ゆうちょ銀行金利優遇キャンペーンが2016年2月1日からスタート【2016年2月29日まで】

日ごろの感謝をこめて「１年定期を金利優遇」ということで、２０１６年２月１日から１ヶ月間ですが、ゆうちょ銀行が定期預金キャンペーンが実施することを公表しました。が期待はしないでください。まずは詳細を確認してみましょう。

【追記】このページは２０１６年１月に公開したもので、紹介したゆうちょ銀行の定期貯金キャンペーンはすでに終了しています。最新のゆうちょ銀行の定期貯金キャンペーンは以下のページをご覧ください。

また、他の金融機関の高利の定期預金キャンペーンをお探しの方は以下の記事も合わせてご覧ください。

ゆうちょ銀行　年金　金利優遇キャンペーンの詳細

• 預入期間：２０１５年２月１日から２０１６年２月２９日
• 預入対象：ゆうちょ銀行の口座で公的年金を自動受け取りしている方
• 預入期間：１年
• 預入金額：１,０００円以上１００万円まで（１,０００円単位）
• 適用金利（２０１６年２月８日まで）：年０．１３５％（店頭表示金利＋年０．１％）
• 適用金利（２０１６年２月９日から）：年０．１２５％（店頭表示金利＋年０．１％）　※ゆうちょ銀行は、２０１６年２月９日に定額貯金・定期貯金の金利を引き下げました

プレスリリース「日頃の感謝をこめて「1年定期を金利優遇」 ～ゆうちょ銀行で公的年金の自動受取りをご利用のお客さまに～」－ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行　年金　金利優遇キャンペーンの注意点

対象者は公的年金自動受取者のみ

キャンペーン期間中、ゆうちょ銀行で公的年金の自動受取を利用している方限定です。ちなみに公的年金は、国民年金、厚生年金、共済年金、恩給などが対象となります。

１人１００万円までしか預けられない

限度額は１００万円までです。この程度の金利ならば、ゆうちょ銀行の預け入れ限度額である１０００万円まで上乗せすればいいと思いますがいろいろ無理なんでしょうね。

１人１回しか利用できない

一度金利優遇の定期貯金を預けたら、金利優遇権利は消滅します。よって、再度キャンペーン期間中に預けても対象となりません。たとえ、最初に預けた金利優遇の定期貯金が３０万円で、つぎに７０万円預けても、店頭表示金利となりますのでご注意ください。

「日ごろの感謝をこめて」とうたうわりには、感謝しているとは思えない金利

せっかくゆうちょ銀行を利用している公的年金受給者の方に感謝という割には、どうしようも無い金利設定です。

公的年金の受取者に対する優遇定期預金は、地方銀行、信用金庫、信用組合などは１年もの定期預金金利で０．５％以上出すところが結構多いにもところが多く、今回紹介した０．１３５％程度の金利は、まったく魅力的ではありません。さらに１００万円までしか預けれることができないのもマイナス材料。こんな定期貯金に預けるくらいならば、大手ネットバンクにでも預けたほうがなんぼもマシですが、ターゲットとしている客層が大手ネットバンク利用しないからいくら言ってもダメですな。

ご両親や祖父母の方がこの定期貯金を預けようとしている場合は、もっと条件が良い定期預金がいくらでもありますので、止めてください。

銀行などの年金受取優遇定期預金はこちらです

地方銀行や信用金庫などは年金受取している方向けの金利上乗せの定期預金キャンペーンを実施しています。

このほか独自に年金受取指定した方に特典をつける金融機関が多いので、ゆうちょ銀行（郵便局）よりも優れていると思います。

地方銀行などの年金受取優遇定期預金

信用金庫の年金受取優遇定期預金

ＪＡ（農業共同組合）の年金受取優遇定期預金

高利の定期預金キャンペーンは沢山ありますよ！

高利の定期預金キャンペーンはまだまだたくさんあります。お探しの方は、以下の当ブログで高金利の定期預金ネタを総まとめにしたエントリーをご覧ください。

【参考】預けた定期預金の満期資金を無料で他の金融機関に移動させる方法

預けた定期預金満期金を無料で他の金融機関に振り込む方法は以下のページで解説しましたのでぜひご覧ください。

ゆうちょ銀行は、SBI証券、マネックス証券、楽天証券などの主要ネット証券会社のほか、インヴァスト証券、マネーパートナーズ、ＤＭＭＦＸ、ＬＩＯＮ ＦＸなどにおいてクイック入金可能ですので、振込手数料を支払うことなく他の金融機関へ資金を移動することが可能です。

【参考】他の金融機関から定期預金の資金を振り込む時の手数料を無料にできる銀行はこちら

定期預金の資金を他の金融機関から移動させるときに、振込手数料を支払っていませんか？

他行宛振込手数料が無料になる金融機関は、たくさんありますので、利用しないともったいないですよ。

詳細は以下のページをご覧ください。

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