2016年1月14日(土曜日)14時30分から16時30分までの間、TKPシダックスカルチャーホールで投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2016の結果発表&表彰式の第二部をお伝えします。
第一部のrennyさんエムアットさんによるトークセッションについては以下のページをご覧ください。
-
【速報】投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016 結果発表【第一部 投資信託 これまでの10年、これからの10年】 #foy2016
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016の表彰式と結果発表がTKPシダックスカルチャーホールで開催されました。 例によって管理人も潜入し ...
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2016結果発表
今回は139名の投信ブロガーが投票しました。昨年は159名でしたので、20名の減少でした。
竹川美奈子さんとカン・チュンドさんが登場
一気に10位から3位まで発表です。
第10位 セゾン資産形成の達人ファンド
おっと、セゾン資産形成の達人ファンドが10位にランクイン。昨年11位でしたので、1つ順位を上げました。
セゾン投信のアクティブファンドであるセゾン資産形成の達人ファンドは、海外及び日本の株式に投資するアクティブファンドに投資することにより分散投資するファンズオブファンドです。
投資対象は、それぞれの地域に強みをもったファンドを安全性や長期的な収益性を基準に選別します。
現時点では、バンガード、Tロウ・プライス、アライアンス・バーンスタイン・エル・ビー、コムジェスト・アセットマネジメント、スパークス・アセット・マネジメントが運用するファンドに投資しています。
セゾン資産形成の達人ファンドは、セゾン投信以外でも個人型確定拠出年金専用として楽天証券、さらに平成29年1月30日からゆうちょ銀行のゆうちょダイレクトでも購入可能です。
セゾン資産形成の達人ファンドの基本DATA
- 運用会社:セゾン投信
- 信託報酬:1.35%±0.1944%(税込)
- トータルリターン(1年):0.18%
- トータルリターン(3年):8.66%
- 標準偏差(1年):20.90
- 標準偏差(3年):16.99
公式情報セゾン投信
第9位 <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
9位は、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド。
東証株価指数であるTOPIXに連動した連動する投資成果をめざすインデックスファンドファンドで、昨年運用管理費を下げた結果、圧倒的に低廉な信託報酬が評価されたのでしょう。
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、フィデリティ証券、など各ネット証券会社で購入可能です。
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの基本DATA
- 運用会社:ニッセイアセットマネジメント
- 信託報酬:0.1944%(税込)
- トータルリターン(1年):-0.03%
- トータルリターン(3年):----
- 標準偏差(1年):20.24
- 標準偏差(3年):----
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド-投資信託のニッセイアセットマネジメント
第8位 世界経済インデックスファンド
根強い人気の世界経済インデックスファンドがランクイン。前回も8位でした。
世界経済インデックスファンドは、三井住友トラスト・アセットマネジメントのバランスファンドであり、株式と債券が50:50という比率です。セゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと似ていますが、こちらはGDP比率を参考にた地域別構成比率を定めて資産を配分しています。
世界経済インデックスファンドは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券など各ネット証券会社やSMBC日興証券さらに一部の銀行で購入可能です。
世界経済インデックスファンドの基本DATA
- 運用会社:三井住友トラスト・アセットマネジメント
- 信託報酬:0.54%(税込)
- トータルリターン(1年):1.46%
- トータルリターン(3年):2.94%
- 標準偏差(1年):13.32
- 標準偏差(3年):11.67
世界経済インデックスファンド|三井住友トラスト・アセットマネジメント
第7位 ひふみプラス
前回9位のひふみプラスがランクイン。2ランクアップです。
レオス・キャピタルワークスのひふみ投信とマザーファンドが同じのひふみプラスは販売チャンネルが本家のひふみ投信の直販とは異なりSBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券など各証券会社や銀行で購入可能です。
-
ひふみ投信の評判やメリット・特徴を徹底解説
ひふみ投信は、レオス・キャピタㇽワークス株式会社が2008年10月1日から取り扱う投資信託で、主に日本の成長企業への投資を通じて、投資家の長期的な資産形成を目指 ...
ひふみプラスの基本DATA
- 運用会社:レオス・キャピタルワークス
- 信託報酬:1.0584%(税込)※純資産総額に応じて逓減する
- トータルリターン(1年):4.62%
- トータルリターン(3年):13.42%
- 標準偏差(1年):18.08
- 標準偏差(3年):14.11
レオス・キャピタルワークス株式会社|レオスの投資信託(ひふみプラス)
第6位 ひふみ投信
独立系直販のアクティブファンドの雄、ひふみ投信がランクインです。前回は5位でしたので1つランクダウン。
ひふみプラスと票が分散しているにもかかわらずこの成績は立派です。
特にベンチマークは定めていませんが、東証株価指数であるTOPIXを圧倒的に上回る運用成績を収めており、その点が評価されての上位進出です。
ひふみ投信の基本DATA
- 運用会社:レオス・キャピタルワークス
- 信託報酬:1.0584%(税込)※保有年数によって低廉となる
- トータルリターン(1年):4.53%
- トータルリターン(3年):13.20%
- 標準偏差(1年):18.08
- 標準偏差(3年):14.15
特別賞は「ひふみシリーズ」
10周年ということで特別賞の発表です。
特別賞は「ひふみシリーズ」です!
ひふみ投信(5位)、ひふみプラス(6位)、ひふみ年金(20位)は、すべて同じマザーファンドであるひふみ投信マザーファンドに投資しています。
これらの3本ファンドを合計した総得票数は2位のファンドを上回っています。
この功績というか票分散してしまったことを考慮して特別賞の授与につながったと思われます。
レオスキャピタルワークス コミュニケーションセンター部長石川氏が表彰されます。
レオスキャピタルワークスの石川コミュニケーションセンター部長の挨拶
本日はこのような名誉ある賞をいただきありがとうございます。
3本のファンドの総運用残高は1200億円を超えるに至りました。2008年10月に運用をはじめたときは、1億5千万円から始まったファンドでございまして、広告宣伝費が無い中で、投資家の皆様への認知を広めるべくもがいている最中ではございます。
そのような中で、ブロガーの皆様がご支持さらに紹介していただけることが会社として大きな支えとなっております。
セミナーなどで当社の商品をお知りになった理由を伺うと、よくブログを見てという声を多くいただいております。
そのような声を聞くたびに私達は大変励まされましたし、本来でしたら、ブロガーの皆様に感謝状をお送りしなければならないところを、反対にこのような賞をいただき、本当に感謝申し上げます。
本日は本当にありがとうございました。
第5位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
セゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが5位にランクイン。前回は4位でした。
このファンド1本に投資することで、世界30カ国の株式と10カ国以上の債券に分散投資することが可能です。債券と株式の資産配分比率は50:50であり、債券、株式の地域別の配分比率は時価総額比率を用いています。
私もアセットアロケーションを組むことが大変だと考える初心者向けのファンドとしては最適と思っていますので、昨年と同様5票を投票しました。最近は安定して上位にランクインしています。
-
セゾン投信の評判やセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドやセゾン資産形成の達人ファンドのメリットやデメリットを解説しました
直販型の独立系投資信託会社であるセゾン投信やそのセゾン投信が取り扱うセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドやセゾン資産形成の達人ファンドのメリットやデメ ...
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの基本DATA
- 運用会社:セゾン投信
- 信託報酬:0.7452%(税込)
- トータルリターン(1年):0.49%
- トータルリターン(3年):4.59%
- 標準偏差(1年):13.79
- 標準偏差(3年):11.40
公式情報セゾン投信
セゾン投信の運用部長瀬下氏が来場しています。表彰状はrennyさんから授与です。
瀬下部長の挨拶
長い間において、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのご支持をいただき誠にありがとうございます。
信託報酬の低減の要望が多く、耳が痛いのです。会社が継続できる範囲でお客様に還元する気持ちは常に持っておりますので、今しばらくお待ちいただきたいと思います。
直販投信ということで中々規模が大きくならず信託報酬を下げづらいという面もありますが、直接お客様とつながることで正しい投資行動をお示しするということとと正しい投資商品を提供するという2つを大事にして、これからもサポートしていきたいと思っております。
第4位 iFree8資産バランス
大和証券投資信託委託のバランスファンドであるiFree8資産バランスが初登場で4位にラインクイン。
iFree8資産バランスは、国内、先進国&新興国株式、国内、先進国&新興国債券、国内&先進国REITの8資産に均等に投資するインデックスファンドファンドです。
同じMSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)に連動する投資成果をめざすインデックスファンドファンドで、eMAXISバランス(8資産均等型)よりも信託報酬が低いのが特徴です。
iFree8資産バランスは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券やauカブコム証券など各ネット証券会と静岡銀行で購入可能です。
iFree8資産バランスの基本DATA
- 運用会社:大和証券投資信託委託
- 信託報酬:0.2484%(税込)
- トータルリターン(1年):----
- トータルリターン(3年):----
- 標準偏差(1年):----
- 標準偏差(3年):----
iFree 8資産バランス / 販売会社 / ファンド情報 / 大和証券投資信託委託株式会社
大和証券投資信託委託の商品本部参与の出村氏が来場しています。表彰状はrennyさんから授与です。
大和証券投資信託委託出村参与の方の挨拶
記念すべき10周年にこのような賞をいただきブロガーの皆様およびこの場にお越しの皆様さらに実行委員会の皆様に感謝申し上げます。
2016年9月に投入しましたが、設定直後からかなり大きな反響をいただきました。
私どもが考えますに、投資家の皆様が情報を自ら収集し分析して投資するという大きなムーブメントが起きています。その大きなムーブメントを受け止めるということが企業として大変重要ではないかと考えまして、iFreeシリーズを投入したということでございます。
その中でも、私どもこだわりがございまして、分散型ファンドは、初めて投資する方にこれとオススメできるファンドとして、ハードルが低くあるべきであると考えております。そういうこだわりをもって設計したiFree8資産バランスが評価されたのがうれしく思いっております。
iFreeシリーズは「投資、もっと自由に」がコンセプトでございます。このコンセプトで皆様の資産運用にお役に立てればと思っております。本日は、ありがとうございました。
第20位から11位の結果
毎回思いますが、第20位から11位までの発表が現地ポートを作成する身としては大変辛いです。理由は、この10本がスクリーンに映し出される時間は1分に満たないことから、間違いがあるかもしれません。
(今年は、同順位のファンドが11位2本、20位4本の合計13本でした…orz)
第20位 コモンズ30ファンド
はじめての資産運用ならコモンズ投信。長期投資で未来を育てよう
第20位 ひふみ年金
第20位 SMTグローバル株式インデックス・オープン
SMT グローバル株式インデックス・オープン|三井住友トラスト・アセットマネジメント
第20位 DCニッセイ外国株式インデックス
DCニッセイ外国株式インデックス-投資信託のニッセイアセットマネジメント
第19位 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS
概要/三井住友・DC日本株式インデックスファンドS - 三井住友アセットマネジメント
第18位 SMTダウ・ジョーンズインデックス・オープン
SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン|三井住友トラスト・アセットマネジメント
第17位 SPDR S&P 500 ETF
SPDR ETFs 日本 - SPDRR S&P 500R ETF (SPY US ・ 1557 JP)
第16位 SMT米国株配当貴族インデックス・オープン
SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン|三井住友トラスト・アセットマネジメント
第15位 eMAXIS バランス(8資産均等型)
第14位 たわらノーロード 新興国株式
たわらノーロード 新興国株式(日経新聞掲載名:l ・ 新興株式) | アセットマネジメントOne
第13位 Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型
野村インデックスファンド 愛称:Funds-i(ファンズアイ)|ファンド情報|野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型
第11位 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
概要/三井住友・DC全海外株式インデックスファンド - 三井住友アセットマネジメント
第11位 結い2101
第3位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)がここで登場。会場が少しどよめきました。2009年、2012年、2013年の覇者ですが、最近は国内インデックスファンドに押されて順位を落としています。前回同じ3位でした。
全世界の先進国株式市場および新興国株式市場への投資収益を測る基準指数(FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス)をベンチマークとする海外籍のETF(上場投資信託)です。
SBI証券や楽天証券やマネックス証券など各ネット証券会社などで購入可能です。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETFの基本DATA
- 運用会社:ザ・バンガード・グループ・インク
- 経費率:0.14%
- トータルリターン(1年、円貨ベース):5.46%
- トータルリターン(3年、円貨ベース):7.19%
- 標準偏差(3年):11.01
バンガード・インベストメンツ・ジャパンのマーケティングPR部長金野部長が登壇されました。
バンガード・インベストメンツ・ジャパンマーケティングPR部長金野部長の挨拶
竹川さんお着物が素敵ですね。(進行の時間がおして焦っている竹川さん「ありがとうございます。もうそれくらいにして、挨拶をお願いします。」)
本日は10周年おめでとうございます。FOY運営の皆様はもちろんブロガーの皆様、本日お越しいただいた皆様や応援している方々の賜物だと思います。
FOY2007でセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが1位を取ったという報告をセゾン投信から連絡があったのですが、FOYって何ですかという感じでして、全く関係の無いものだと思っていました。
2008年にVTIが2位に受賞したのですが、社内で全く反響も全く無く、当時は、メディアインタビューの仕事などを売り込んでも「間に合っています」などの返事をいただくなど、ほとんどPRの機会がないという広報的には仕事がない暇な状況で、バンガードが表に出る機会が全くありませんでした。
2009年に初めてVTが1位を取ったときに、ちょうど帰り道に楽天証券さんに一緒にプロモーションをやりましょうと言っていただき、その後もSBI証券さんやマネックス証券さん、そしてSMBC日興証券さんといったネット証券会社以外からお声をかけていただきました。
FOYで受賞しなければバンガードが表に出るのはもっと時間がかかっていた、もしかしたらまだ出ていないかもしれません。こらからもサポートをいただけると幸いです。本当にありがとうございました。
(竹川さん「ありがとうございます、金野さんも本当に素敵でwって褒めあってどうするという感じですね(場内笑))
第2位 たわらノーロード先進国株式
アセットマネジメントOneのたわらノーロード先進国株式が2位にランクインです。
たわらノーロード先進国株式は、MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)に連動する投資成果をめざすインデックスファンドファンドで、その名前のとおり申込時手数料は無料です。
たわらノーロード先進国株式は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券(投信工房)など各ネット証券会社やSMBC日興証券などで購入可能です。
たわらノーロード先進国株式の基本DATA
- 運用会社:アセットマネジメントOne
- 信託報酬:0.243%(税込)
- トータルリターン(1年):3.02%
- トータルリターン(3年):----
- 標準偏差(1年):20.79
- 標準偏差(3年):----
投資信託サービス部担当部長の花村氏が登壇されました。
アセットマネジメントOne花村部長挨拶
アセットマネジメントOne自称たわら宣伝部長の花村です。本日は栄誉ある賞をいただきありがとうございます。
昨年10月に、DIAMアセットマネジメント、みずほ投信投資顧問、
そのうち、40兆円は年金や国内外の機関投資家の資金を運用させていただいており、パッシブ運用に力を入れております。
たわらノーロード先進国株式2015年12月に設定して、現在純資産総額は62億円ですが、このファンドはファミリーファンド方式で運用しておりまして、同じマザーファンドに投資しているベビーファンドは69本ございます。マザーファンドは、2760億円で運用しております。
昨年Brexit(ブレグジット)や米国大統領選挙の際は、かなり大きく相場が動きましたが、(純資産が大きいファンドで運用していることから)ベンチマークに対するトラッキングエラーを低く抑えることができたのが評価をいただいたのかなと思います。
たわらという名前は金融商品としては珍しいのではないかとお声がありますが、欧米では、金融商品やファンドを乗り物にたとえます。
たわらはお米や小豆など包むといった容器という役割を持っておりますので、これから日本では、金融商品を「たわら」と読んでいただきたいなと思ってネーミングいたしました。
現在シリーズ19本ありますが、これからもラインナップを拡充していきたいと考えておりますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
第1位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
おめでとうございます。3連覇達成です。2位の得票に比べてトリプルスコアの圧倒的な大差をつけました。
日本を除く主要先進国の株式に投資するファンドで、MSCI コクサイ インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざすインデックスファンドファンドです。
11月10月にMSCIコクサイ指数に乖離して結構界隈をざわつかせたのも記憶に新しいところです。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド-投資信託のニッセイアセットマネジメント
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券(投信工房)、岡三オンラインやフィデリティ証券など各ネット証券会社や三重銀行&京都銀行で購入可能です。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの基本DATA
- 運用会社:ニッセイアセットマネジメント
- 信託報酬:0.216%(税込)
- トータルリターン(1年):2.68%
- トータルリターン(3年):7.39%
- 標準偏差(1年):20.60
- 標準偏差(3年):17.52
ニッセイアセットマネジメント株式会社 上原取締役執行役員の挨拶
本日は会社を代表いたしまして、3連覇ということで皆様に感謝申し上げます。
壇上には3度目といいたいとこではございますが、最初1位のときに欠席させていただきました。会社として出席できる状況ではなく、昨年登壇した際に、お詫び申し上げた次第でございます。
ブロガー皆様のご支援はもとより、今回二度目の信託報酬引き下げをしたことですべての販売会社の皆様、受託銀行の皆様のご協力をいただいたおかげでございます。ありがとうございます。そいうったご協力がなければ信託報酬の引き下げは実現できなかったと思います。
最初に投信を設定するときの信託報酬に比べて、もともと何年にもわたって運用している投信の信託報酬の引き下げは、利害関係者である委託会社と販売会社、受託銀行がそれぞれが協力しあわないとできませんので、それを調整するのが相当大変でございました。
そのことを昨年の授賞式で申し上げた次第ですが、今年も信託報酬の引き下げを実施いたしました。
これは、信託報酬低下の競争が激しくなっておりますが、私達は、投資家の皆様に長く持っていただくためにどうしたらよいのかと考えております。
私たちはコストを下げてパフォーマンスを上げて効率あげるのは当然でございまして、それと同時に残高が着実に上げていくことを目標としております。
皆様のご支持により残高が着実に増えていますので、皆様に還元するのが当然でございます。
一昨年は60億円、昨年は180億円ぐらいでしたが、今年は396億円になっております。ここまでくると皆様のご支援の賜物でございます。
態度で利益を還元するのが当然と考えておりますので、ご支持をいただいたのはありがたいと思っております。
引き続きご支援をいただければと思います。もちろん4連覇目指して頑張ります。ありがとうございました。
10年間の累計のトップ1は
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドがトップになり、2位がVT、3位がセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドです。
4位が結い2101、5位がひふみ投信でした。
運営委員長rennyさんの挨拶
rennyさん:今年のFOYはいかがでしたか?まずは司会をお勤めいただいたお二方(竹川さん、カン・チュンドさん)ありがとうございました。
それから休日に起しいただいた運用会社の皆様ありがとうございました。
今年の総評といたしまして、今年はご覧の通りインデックスファンド強しというかコスト革命がさらに強まったという印象が強かったと思います。
この戦いがどうなっていくのか予想はつきませんが、このようなファンドが支持されているという事実が業界を突き動かしていくのかと思います。
今回新たな投信会社が壇上に立つというのも大きなことだと思います。いつも同じ顔ぶれではなくて、新しい投信会社が参入したのはよかったと思います。
カン・チュンドさんはどのようにお考えですか?
カン・チュンドさん:低コスト化の流れは続いているのですが、投資という言葉の意味合い、概念みたいなものを、冒頭の森長官のコメントの中で「資産形成」という言葉があったのがいい意味でショッキングでありました。
運用するのが仕事ではない普通の人がリスクを取ってお金を増やしていく行為は投資というよりも資産形成という言葉を当てはめた方がマッチするのではないと考える方が草の根で増えてきて、またこういう結果に現れているのではないかと。また、全うな投資とはどういうものなのかを一人ひとりが気づき始めているのではないかと感じました。
rennyさん:ありがとうございます。竹川さんいかがでしょうか?
竹川さん:さっき動揺してしゃべることを忘れてしまったのですが(場内笑)
私、2007年のFOY授賞式からずっと見てきたのですが、1部でもありましたが、運用会社の方が挨拶して、その場で投信ブロガーの意見を聞いて改善されたりよくなったりする例がたくさんありましたので、いい意味で投資家が勉強していいファンドに投資するといった方向に行ったほうが良いと思いますし、運用会社もぜひ耳を傾けていただいていいファンドを育てていただければと思います。初登場のファンドが多かったのですが、個人的には10年、20年経ってもファンドが入れ替わることなく、アメリカのように長い間運用されて残高が増えるファンドが増えていけばよいかと思います。
rennyさん:ありがとうございます。そのようにロングセラーのファンドが増えていって欲しいと思ってFOYを始めたものありますが、この10年のランキングを見ていただいても最初に1位を取ったファンド(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド)が累計ランキングでも3位はいっていますので、僕が思い描いたように結果が反映されてきたと思います。
ただ、ちょっと奮起といいますか、日本株、いや日本株だけではなくアクティブファンドがもっと頑張ってほしいとは思います。インデックスファンドだけではつまらないですから、骨太でしっかりした信頼されるアクティブファンドが登場して欲しいと思います。
次回はどういう結果になるかは分かりませんが、次回も投信ブロガーの皆様ぜひご投票をお願いします。またまだブログをやっていないという方も今日から投信ブログをはじめていただければ、投票権をほぼ手中におさめるかと思いますので一歩踏み出していただければと思います。
本日は長時間、ありがとうございました。
ということで現地からお伝えしました。
ということで現地からは以上となります。ほぼリアルタイムでタイピングしているため、誤字脱字があれば訂正いたします。また、記事公開後、時間を見つけて加筆する予定です。
関係者各位お疲れ様でした。
この後の投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2016の実行委員の皆様や登壇された運用会社の方も参加される懇親会が開催します。
懇親会の実行委員やっておりますので、その模様は後日レポートします。
-
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016懇親会は皆様のおかげさまで無事に終了したので気になる事にお答えします #foy2016
1月14日に開催された投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016の表彰式の速報は当日お伝えしました。 その表彰式のあとに私と凍死家テリーさん ...
【参考】他の年度の投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Yearの現地レポートはこちら
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2013
-
[速報]「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2013」結果発表&表彰式 #foy2013
エッサム神田 本社ビル4階 こだまホール19時から開始した投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2013に潜入してきました。 当日はあいにくの雨 ...
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2014
-
[速報]投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2014 結果発表 #foy2014
本日19時より渋谷シダックス・カルチャーホールにて開催された投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Yearが開催され、昨年に続き管理人もライブで参加しま ...
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2015
-
【速報】投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2015(第1部 トークセッション) #foy2015
2016年1月15日(金曜日)19時から21時までの間、日比谷コンベンションホールで投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2015が開催されまし ...
-
【速報】投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2015(第2部 結果発表) #foy2015
2016年1月15日(金曜日)19時から21時までの間、日比谷コンベンションホールで投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2015の結果発表&表 ...
Copyright secured by Digiprove © 2017