覧ください。
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オリックス銀行のeダイレクト金銭信託のスキーム・リスク・注意点・発行履歴などを徹底解説
オリックス銀行の人気商品であるeダイレクト金銭信託という金融商品があります。スキームは金銭信託ですが、イメージ的には、社債に近いです。 マイナス金利導入により各 ...
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)株式会社プレサンスコーポレーション第1号の概要
- 主な運用対象:株式会社プレサンスコーポレーションを貸付先とする無担保貸付金
- 申込可能者:オリックスeダイレクト預金口座所有の、国内に住所を有する20歳以上の個人
- 募集期間:2018年9月18日0:00から2018年10月19日12:00まで
- 信託期間:2018年10月30日(信託契約日)から2019年10月30日(信託終了日)までの1年間
- 申込単位:100万円以上100万円単位
- 予定配当率:年0.65%(税引前)
- 申込窓口:募集期間中、オリックス銀行のウェブサイトにて24時間申込可能
- 予定配当額計算式:「信託元本」×「予定配当率」×「計算期間の実日数」÷365
- 収益金・元本の支払日:2019年11月7日(年1回)
- 税金:原則として収益金に対し、20.315%が源泉分離課税(国税15.315%、地方税5%)
- 中途解約:原則として中途解約不可
- その他:マル優制度は利用不可
- 受託者:オリックス銀行株式会社
eダイレクト金銭信託株式会社プレサンスコーポレーション第1号は購入金額100万円ごとに現金500円貰えるぞ!
今回紹介したeダイレクト金銭信託株式会社プレサンスコーポレーション第1号は、購入金額100万円ごとに現金500円が貰えます。
なんと、上限なしという太っ腹企画ですが、貰える現金は、雑所得にあたりますので、確定申告をお忘れなく。
eダイレクト金銭信託株式会社プレサンスコーポレーション第1号の注意点
eダイレクト金銭信託株式会社プレサンスコーポレーション第1号の注意点は以下のとおりです。
なお、オリックス銀行のeダイレクト金銭信託のスキーム・リスク・注意点・発行履歴などは過去記事をご覧ください。
参考記事オリックス銀行のeダイレクト金銭信託のスキーム・リスク・注意点・発行履歴などを徹底解説
1回の申込上限は1億円
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)株式会社プレサンスコーポレーション第1号の1回の申し込み上限は1億円です。
それ以上申し込む場合は、複数回に分けて申込みすることができます。
1口100万円以上
100万円以下の申込はできません。
100万円単位での申込
100万円単位での申込ですので、よって、110万円、240万円などの申込はできません。
eダイレクト金銭信託とは?
eダイレクト金銭信託とは、信託者であり受益者である顧客が自分の金を、信託者(オリックス銀行)へ信託し、オリックス銀行はプレサンスコーポレーションへ貸し出しすることにより運用し、プレサンスコーポレーションからの利息を収益とします。その収益から必要経費を差し引いた収益金は、信託金に応じて分配され、信託終了時に信託金とともに受益者へ償還します。
詳細は以下のページをご覧ください。
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オリックス銀行のeダイレクト金銭信託のスキーム・リスク・注意点・発行履歴などを徹底解説
オリックス銀行の人気商品であるeダイレクト金銭信託という金融商品があります。スキームは金銭信託ですが、イメージ的には、社債に近いです。 マイナス金利導入により各 ...
eダイレクト金銭信託の発行履歴について
eダイレクト金銭信託の発行履歴については、過去記事をご覧ください。
参考記事オリックス銀行のeダイレクト金銭信託のスキーム・リスク・注意点・発行履歴などを徹底解説
eダイレクト金銭信託に預託した場合に得られる収益金について
予定配当金率である0.65%のとおり収益金が生じた場合、収益金は以下のとおりになります。
預入金額 | 税引き前収益金 | 税引き後収益金 |
---|---|---|
1,000,000円 | 6,500円 | 5,180円 |
2,000,000円 | 13,000円 | 10,360円 |
3,000,000円 | 19,500円 | 15,539円 |
4,000,000円 | 26,000円 | 20,719円 |
5,000,000円 | 32,500円 | 25,898円 |
6,000,000円 | 39,000円 | 31,078円 |
7,000,000円 | 45,500円 | 36,257円 |
8,000,000円 | 52,000円 | 41,437円 |
9,000,000円 | 58,500円 | 46,616円 |
10,000,000円 | 65,000円 | 51,796円 |
50,000,000円 | 325,000円 | 258,977円 |
100,000,000円 | 650,000円 | 517,953円 |
プレサンスコーポレーションとは?
大阪に本社を置く不動産会社で東証スタンダード市場上場企業です。
関東圏などにお住まいの方は馴染みがあまりないかもしれませんが、近畿圏や東海中京圏の分譲マンションの供給は、複数年にわたって1位と圧倒的なシェア。
さらに、全国的にも住友不動産に次ぐ2位の供給戸数を誇ります。
eダイレクト金銭信託株式会社プレサンスコーポレーション第1号の評価
金銭信託は信託期間が終了後に配当金と元本が戻ってくるという社債と同じような商品です。
社債市場は、マイナス金利の影響により利率が悪化しています。今回紹介した、eダイレクト金銭信託株式会社プレサンスコーポレーション第1号よりも高い利率の個人向け社債は皆無です。
さらに、マイナス金利政策導入により定期預金の金利が引き下げが実施されたから、このeダイレクト金銭信託の利回りはメガバンクの定期預金の1年もの店頭金利の65倍、地方銀行のインターネット支店の1年もの定期預金の金利にくらべても2倍以上あります。
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定期預金の金利比較(ネットバンク&メガバンク・銀行・信用金庫などのインターネット支店)【2021年最新版】
全国どこにすんでいても口座開設可能かつ取引可能なネットバンクやメガバンク、銀行、信用金庫などのインターネット支店の定期預金金利の比較表です。 これから新たに口座 ...
また、今回は、現金プレゼントキャンペーンも実施します。
この現金プレゼントは、実際は信託期間(1年)と支払日までの日数を含める373日ですが、面倒なので1年で計算すると、税引前約0.63%の金利相当額と同じ効果がありますので、予定配当率と合計すると年利0.713%以上と高利な金融商品になります。
ただし、この商品は定期預金とは異なり、元本が保証されていません。
リスクプレミアムはそこそこ付いてますが、日本のマンション供給はすでに苦しくなっているという現実もあります。
プレサンスコーポレーションが1年以内に破たんする可能性は低いかもしれませんが、絶対に安全な商品ではないことを理解したうえで、皆さんのお手持ちの資金の状況に応じてお申し込みください。
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)株式会社プレサンスコーポレーション第1号の公式情報
eダイレクト金銭信託(予定配当率型)株式会社プレサンスコーポレーション第1号 | オリックス銀行
【参考】他の金融機関からeダイレクト金銭信託の資金を振り込む時の手数料を無料にできる銀行はこちら
eダイレクト金銭信託の資金を他の金融機関から移動させるときに、振込手数料を支払っていませんか?
他行宛振込手数料が無料になる金融機関は、たくさんありますので、利用しないともったいないですよ。
詳細は以下のページをご覧ください。
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5分で分かる他行宛振込手数料が無料になる銀行や信託銀行などの全26サービスまとめ
他行宛振込手数料が無料となる銀行や信託銀行、さらに労働金庫などのサービスをまとめました。全部で26サービスです。 一般的に他行宛振込手数料は、インターネットバン ...
【参考】社債情報はこちらを
金銭信託と同じように、通常は価格変動がなく、満期期日まで保有していれば、利息を得ることができる社債。
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